投資の心構え~相場は大口投資家によって意図的に動かされている~

大衆心理と機関投資家の動きを理解せよ

個人投資家
個人投資家は個人が自分の資産を投じて自分の資産を増やすことをいい、日本では株式投資を行っている人が1500万人ほどいる。個人投資家は上述したように自分の利益最大化が目的であるため、機関投資家と異なり自分が損失を出すと分かった場合は、簡単に損切を行うことができる。
個人投資家は機関投資家ほど資金がないので機関投資家がとったポジションにのっかって利益を得ていくのがポイントだ。

機関投資家
機関投資家は銀行や証券会社、投資顧問会社、生命保険会社といった企業が投資を行う。
しかし機関投資家が大量に売却してしまうと日経平均が大幅に下落してしまう日本企業の損失につながってしまう。このようなことから機関投資家は個人投資家ほど自由に売買を行えないのが特徴だ。

世界の受託資産67兆USドル強のうち約11兆ドル以上を運用しているのが機関投資家と呼ばれるいわゆる大口投資家
大きな値動きは彼らが作っている。
僕たちが作れる値動きは本当に見えるか見えないか微々たるものだ
1億円を入れても微々たるもの。

投資の市場は欲と恐怖にまみれた戦場

投資の市場は参加費を支払って
一攫千金を獲得できる100m走に近い。

僕らのスタートラインから99m先に機関投資家がいる。
そしてスタートの音を鳴らすことができるのも彼らである。
僕たちが勝つことは100%不可能だということがわかる。

ここで出てくるのが大衆心理である。

大衆はそんなゲームに参加するか?
あなたはそのレースのスタート位置に立つか?
絶対に立たない。

だから世界は欲と可能性を見せて、大衆を出来るだけレースに参加させる。

・楽して稼げる
・勝手にお金が入ってくる
・汗を流さなくても、お金がお金を増やす
・いい生活、快適な生活が待っている

そんな甘い幻想を抱かせる。
99m前にいる彼らはブランド品を身につけ美人の姉ちゃんからの黄色い声援を受けてスタートラインに立っている。
彼らは大衆を騙し、動かすプロだ。

スタートを鳴らすピストルを
100m先まで投げ捨てたり、昼寝をしたりして、
大衆がレースに参加して勝てるかもと促す。

そして十分に参加者が増え、参加費を徴収し、
皆が後戻りできないところでもう片方のピストルを出して
レースをスタートさせる。

レースがスタートしたら、思惑の外れた人が焦る。
自分の支払った参加費を返して欲しいと焦る。
でもレースは始まったから回収などできない。

レース会場は欲と恐怖で動いている。

僕たちはこういう戦場にいることをわかる必要がある。

戦場で勝つために必要な2つのこと

投資で勝つには
 1.大衆心理を理解する
 2.機関投資家の動きに合わせること
この2点のみを押さえること。
1.は学べる。
しかし
2に関してはそれは理解も、予測もできない。
そのためロスカットが発生し、勝率100%は実現不可能になる。

それでも稀に僕たちでも勝てるレースがある。
それが機関投資家が走り終えた後に
はじまる残骸レースだ。
彼らはもうレースを終えている。
そこでなら勝てる。

僕たちが実践している学びと手法は
1と2を完璧に網羅した手法である。

相場と仲良くなる=機関投資家の動きに合わせる
欲と恐怖で動かずルールを遵守する=大衆心理を理解する

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