ラストオリジンの司令官の正体について考える

  ムチムチゲーで有名なラストオリジン。実は結構ストーリーが面白い。ただラストオリジンをやってるとムチムチに頭をやられてコレこういうことじゃない?と話を忘れそうになるので、司令官の正体や思いついたことを書く。韓国版実装済みのシナリオについてはラストオリジン和訳 2nd Seasonさんのツイッターで読んでるので内容含めてアレコレ書くのでネタバレを盛大にする。
 日本版のシナリオについてはSCVさんから文章を引用する。

司令官の正体について

 自分が思ってる司令官の正体はアダムである。ゲーム中ではやたらエヴァの子供であると匂わせてくるし、ラビアタもエヴァの子では?と予想している。

ラビアタプロトタイプ: アダム・ジョーンズ、エヴァ……そしてご主人様に付与された権限ID アベル……
ラビアタプロトタイプ: だとしたら、ご主人様は……もしかするとエヴァの……

ハコブネ!逆バニークライシス! サブストーリー 一方、彼女達は……?01

 だが作中の人物が予想してるということはそのままその通りでは面白くない、つまり逆説的にありえないのだ。
 となるとエヴァのこのセリフが重要になる。

 エヴァ:それに…あなたはもう少し罰を受ける必要があります。

メインストーリー 7-5 OP

 罰を受けるとなると思いつく候補は、エヴァがバイオロイドになるキッカケを作ったキムジソク、アダムを暗殺したアンヘル、アダムを奪ったアミーナ、そしてエヴァがバイオロイドになった途端アミーナと再婚をしたアダム、である。
 エヴァは罰を受けろという割には司令官のことを大切してるし、アミーナの悪口はめちゃくちゃいうのにアダムのことは悪く言わない。そう思うと罰を受けさせつつも、大切にしたい人物、それはアダムしかありえない。

 ただ司令官はエヴァの子供であるという話がそのままホントという可能性もある。その場合は三位一体である。
 三位一体について説明する前にまず他の説明をする。ラストオリジンは聖書を参考に作られてる節がある。一番わかりやすい所はアダムとイブだろう。

主人公: - ここまで露骨にされては誰だって気付く……。聖書に登場する最初の女性、イヴ……または……
エヴァ……
主人公: - そして、箱舟に来た時の俺の認識名「アベル」……最初の男性と最初の女性の間に生まれた……二番目の息子。

箱舟と春待つ護り手 EV1-17 ED

 そして聖書の主人公といえるのがキリスト。司令官はしばしばキリストと重ねられていると思われる部分がある。司令官はキリスト教系元カルトのコウヘイ教団から救援者と呼ばれているが、この救援者は救世主であるキリストの言い換えであるだろう。

主人公: - コウヘイ教団で信じられている救援者が降臨する日だと聞いた。名目上、俺がその救援者となってしまっている関係で何が何だか分からない状況だが、教団のみんなは特に気にしていないようだ。

光届かぬ聖域 Ev1-1 OP

 そしてキリストといえば三位一体である。父であり、子であり、聖霊であるというやつである。
 司令官はアダムであり、エヴァの子であり、アミーナの知識であると考える。

 司令官には優れた指揮能力と鉄虫の知識があるが、鉄虫の知識に関しては滅亡戦争までのもののようだ。10章後のイベントでトリックスターに似た鉄虫と戦ったが何かを感じることはなかった。知識には植え付けられた感覚があるようで、だとすればアミーナの知識だろう。
 滅亡戦争までの鉄虫知識と優れた指揮能力に当てはまる人物であり、モジュール等記憶に関する技術がある世界なのでアミーナの知識を植え付けることはできるはずだ。
 アミーナの知識ではなくアミーナそのものの可能性もあるが、アミーナ自身ならエヴァの罰がもっと厳しいものになりそうなのでたぶん違う。
 以上からエヴァの子なら司令官三位一体説を推す。

 ところでウォーターパークではエヴァから司令官に関わる情報が渡された。それは決断に必要なもので、ラビアタやカーンが絶句するものだったようだ。
 やはり衝撃の事実となるアダムであること、必要な決断とはアダムの記憶を解放して、アダムにしかできなかったバイオロイド技術を使うことではなかろうか?
 衝撃の事実を重視すると司令官鉄虫説もありえる。修正される前の肉体交換前の司令官の姿が鉄虫だった。描写との矛盾する関係で人に鉄虫がとりついている形になったが、体を取り換えても鉄虫の言葉が未だ鉄虫の言葉わかる以上鉄虫関連のなにかの可能性も高い。
 司令官が鉄虫だった場合、決断は鉄虫と同盟を組むことだと思う。鉄虫には争う二派が確認されているが、エヴァと共に行動したもの確認されている。

エイダーType-G: 過去に最後の人間様が現れる前、突然鉄虫たちの中から別の鉄虫たちを率いて脱出したバイオロイドがいました。
エイダーType-G: 外見はエヴァプロトタイプと同一ですが、エヴァプロトタイプに比べ、遥かに強力な戦闘力を有していました。
エイダーType-G: 鉄虫たちから脱出してきたという特異事項。そして消えたエヴァプロトタイプと同一の外見。鉄虫の一部を率いることが可能な能力。

メインストーリー 7-2Ex OP

 エヴァが鉄虫を操った可能性はあるが、二派以外の勢力の鉄虫のいるのではないか?鉄虫の敵である星の落とし子も倒さなければいけない相手だし、鉄虫の勢力情報がわかれば同盟が組める相手がいるかもしれない。

終わりに

 司令官の正体について以上である。アダム説、三位一体説、鉄虫説と色々まとまりなく書いていった。ラスオリのアレコレ考えていることは司令官の正体以外にもあり、エヴァが複数いるのではないか、空中に研究所がある可能性、司令官のお世話する役割の人物がエヴァの子供とか、10章で大型鉄虫が探してるのはマリオネットの遺伝子の種で鉄虫化したマリオネットを作ろうとしてるんじゃないかとか、PECSの会長が初期司令官状態、脳鉄虫で復活など色々ある。
 いくつかは今年中には答えが出るだろうし気が向けばまた書くかもしれない。ラスオリといえばムチムチだが先を読みがいのあるストーリーもまたラスオリである。ゆえにムチムチ最高と唱えながら、もしやこれはと頭を活性化させていこう。では最後に

ムチムチ最高!


さぽーとすると映画館にいくかいすうが増えます