2024/09/04

眉毛サロンに行く。
三年くらい通っている気がする。
眉毛がきちんとしてると垢抜けるしオシャレに見えるのだが、わたしは自分で上手く整えられないので助かっている。
ランニングコストがかかるものをあまり増やしたくないのだけれど、眉毛とネイルは欠かせなくなってしまった。マツエクも便利だし楽だしわかるんだけどね〜まあ自分のまつ毛にマスカラ塗るの好きだからいいかなって……

三駅くらい歩いて、着いた時間にやっている映画を見ようと思って行った。結果、ラストマイルを見た。
アンナチュラルもMIU404も見ていないので乗り気じゃなかったのだけれど、野木亜紀子の脚本は大好きだし、ドラマを見ないで映画を見た友人がドラマ見なくても映画そのものが良いから見てください、と言われていたので、見るか〜と気楽な気持ちで見た。デップーかモノノ怪かサユリかこれかで迷っていた。

めっっっっっっ ちゃ良かった……………………
面白すぎた。今日本でこんなに面白いもん見れるの?!感謝〜!!!!!!!
あとボロ泣きしたんだけど、こんなに泣く映画って先に教えといてくれよ!と思った。私の涙腺がめちゃくちゃ弱いというのもありますが……
お仕事映画じゃん!真面目にお仕事する人間大好き!あとあまりにも自分が関係ありすぎる!運送業者のみなさんいつもありがとうございます……
むかーしAmazonのピックアップ倉庫でちょっとバイトしてたこともあるので余計に感情移入してしまった。ていうか働いたことある人なら誰かしらに感情移入して見てしまうのでは?そして、それが出来るということはその上から末端までにも感情移入出来るということだと思う。そう、なんだか、登場人物みんなに愛がある映画だと思った。それは作り手が、登場人物、ひいてはこの世界に対して愛をもって眼差して生きているからだろう。愛がある作品だーいすき(´;ω;`)うっうっ

問題が解決してない、ということでこの作品の評価を下げるのは野暮だと思うのだ。現実世界で完全無欠のハッピーエンドなんて有り得ないし、解決したとて人生は終わりじゃない。それでも現実よりは救いがあるように作られていると思う、映画だから。こういう作品があると、現実も少しはマシになるように、気持ちを引きしめて生きていこう、と思える。
人生頑張ろう、と思える映画だった。大好きだ。

見終わって、現実と自分の距離がよく分かんなくなって、ポップコーンの入ってたケース落としたし、手をドアにぶつけたし、この没入感は疲れちゃうけど、また見に行きたいなと思いました。

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