ミュージカル「SIX」の「Anne Boleyn’s Introduction」を訳してみた(試訳:ご意見ご感想叱咤お待ちしています)

こちらはアルバム版には入っていないナンバーです。「あの」アン・ブーリンの他己紹介?のような楽曲。大変短いです。

[JANE SEYMOUR]

The one you've been waiting for

[ジェーン・シーモア]

お待ちかねの娘の登場よ

[ARAGON, CLEVES, HOWARD AND PARR]

The one you've been waiting for

[キャサリン・オブ・アラゴン、クレーブス、ハワード、パー]

お待ちかねの娘の登場よ

[KATHERINE HOWARD]

The mystery

[キャサリン・ハワード]

神秘的な娘

[ANNA OF CLEVES]

The one who changed history

[アンナ・オブ・クレーブス]

歴史※1を変えた娘

※1 ご存じのとおり、このアン・ブーリンとヘンリー八世の結婚騒動のおかげ?でイギリスはローマカトリック教会から「離脱」し、ひいては英国国教会が成立することとなる。

[ARAGON, SEYMOUR, HOWARD AND PARR]

History

[キャサリン・オブ・アラゴン、シーモア、ハワード、パー]

歴史を

[ANNA OF CLEVES]

The one who changed  history, mystery

[アンナ・オブ・クレーブス]

歴史、そして秘跡※2を変えた娘

※2 mysteryの訳出だが、ここはカトリック教会からの離脱を踏まえ(カトリックの)秘跡、としてみた。
勿論historyと韻を踏んでいる。

[ARAGON, SEYMOUR, HOWARD AND PARR]

The temptress

[キャサリン・オブ・アラゴン、シーモア、ハワード、パー]

妖婦ね

[CATHERINE OF ARAGON]

The one with the plan

The plan to steal the man

[キャサリン・オブ・アラゴン]

計画を練っていた娘

男※3 を盗む計画を、ね

※3 勿論ヘンリー八世のこと。
これを「盗まれた」キャサリン・オブ・アラゴンが歌うところが…

[ARAGON, SEYMOUR, CLEVES, HOWARD AND PARR]

Anne!

[キャサリン・オブ・アラゴン、シーモア、クレーブス、ハワード、パー]

アン!

[CATHERINE PARR]

The one who chased the king

[キャサリン・パー]

王を捕まえた娘

[JANE SEYMOUR]

But paid the price with the swordsman's swing

[ジェーン・シーモア]

でも、その代償を執行人の剣の一振りで贖った女※4

※4 これまたご存じのところかと思うが、結婚、エリザベス(後のエリザベス1世)出産、男児の流産などののち、アンは斬首され殺された(1536年)

[ARAGON, SEYMOUR, CLEVES, HOWARD AND PARR]

Will she be the one to win?

Anne Boleyn

Anne Boleyn

Anne Boleyn

Anne Boleyn

Anne Boleyn

Anne Boleyn

Anne Boleyn

[キャサリン・オブ・アラゴン、シーモア、クレーブス、ハワード、パー]

彼女は勝者になるのかしら?

アン・ブーリン

[ANNE BOLEYN, spoken]

What? Oh, sorry!

[アン・ブーリン]

何?ああ、ごめん!

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