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2000年前後の奄美在住オタクのエッセイ本発行について

1990年代、
オタクカルチャー雑誌の文通コーナーを読み、返信用封筒同封の手紙を送って島外に住む同じ趣味の友人を作ってみたり、
南海日日新聞や奄美新聞の投稿欄にイラストや文章を投稿したり、
同人誌、便箋、ラミカを作ってコミックカンパニーへサークル参加してみたり、
旅行や部活遠征時にアニメイトや大型書店で奄美では入荷していない漫画やグッズを購入したり、
テレ東系列の番組が放送されないが故に観るアニメも限定されていた奄美大島という離島でのオタクライフを楽しんで生きていたあのころ。

2000年代、
イラストや漫画を描くにも紙とペンのアナログからPCでのデジタル作業にツールが変化し、
インターネットを介して画面の向こうの友達と交流できるように。
お絵描きBBS、キリ番踏み逃げ厳禁、サーチエンジン登録、オンラインならではの規律を守りながら、
好きなもの、楽しいことをより自分なりに選別して享受でき、通販で欲しい本やグッズを奄美から出ることなく買えるようになったことで
島外の人と同じようにオタクライフを楽しめるようになり始めたあのころ。

Y2K……2000年前後のファッションやカルチャーが若者たちのブームとなっている現在。
『推し活』という言葉が一般的に使われるようになり、
オタクとしての活動のあり方も過去と比較して多様化しているように感じます。

2000年前後、奄美大島で生活をしながら“オタク”であった私たちが、
離島在住ゆえの不便さ、旅行や進学、就職等で地元を離れた際のギャップを抱えたこと、
乏しい情報の中でそれでも楽しかったね!苦労したね!と、今なら笑って話せるような体験談や活動についてのお話などをまとめた本を出したいと思い、企画立案致しました。

【主催】石田 圭吾


このページについて

2023年12月に発行予定の『2000年前後の奄美大島在住オタクの思い出エッセイ本』告知用ページとして開設致しました。
順次情報を公開予定です。

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