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頂き女子、りりちゃん  匿名1


はじめに

頂き女子 という言葉を聞いたことはあるだろうか。

頂き女子 という言葉を聞いて思い浮かべることは何だろうか。

「何それ」「p活?」「何を頂くの?」「詐欺師?」

頂き女子 という言葉を調べて思うことは何だろうか。

「裏引き?」「詐欺師?」

りりちゃんの中身を知らない大半の人はこう思うのではないだろうか。

「詐欺師じゃん」

私も最初は頂き女子はその類だと思っていた。はいはい、要は色恋かけて大金騙し取るんでしょ、結婚詐欺みたいなやつね。と思っていた。

でも、全部違った。

大金を「頂く」可愛い女の子、りりちゃん。りりちゃんについての私なりの見解を書いていきたいと思います。

私がりりちゃんを知ったきっかけ

私がりりちゃんの存在を初めて知ったのはある女の子がりりちゃんのツイートをリツイートしていた時だったと思う。確か「ホストクラブで◯◯◯円会計」みたいな、そんな感じ。へえ、この子もホス狂いなんだ。と思ったのをうっすら覚えている。

2度目にりりちゃんの名前を見たのは1度目と同じようにある女の子がりりちゃんのツイートをリツイートしていた時。確か「頂き女子」についての何かだったと思う。私はそこで初めて「頂き女子」という言葉を知ったけれど、上にも書いたように何それ、詐欺師?くらいの感覚で特に気に留めることもなかった。

3度目にりりちゃんの名前を見たのは割と最近で、前回と同様ある女の子がりりちゃんのツイートをリツイートしていた時。りりちゃんに送られた質問箱の内容にりりちゃんが答えているそのツイートに、私は一瞬で魅了されてしまった。
「え、何この子すごい、考え方もすごいし何より自分をちゃんと持ってる、何この子」

軽く体に電気が流れたような衝撃が走った。
りりちゃんから吐き出される言葉たちに一目惚れしてしまった。

すぐにりりちゃんのプロフィールのページへ飛び、りりちゃんのツイートを読み漁った。
下へ下へとどんどんスクロールしていったけど、古い日付けまで遡らなくともりりちゃんの魅力は十二分に伝わった。この子、すごい。

りりちゃんのことをもっと知りたくなり、りりちゃんのことを追い始めた。
上辺だけ「それっぽい」人は山ほどいる。何者かであるように振る舞うだけの人。奇を衒っただけの人。どこかで見たことをまるで自分の経験のように語る人。
りりちゃんもそうなんじゃないのか、そうだったら残念だな、期待と不安を抱きながらりりちゃんを追った。

が、不安は取り越し苦労に終わり、ものの2.3日りりちゃんを追っかけただけでりりちゃんが紛い物ではなく本物だということを確信した。
りりちゃんはすごい。
私がそう思ったのは主に質問箱への回答だった。

「りりちゃん」という救世主

色んなことで悩む女の子達、この世から消えたい女の子達、生きるのが辛くて苦しい女の子達、誰にも話せない悩みを抱えていた女の子達、これまでどれ程の女の子達が、レディ達がりりちゃんに救われてきたんだろうか。

りりちゃんは言葉遣いも考え方も独特だ。そしてそのどれもが何かを読んだり見たりして得た知識や考えでもなく、誰かに聞いた考えでもなく、全部りりちゃん自身がりりちゃんの人生で経験したもの、培ったものを搾り出しながら考えて、答えているのが見ていてよく分かるし伝わってくる。
りりちゃんに見えているものは、私が見ようとしているもの、見たいと思っているものの遥か先にあるように思えた。その鮮やかで繊細な視点に正直少し嫉妬もした。

百聞は一見にしかずなのでりりちゃんの質問箱の一部を紹介したいと思う。

りりちゃんの質問箱の回答


りりちゃんの質問箱の回答



1枚目の質問箱はいつもリプライで文句を言ってくるアンチですらも「これだけは同意する」と認めていた。

2枚目の質問箱は、職種が何であろうと、働いていようとなかろうと、不安を抱える全ての人に響くんじゃないかなと私は思っている。というか不安になる物事全てに対応できるんじゃないかとすら思っている。

そろそろ少しずつりりちゃんの魅力が分かりはじめてきたのではないだろうか。

頂き女子について(長いです)

頂き女子を簡単に説明すると、裏引き。裏引きが何かは各自で調べてください🙇‍♀️

何度も言うようでくどいけど、私も最初は頂き女子は詐欺みたいなものだと思っていた。
しかしりりちゃんとりりちゃんの吐き出す言葉たちを見ていくうちに「あれ?詐欺ではないのでは?」と思うようになってきた。

りりちゃんがターゲットにするのは趣味も生き甲斐もなく、毎日ただ会社に行って家に帰って寝るだけの、色で例えるなら灰色の、そんな人生を歩んでる男性達だ。りりちゃんは愛情と敬意と感謝を込めてそういった男性達のことを年齢問わず「おぢ」と呼んでいるのでここでも使わせてもらうことにする。

「自分は何の為に生きてるのか、自分は何の為に働いているのか。理由が分からない、分からなくなってきた。」

こう思ったことのある人はたくさんいるんじゃないだろうか。

学生の頃は自分も人並みに恋愛をしたり、人並みに趣味に興じたり、結婚して子供ができて、多くは求めないけど平凡で安定した生活をしていくんだ。と思っていた人はたくさんいるんじゃないだろうか。

けれども現実はなかなかうまくいかず、食うには困らないけどどこか心にずっと穴が開いているような、その穴が開いてる期間が長すぎて開いてることが当たり前になってるような、それを考えることすら面倒になってしまっているような、そういう思いをしている人、苦しいことが当たり前になってしまい心が麻痺してる人は結構いるんじゃないだろうか。

りりちゃんはそういう人たちに「救いの手」を差し伸べる。

おぢの灰色の人生に絵の具を垂らす。最初は赤かもしれないし青かもしれないし私には分からない。
ネット社会に興味を持てず、たまに競馬やパチンコに行き、外食時はラーメン店や無難なチェーン店に赴き、家にいる時はテレビ番組をなんとなく見ているけれど乾いた笑いしか出ないような日々の生活に「りりちゃん」が色を添える。



人に好かれるより、誰かを本当に大切に思うことの方が何倍も難しいと私は思う。

りりちゃんは、おぢ達にりりちゃんを大切に思うことのできる機会を与えている。
お金をたくさん積めば自分好みの相手とお付き合いできたり結婚できるかもしれないしそれなりに愛してもらえるかもしれないけど、誰かを好きになったり大切に思う気持ちはお金では買えない。

人を大切に思うということがどういうことなのかを知らない、もしくは忘れているおぢに、りりちゃんはきっかけを与えている。

夜の世界の女の子が客に「ガチ恋」されることはよくある。そこら中に溢れている。
が、りりちゃんのガチ恋はそんじょそこらのガチ恋ではない。
愛に位なんてないと思うけど、もしあるとしたらその上位に君臨するのは「無償の愛」なのではないか。

付き合うことを求められるガチ恋、体の関係を求められるガチ恋なんて誰でも仕掛けられるしこちらから仕掛けなくても夜の世界の女の子であればちょちょいのちょいで勝手に惚れられてしまう。
でもりりちゃんはおぢたちに「無償の愛」を体験させてあげることができる。
付き合うことや体の関係なんていうくだらない鎖に縛られない、りりちゃんが笑っていてくれればそれだけでいい、りりちゃんが生きてさえいてくれればそれでいい、と心の底から思えるような愛。そしてその為ならお金を渡すことも厭わない、騙されてもいいとすら思える、愛。


少し私の主観の話になるけれど、人生でそう思える相手と出会えた人はどれくらいいるだろう。
そう思える相手がいる人、いた人なら分かってもらえるかもしれない。何事にも代え難い、お金で買うことのできない満たされた気持ち。
私は結果がどうであれ、そう思える相手に出会えたことがとても幸せなことだと思う。

その最大級の幸せを、りりちゃんはおぢ達に与えることができる。
生きる意味を与えて、おぢ自身の存在の価値を高めることができる。「何もない自分」から、りりちゃんを大切に思う自分になる。
そこから無限に付加価値が広がっていく。りりちゃんを大切に思う優しい自分、りりちゃんを守りたいと思う男らしい自分、りりちゃんの役に立ちたいと思う頼りになる自分。りりちゃんの為に生きる自分。

エンジンさえかけてしまえば後は勝手に廻り出す。生きる意味を、生きる喜びを、おぢ達は勝手に見出していく。おぢの灰色の人生がとてもカラフルな人生になる。

その対価にお金を「頂く」女の子、りりちゃん。
自分からくださいとは言わない。相手がりりちゃんの役に立ちたくて渡したがるからそれを「頂く」女の子、りりちゃん。

りりちゃんはそれを魔法と呼んでいる。

魔法少女りりちゃん

私はおぢではなく単なるりりちゃんのいちストーカーだけれど、気付いたら魔法をかけられていた。
お金は渡しておらず、りりちゃんのツイートや配信を見ているだけなんだけど気付いたら心を奪われていた。

りりちゃんが悲しんでいると私も悲しい。
りりちゃんが喜んでいると私も嬉しい。

こう思っている女の子が、私以外にもたくさんいる。私はりりちゃんのストーカーの中では新参だけれど、何年も前からずっとりりちゃんのことが大好きなストーカー先輩もたくさんいる。

私は、りりちゃんが魔法をかけているのはおぢではなく、傷付いた女の子たちなのではないか、とよく思う。

りりちゃんのストーカー達の環境、過去、年齢、職種、趣味嗜好はバラバラだ。夜職の人も昼職の人も無職の人もいる。男性を毛嫌いしてるストーかもいれば常に男性のことしか考えていないストーカーもいる。

笑ゥせぇるすまんじゃないけど、みんな心に隙間があって、何がその隙間を埋めてくれるのか分からない。
でもその隙間にりりちゃんの言葉がすっぽりと収まる人はたくさんいると思う。

心で生きることに価値を見出せず、合理的に生きることこそ美徳とされつつあるこの時代に、感情のある人間として生きる上で大切なことをりりちゃんはたくさん教えてくれるし、思い出させてくれる。



少しでもりりちゃんの魅力が伝わってくれたら嬉しいです。



匿名1