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メンバー自己紹介 by 炭酸水子

初めまして!

”あの風”プロジェクトチームの炭酸水子です。

私は現役女子大生で、2018年初夏(私が高校三年生17歳の頃)癌を宣告され、2019年1月末に治療を終え、現在は定期的に病院で検査を受けている経過観察中の現役のがんサバイバーです!!

このプロジェクトに参加したきっかけは感謝の気持ちを何か形にしたいと思っていたからです。

私が治療中、先生方、看護師さんをはじめとした病院のスタッフさん、同じ病棟に入院されていた患者さんに多々声をかけていただいて沢山の方とお話させていただいたことで情報交換ができたのはもちろん、皆さんが今までどんなふうに生きてきたかなど、人生の先輩達からたくさんのアドバイスをいただき、高校三年生という進路選択の時期に自分の人生の選択肢を増やすことができました。また病気で時間を得たことによって皆さんから聞いたお話のを元に自分のこれからの人生について考え、様々な方向性を見い出すことができました。そして何より皆さんとお話しすることで沢山の笑顔をいただき、前向きに治療に励むことができました。そして、友人や先輩後輩、学校の先生方が、多忙な中でも見舞いに来てくださったり、学校に行くと声をかけてくださったおかげで、私はたくさんの笑顔を貰いました。

そんな私にとって今でも大切にしている皆さんからいただいた気持ちの贈り物を私の中だけでなく、何か形として発信したり、私だけではなく闘病によって複雑な様々な気持ちを抱えることとなった皆さんのために届けられないかと模索していたところ、yukkoさんに声をかけていただき、このプロジェクトに参加させていただくことにしました。

とはいっても短歌は高校二年の国語の授業で一回作ったっきり。ずいぶんご無沙汰で、まだまだ私もわからないことだらけです。しかし、自分の気持ちを表現するツールとして短歌というものは非常に魅力的だと思っています。

活字離れが進む若い世代にとって31文字という文字数は簡潔に気持ちを表現することができ、活字と親しむきっかけとなるかもしれません。だから、私自身もこれを機会に短歌に親しみ、学んでいけたらいいな、と考えています。

AYA世代のがん。進学や就職の時期に癌になって、半年、一年周囲とずれてしまったり、学校での学習のチャンスを失うことも多々あり、そういった部分が今のコロナウイルスで学校での学びのチャンスが減ってしまった若い世代とすごくリンクしているな、と私は思います。

しかし今だからこそ、こんな状況下だからこそ、できること、動けることがきっとあります。困難な状況をプラスに捉えて動くことができればきっと未来が変わる、と私の入院中の経験から確信しています。

そんな日々を生きている若い世代にも、同世代、あるいは少しだけ人生の先輩のがんサバイバーの言葉は何か響くものがあるのではないか、と私は考えます。

私個人でもtwitterやInstagramをやっていて趣味や自分の闘病時代のことについて発信しています。興味のある方は是非覗いて見てください!!

twitter→@Tansansuikoo


Instagram→@tansansuiko_


長くなりましたがこれからよろしくお願い致します。



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