ブルーベリーを挿木する

2月末、実家のブルーベリーの剪定(採穂)

夏休み実家に帰り、白い木戸を開けて庭へ出ると、石畳の横にずらりとブルーベリーがなっていて、子供達が喜んでいたのを思い出しました。

2月に帰省した時に、休眠枝挿し(芽吹いてない時期に挿木することらしい)用の枝を、上の方から少し切らせてもらうことに。

この切る作業が、結構勇気がいるというか。母の
大切なブルーベリーの木を痛めないよう、形を整えるよう、しかも切った枝が挿木に使えるところって…
いったいどこ?!昨年出たばかりの勢いのある新芽がいいらしいのですが…判別がつきません。

ネットで読んだ情報だけでは、理解するのが難しかったので、YouTubeで「ブルーベリー、採穂、挿木」等を検索して動画で見たら、わかりやすかったです。案外、バチバチ切っちゃって大丈夫みたい。

枝が重なって日当たりが悪いところや、実を取りにくい下の方や高くて手が届かないところは、結局収穫出来ないから、切ってしまった方がいい、というのを聞いて、かなり気が大きくなり、大胆に、勢いある芽をいただきました。

ブルーベリーは、同じファミリーの2種類以上の株を受粉させないと実がつきにくいと聞いていたので、しっかり、違う株から、それぞれ枝の一部をいただいてきました。

とりあえずは、少し湿らせた新聞紙に巻いて、ビニールに入れて野菜室へ。3月とか、だいたい桜の時期になると、温度も安定して、挿木に適した気温になるらしいので、それまでの我慢です。

せっかちな私は、剪定しながらも、すぐにでも土に植えたい!!増やしたい!!という気持ちがおさえられないくらいなんですが。笑

3月末、挿木の時が来た!

あんなにテンション高く、採穂したブルーベリーの枝たちですが、実家の野菜室に忘れてきてしまい、宅急便で送ってもらいました。
お母さん、ブルーベリーの挿木の季節だよ!送って!(やれやれ by母)

まずは、枝を鋭利な刃物で10センチくらいにカットして、水に2〜3時間つけておきます。

その間に、土を買ってきて、配合します。
うちは、ピートモス+鹿沼土を半々で配合しました。底石もつめて、通気性を確保しつつ、挿木の断面にしっかりと土が密着していることが、発根には大切だとのこと。

土に植え込む時に、枝の下をvの字にカットするのですが、この動画を参考にしました。あとは、毎日欠かさず水やりをして、暑い日は夕方帰宅してからも水分補給をしてあげます。

プランター×2と植木鉢2つで、合計22本の挿木が完成。土はピートモスが少し余ったくらいで、ほぼぴったりでした。

こうやって見ても、まだ棒が刺さってるみたいな気持ちですが、いつの日か実がなることを夢見て、しっかりお世話します♫

挿し穂から6週間後

ブルーベリーを挿木して、早いもので6週間がたちました。今朝、お花や野菜とともに、ブルーベリーにお水をあげていたら…
!!
枝の先から、小さな緑の芽が出てるではありませんか。

なんて可愛いんでしょう✨

約1か月で芽が出るって書いてあったから、まだかまだかと心配してたの…よかった!
不思議なもので、葉っぱ🌱が出てくると、俄然ブルーベリーの植物感が増しました。

あとは、次の数ヶ月で根っこが生えてくるらしい… そこまで、動かさずに見守ります。今気づいたんだけど、今年はブルーベリーはお花なんて咲かないのかな?まだこんなに小さいもんね。仕方ありません。

22本のブルーベリー全てに根がついて、巨大化したら、うちのベランダはジャングルになっちゃう?!今のうちにもらってくれる先を考えておくべき?だけど、違う株から採取した2本セットじゃないと実が付きにくいし…

どの枝をどの木から採取したか、ラベリングしとくべきだったかな…

などという考えが頭をめぐりましたが、お花も咲かないのに実がつくなんて、いったい何年後になることやら。今はいらぬ心配ですね、きっと。
とりあえず、根付いてくれることを祈ります。

挿し穂から2ヶ月半

今朝のブルーベリーたち。植木鉢の細めの1本を除いて、立派に葉っぱが芽吹いてくれています。ほっ。

ここから先は、正直、何をしたらいいかわかりませんが、根が付くまでは、灼熱のベランダの夏をどうやって越したらいいか、考えなくては。

直置きだと良くないみたいなので、炎天下の直射日光は避けつつ、棚にあげてみたり、エアコンの室外機の向きを変えたり、対策が必要そうです。

ブルーベリーは、8月21日の誕生花なんだそう。あ、旦那の誕生日だ。いつの日か、白いスズランみたいな花を沢山咲かせてくれるよう、お水を忘れずにあげるからね!がんばります。


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