見出し画像

メタ解きをやめ(られ)ない理由

あのひとと申します。
こちらは「謎製作者&謎クラスタの謎解きについてのアドベントカレンダー」の参加記事です。
難しいことを考えるのが苦手なので、思考の棚卸しとして文章を書きます。

私が不思議に思うこと

謎解き系ゲームに参加していて常々感じるのが、
みんな小謎を解くのが好きだよね、ということです。
「時間の許す限り小謎は全部解きたい(解いたほうが良い)」という人が多いのかな、と。

一緒に謎解きしたことのある方だと薄々お察しかもしれませんが、
私は(得点制などの)制約がない限り、
なるべく最小工数でステップを進めたいタイプです。
小謎を半分解いたあたりで
「指示文メタったからとりあえずチェックポイント行ってみません?」と言いだして、小謎を解きたい人たちに止められたりする。

指示文は見えているのに何で?
小謎が好きなんだなーと思いつつ、やっぱり不思議なのです。

とはいえ相手のことを不思議がっているけど、
自分の行動原理もよくわかっていないので、私がメタ解きをやめ(られ)ない理由をこの記事で整理してみようかと思います。

なぜメタ解きをしたくなるのか

「だって、一番やりたいのはそこじゃないから」です。
もう少し噛み砕くと、
小謎を解くことに自分の体験価値の重きを置いておらず、
その先にあることを十分に楽しみたいから。

私が謎解き系ゲームに参加して一番体験したいのは、状況進捗による突破感です。
用意された閉塞(閉じ込められる、殺される、支配される)を突破するために必要なのは小謎ではなく、それによって得られる情報(アイテム、指示文など)で状況を進行させること。つまり、小謎はツールだと思っているので、必要な分だけ活用すればいいじゃん、と思っています。
これがやめない理由。

あわせて、小謎に時間をとられてしまい最大の突破である大謎を楽しむ余裕が失われるのが怖いということもあります。
それってすごく本末転倒で、「何のためにこのゲームに参加したのか……」ともったいない気がしてしまうので、なるべく早くステップを進めていきたい。
これがやめられない理由。

謎解きとナゾ解き

大別すると、私にとっての謎は2種類あるのだと思います。
小謎や一枚謎の、それだけで完結する「謎」と、
アイテムの使い方、指示文、四桁錠の番号、大謎といった解き明かすことで状況が進行する「ナゾ」。

私は謎解きは好きだけどそれ以上にナゾ解きが好きなので、2つが目の前に並んでいたらナゾを解く方を優先したくなる。だからメタる。

余談ですが、マスタッシュの公演はこのナゾ解きがメインであることが多いですよね。いいぞもっとやれと思ってます。余談終わり。

結局、資質の問題かもね

こうした考え方は、生来の部分によるところが大きいと思っています。
ストレングスファインダー®というものがありまして、自分が取りがちな思考や行動のパターンを34の資質に分類し、強みの源泉をはかるWEB診断(有料)です。
私の資質TOP10(=無意識にとりやすい行動・思考)はこちら。

内省=深く物事を考えることを好み、
最上志向=より効率的にものごとを進め、
学習欲、達成欲=多くのことを知り、ゴールに向かうことをよしとする
かつ、私の傾向でいう慎重さ=時間ギリギリで100点を出すより、早いうちに80点を出すことを望む

あと、指令性と自己確信があるので、暴走しだすと周りを巻き込んだ挙句なかなか止まれません。その節はご迷惑をおかけしています。

そんな資質にやっぱり影響されているのかもね。
小謎を全部解きたい人は、収集心や回復志向(=ものごとの欠けた部分をもとに戻したくなる)がTOP5に入りそう。ちなみに私の回復志向は34個中33位です。ブービー。

このTOP10は、10個の中での順位変動はあっても、たとえば30位くらいの資質が急に上位に出てくるということはないそうで、だからきっと私はこれからもメタ解きをやめ(られ)ない。

だけど、メタ解きすること自体が楽しいわけではないのです。
小謎を解きたい人と早く進めたい私が噛み合うには、私が小謎高速処理班になれればよい話ではないか?

本当に好きなのは。

メタ解きの入る余地がない、小謎の重さに圧し潰されそうな公演が大好き。
ツートンは心地よい絶望。輪果は潔い発明。for XXXの問題用紙を持ち帰らなかったことを後悔している。

まとまりがなくなってきたので、この話はここでおしまい。

小謎が解きたい人のお話が聞けたら嬉しい。
あと、みんなの資質TOP5が知りたいな。

お読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?