【シャドウバースエボルブ】超越ウィッチのメモ書き【ウマ娘環境】

はじめに

初めましての方は初めまして。そうでない方はお久しぶりです。
今回はシャドウバースエボルヴの「ウマ娘 プリティーダービー」環境で使用した【超越ウィッチ】デッキについて、環境最後ということなのでメモ書き程度に記載していこうと思います。
もし構築やプレイでの不明点がある場合はDMを解放しているためtwitter@anohito_YPまでご連絡お願いします。
以下常態

なお、当サイトに使用しているカード画像は、Shadowverse EVOLVE公式サイト(https://shadowverse-evolve.com/)より、ガイドラインに従って転載しております。該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。© Cygames, Inc. ©bushiroad All Rights Reserved.

環境考察・超越ウィッチを使用した経緯

・環境考察

GP横浜の前評判では各クラスに配られたパワーカードを全部使える【ウマ娘 プリティーダービー(ウマ娘)】と「オグリキャップ」や「徹底管理主義 樫本理子」の空中打点と除去を同時にこなすカードを獲得してさらに顔を詰めやすくなった【ディスカードドラゴン】の2強になると言われており、実際GP横浜、GP名古屋の結果を見るとその2タイトル・クラスが全体の7割を占め、TOP8に至っては90%超え(15/16)という結果になった。
大会に出て勝ちを目指すのであれば上記2タイトル・クラスまたは上記2タイトル・クラスに明確に有利であるクラスを使うべき。 

・【超越ウィッチ】を使うようになった経緯

横浜GPに出る直前まではドラゴンを重く見て疾走札を多めに取った【ウマ娘】を使う予定であったが、かずんさんの【超越ウィッチ】にボコボコに負けて、かつ本人から【超越ウィッチ】は対【ウマ娘】に有利と聞いたのでそれであれば1〜2弾環境で使っていた貯金がある【超越ウィッチ】を使おうと思ったのがきっかけ。

GP横浜では(特にメタ対象の【ウマ娘】・【ドラゴン】以外への)練度が足りず3-3と振るわなかったが、後日福岡で行われたチーム戦のCSで7-1と好成績を残すことができたため、構築についてのメモを残しておこうと思う。
細かいカード紹介などは別の方が記事を残してくださっているので、それを参考にしていただきたい。
私自身JCSエリア予選が残っているためプレイングなどの細かい部分については一旦有料とさせていただくが、ブースターパック第3弾「フレイム・オブ・レーヴァテイン」の発売と同時に全文無料開放する。
2022/12/16追記: 無料公開しました。 購入してくださった方、ありがとうございました!

文献

上記は名古屋GPでTOP64に入られた方の解説記事である。
ミスリルゴーレムを採用しているところなど非常に共感できる構築であり、環境考察やメタ対象のデッキについてもしっかり書かれているため、本記事を読む前に是非参照されたし。
以上前置き。

デッキリスト

下記が私が2022年11月12日に福岡で開催されたオレタン杯(チーム戦)で使用したリストである。
チーム戦用に少し採用カードの調整をしているが、個人戦であっても概ね同じリストを使うと思う。

デッキコード: 4W6C6

採用カードについて

主なコンボパーツについては他の方々の記事に記載されている内容と大差ないため、差が出ている部分について記載している。

・「エンジェルスナイプ」と「見習い魔女と長い夜」を分けて採用している理由

「にんじん」を採用していないこのデッキにおいてはどちらも同じクイック1コスト2点除去であるため、どちらを採用しても大差ないように見えるが、両方のカードを採用していることに意味がある。
例えば元々「エンジェルスナイプ」を持っている手札で「見習い魔女と長い夜」をサーチした後「エンジェルスナイプ」を使用した場合、相手から見たらこちらの手札に「見習い魔女と長い夜」があることが確定するため、仮にそれが最適解であっても「サイレンススズカ」をプレイすることが難しくなる。
また、それぞれが1枚ずつ墓地にある時に相手から見たら同名カードが何枚デッキに入っているのかわからないため、仮に手札にこれらがなくても1PPを浮かせるだけで相手にケアを強いることができる。
このように同じ役割のカードでも分けて採用することで相手の思考のノイズになるため、各1枚の採用としている。

・2コスト除去の採択

  • 「白霜の風」
    非進化フォロワー限定とはいえ、コストやスタッツ関係なく手札(デッキ)に戻せるため、テンポアドバンテージを獲得しやすい。
    「ダイワスカーレット」や「ウオッカ」、ドラゴンからも飛んでくる「オグリキャップ」等の進化能力を持たない中〜高コストフォロワーに滅法強く、環境にマッチしたカードであるため、最も採用優先度が高い。

  • 「烈火の魔弾」
    【ウマ娘】に効きづらいという意見を見るが決してそんなことはなく、「白霜の風」を嫌がった【ウマ娘】が「アグネスタキオン」に「迫る熱に押されて」を使って走ってくるため、むしろ今環境で採用枚数を増やした。

    対【ウマ娘】では、「白霜の風」と「烈火の魔弾」を構えつつ2コスト浮かせて相手にターンを渡すのが基本。

  • 「ファイアーチェイン」
    3点除去としても2+1点除去としても使用できるのは唯一。このカード自体は4点火力にはならないため除去としてのパワーは低めだが、こういった系の除去カードでは珍しく対象を選ばないことができるため(空打ち可能)、墓地のスペル枚数の調整要員としても役に立つ。

  • 「おどれ・さわげ・フェスれ!」
    普通の2コスト3点クイックとして使った後に「アグネスタキオン」で拾うことで2コスト4+1点という高コスパの除去を撃つことができる。今回検証する時間が取れずお試しで1枚採用したが「烈火の魔弾」3枚目の方がよさそう。要検討。

・2コストフォロワーの採択

デッキのエンジンとなるフォロワーについては以下の3種を採用。他に2コスト以外にはなるが「ルーキーマジシャン・サミー」や「アグネスデジタル」、「ナリタトップロード」が採用候補。今回は使用しなかったので説明は割愛。
この枠をしっかり取っておかないと「ダークドラグーン・フォルテ」や「ナリタブライアン」などのオーラ持ちに苦しむことになる。

  • 「ペンギンウィザード」3-3
    2/1/4(進化後2/5)は序盤のフォロワーとしては非常に場持ちが良く、複数ターンに渡っての効果発動を狙える。
    相手がドラゴンの場合、「ドラゴンウォリアー」に一方的に取られてしまうので、進化したあと効果を発動しない択を取ることもある。
    スタッツが優秀なのでトレードに使うことも多い。進化後の効果を使う際は本当に効果を今発動しなければいけないか、攻撃する択がないかを検討する。
    進化前が場に残ったままターンが回ってきた場合、2回攻撃で3点クロックになることは覚えておく。

  • 「マナリアウィザード・クレイグ」3-2
    進化込み3コスト2ブーストに3点クロックが付いてくる。
    「マナリアウィザード・クレイグ」1枚+「フレイムデストロイヤー」1枚+「次元の超越」2枚で20点出るため、浮いた「フレイムデストロイヤー」1〜2枚をテンポ置きや除去に使うことができる。

  • 「アグネスタキオン」2-2
    パワーは高いものの序盤には役割がないため2枚。進化後3点クロックになるため上記の「次元の超越」2枚使用パターンで使用可能。
    「フレイムデストロイヤー」2枚+「アグネスタキオン」1枚+「次元の超越」1枚+「デモンストライク」1枚で20点。
    進化時効果で「デモンストライク」を拾えるため案外成立しやすい。

・「エクスキューション」について

 主にロイヤルを重く見た採用。「レヴィオンセイバー・アルベール」や「トウカイテイオー」、「レオニダス(の意志)」等2コストスペルで処理しきれない部分をカバーできる。 上記カードをプレイする場合は相手の動きも大振りになるため、「エクスキューション」を使ってもテンポを失いづらい。
「アグネスタキオン」で拾い複数回の発動が可能なため、特に0枚と1枚の差が大きい。

・「ミスリルゴーレム」

5点AOE(全体火力)についてはテキスト通りなので割愛。対【ウマ娘】戦において体力6というスタッツが優秀で後7〜先8で相手の盤面を更地にしながら着地したこのカードを返しのターンの「ナリタブライアン」で綺麗に取ることが出来ず、逆に「ミスリルゴーレム」本体+「マナリアウィザード・クレイグ」や「アグネスタキオン」進化で「ナリタブライアン」を処理することで「フレイムデストロイヤー」のプレイヤーへの攻撃を通すことができる。
スペルチェイン15の本体火力については特に対【ナイトメア】戦で有効。5点を取り返すために「ソウルディーラー」等を使う場合そのターンはクイックのためのPPを残せないことが多く、次のターン「次元の超越」を使うチャンスになる。

プレイング

対ドラゴン

対戦相手の引きで勝率が大きく変わるマッチアップ。
「徹底管理主義 樫本理子」を重く受けないようにノープランで「ペンギンウィザード」のアクトはしない。ゲーム後半では「白霜の風」を構えておく。
PPブーストをされた回数×10点、「ダークドラグーン・フォルテ」と「竜巫女の儀式」を投げられた回数×25点、「神龍」に進化を切られた回数×5点として、合計を100から引いた数値が期待勝率。
例:「竜の託宣」を1回、「竜巫女の儀式」を1回、「ダークドラグーン・フォルテ」を1回投げられた場合の期待勝率は
100-(10×1)-(25×1)-(25×1)= 40%
だいぶ適当に思われるかもしれないが本当にこのぐらい。
託宣+儀式orフォルテ1枚程度では普通に勝つ。

先手が欲しい。

ここで対ドラゴンの認識について「福岡の王」ことかずん様からありがたいコメントを頂戴したので掲載しておく。

本当かなぁ〜?

対ウマ娘

安定感があり、「迫る熱に押されて」・「オグリキャップ」等があるため手から打点を出すことも容易で「雨の独奏・私の独創」等確定除去もある序盤、中盤、終盤隙がないまさに今期の最強デッキ。しかしこちらの場に除去スペルの当て先を用意しなければ「ダイワスカーレット」の疾走付与効果を活かすことが難しく、走ってくるフォロワーは「白霜の風」or「烈火の魔弾」で基本的に処理可能。
「ナリタブライアン」は確かに脅威ではあるが、「ナリタブライアン」が着地したターンの返しは「雨の独奏・私の独創」が飛んでこないため逆に攻め込むチャンス。8ターン目までにどれだけライフを残せるかが鍵になる。

先手でも後手でもどっちでも良いがウマ娘には優秀な3コストの進化権フォロワーが多いため、後手を取ることの方が多い。

対ロイヤル

後手を選択した後6ターン目までに「エクスキューション」と「エンジェルスナイプ(見習い魔女と長い夜)」を確保しておく。
先7で「レオニダス」が進化効果使ったら「エンジェルスナイプ」でしっかり本体を弾いて「レオニダスの意志」に「エクスキューション」を合わせる。
「ペンギンウィザード」のトレード性能が最も輝く対面。
サーチが多くて再現度が高いことが魅力のデッキだが、サーチをするターンは盤面が弱いことが多く逆にチャンス。
むしろサーチ無しでパワーカードを投げつけられ続ける方がきつい対面。
お互い進化フォロワーが強いため後手有利。

後手を奪取する。

対エルフ

主な負けパターンとして3ターン目の「エンシェントエルフ」5/5が取れない、があるので、後手を取った場合は3/3のエンシェントエルフをなんとかするために2コスト除去をキープしておくこと。
エルフのアタッカーには「エンシェントエルフ」以外「烈火の魔弾」と「白霜の風」に両対応しているものはないため、ウマ娘と同様各種除去を構えながら戦う。
序盤ライフを雑に失ってしまうと「白銀の矢」から突然死するためしっかり自分の顔は守ること。
後手でもやれなくはないが先手選択の方がよさそう。

対ビショップ

対ビショップを重く見るなら「新たなる運命」を入れる。(相手は先6で「封じられた熾天使」を置くために「プリズムプリースト」でサーチをしてくるため、後5に「新たなる運命」を撃つことでプランを崩せる。)先6で「封じられた熾天使」を最速置きされなければ有利。熾天使の前のターンに低コストフォロワーを並べて「封じられた熾天使」を置かせないプレイを心がける。
先手選択。
※「新たなる運命」が入っている場合のみ後手選択

対ナイトメア

対アグロは除去撃ってるだけで相手がリソース切れて勝つため超有利。対コントロールに対しても基本的に有利。低コストフォロワーと自分の顔をしっかり除去で守れば「次元の超越」も「フレイムデストロイヤー」も撃つことなく勝つことができる。
5枚以上ハンデスをされた場合のみ厳しい。
後手選択。

対ウィッチ

ミラーマッチはデッキ枚数が多い方が有利。基本的にデッキ枚数が少ない側(攻撃側)は最速で超越2回の成立、多い側(守備側)はバーンと進化フォロワーでライフプレッシャーを与えながらLO(山札切れ)を目指していく。
守備側のプレイとしては後7で適当に超越を吐きつつ墓地のスペル枚数を減らしてクイックに回せるPPを増やしながら「白霜の風」と「エクスキューション」などの相手の「フレイムデストロイヤー」を対処するカードを集めに行く。
どちらかというと後手を取りたい。

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