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カードゲーム用語集

カードゲームでよく使われる用語集です。
別に無理に覚えなくても大丈夫。
なんなら、やってくうちに覚えるんですが、気になったら見れる場所としてお使いください。
※蟲神器からTCGに入った人も多いみたいなので、その人向けに作っていますが、他のカードゲームにも共通するかと思います。

基本用語

軽い、重い

カードのコストの大きさ。1コストは軽い、5コストは重いって感じ。
ただし、デッキによっては、2コストですら重い場合もある。

盤面

戦ってる状況のこと。相手に制圧されている場合は、『盤面を取られた』とか言ったりする。「ボード」と呼ぶこともある。

カードパワー

カード単体の強さのこと。カードパワーが高いとか、低いとか言ったりする。

ハンド

手札のこと。また、相手の手札を捨てさせることを『ハンデス』と呼んだりする(ハンド・デストラクション(Hand Destruction)の略称、手札破壊と呼んだりもする)

除去

相手のカードを破壊したりするカードのこと、また、破壊すること。

事故

うまくデッキがまわらなかったときのこと。また、負けた時のいいわけの常套句。

バウンス

手札に戻すこと。Bounceは、「跳ね返す」を意味する英語。

ひっくり返す

状況をいっきにかえること。『まくり返した』とか言ったりする。実際にカードが両面カードだった場合に裏返すこともこう呼ぶ。

バニラ

なんの能力もない生物の総称。由来はアイスクリームのバニラから、何も入っていないシンプルなことの例えとしてバニラと呼ぶ。
オオキバウスバカミキリはLRながらバニラってことになる。強いけどね。

LO、ライブラリーアウト

山札がなくなったことによって、生じる勝敗の決定の総称。および、そういった勝利を目指すデッキの名称。
マジック:ザ・ギャザリングにて、山札をライブラリーと呼ぶことから、この呼び名が付いた。

マナ

コストとして支払うことのできるエネルギーの総称。マジック:ザ・ギャザリングで、コストの支払いに使うエネルギーをマナと呼ぶことから多くのゲームでマナと代替えで呼ばれることがある。

シールド

蟲神器における、縄張りの代名詞。デュエルマスターズで、同じようなシステムがあり、これに倣ってシールドと呼ぶ場合がある。

シールドトリガー

蟲神器における、<とびだす>の代名詞。デュエルマスターズで、同じように自分の伏せたカードを手札にとるときに発動する能力があるので、こう呼ばれる場合がある。

デッキトップ、デッキボトム

トップはデッキの一番上のこと。また、デッキの一番上のカードのこと。
ボトムはデッキの一番下のこと。また、デッキの一番下のカードのこと。

リアニメイト

捨て札から、場に虫を登場させること。語源は英語の「Re(再び)」「Animate(魂を吹き込む)」。要するに、破壊されてしまったものなどを蘇らせることから、こう呼ばれる。「リアニ」と略す場合もある。

釣る

リアニメイトすることを、捨て札から場に登場させる様を、釣り上げた姿に例えてこう呼ぶ。また、捨て札から場に登場させるためのカードを「釣り竿」と呼んだりする。
例:「釣り竿の<テイオウゼミ>は手札にあったけど、捨て札にセミがなったのよ……」

踏み倒し

高コストのカードをそのコストを払わずに場に出すこと。要するに通常のコストの支払いではなく、なんらかの術などを組み合わせて場に出すこと。

サクる

生贄に捧げること。転じて蟲神器では、ターン終了時に破壊される場合などに、この表現が使用される。生贄に捧げるの英語:sacrificeの略称。

ピン挿し

デッキに1枚だけのカードのこと。1枚挿しと言ったりもする。ピンとは、主にカードゲームやサイコロなどで「1」を表す俗語。ポルトガル語の「pinta」に由来し、いわゆる「ピンからキリまで」という日本語も元はトランプの1と12が由来とされる。

アドバンテージ

優位性のこと。対戦相手と比較して、相対的に有利であることを示す言葉。損得勘定で、得する場合に使ったりする。
「アド」とか「アドい」とか言ったりもする。どっぷりTCGに浸かっているプレイヤーは日常会話でも使いがち。TCGプレイヤー以外にはあまり伝わらないので、日常生活では、使い方には留意が必要である。
例「盤面は圧されているけど、ハンド・アドバンテージはこっちにある」

上位互換、下位互換

特定のカードが、他のカードと比べてどうなのかを表す表現。特に同じコスト帯などで、比較する場合に使用される。
例「2コスト、体力200で攻撃力200ってすべての下位互換じゃね?」
「いや、セミってのがアドバンテージだから、必ずしもそうとは限らんよ」

スタッツ

カードの能力のこと。蟲神器では、虫の体力や攻撃力をさす。Statisticsの略で、「統計」の意。

火力

直接蟲にダメージを与えるカードのこと。また、蟲の攻撃力のこと。
例「火力で除去されたかぁ~」
「テイオウゼミの火力っていくつですか?」

デッキの用語

アーキタイプ

デッキのひな型のこと。デッキタイプと考えて差し支えない。
以下はアーキタイプの総称を紹介していく。

BO1,BO2

マッチの形式を表す言葉で、Best ofの略。
BO1 - 1本勝負、1本先取、シングル戦と同じ意味。
BO3 - 最大3回のゲームからなるマッチ。3本勝負、2本先取と同じ意味。

アグロ

序盤から相手をどんどん攻撃していくデッキの総称。全体的にデッキのコストが軽く、1ターン目から展開して攻撃していくデッキ。速度が速いのが特徴。

ミッドレンジ

中速のデッキの総称。もう、なんか分類に困ったら大抵この項目に入れられる印象。序盤中盤後半とまんべんなくコストがちりばめられている。

コントロール

遅いデッキの総称。除去カードなどを豊富にとり、相手の行動を阻害しつつ、後半に自分の強いカードで制圧するデッキ。

ランプ

コストを早く出せるようにするデッキの総称。ramp upで強める、高める、増やすという意味になり、そこから生じて、(使うことのできる)コストを加速させるデッキのことをランプと呼ぶ。マジック ザ ギャザリングからこの総称は生まれた。

グッドスタッフ

単体で非常に優秀なカードで構築されたデッキ、またはそのカード。強いカードがいっぱい取られているデッキをこう呼ぶ。蟲神器では上記のランプデッキがこれに分類されることが多い傾向。

ワンショット

1ターンで一気に勝つことを目的としたデッキのこと。

カウンター

あえて追い込まれることで手札を温存して戦うデッキのこと。

テンポ

明確な定義の無い言葉。1,2,3ターンと理想的に展開するようなデッキのことを『テンポデッキ』と呼んだりする。また、相手の動きを阻害することを『テンポを崩す』とか『テンポを乱す』と言ったりする

ローグ

上記のデッキタイプに当てはまらず、オリジナリティーの高い(高すぎる)デッキに使う総称。Rogueには一匹狼のような意味もあり、孤高のイメージがある。また、場合によっては地雷デッキと呼ばれたりする(隠れている爆発する存在として)

トーナメントシーンの用語

大会やその結果でよく使われる用語

ラウンド

何回戦目かの呼び方。1回戦目のことを、1ラウンドとか、ラウンド1とか呼ぶ。また、その大会が何回戦するかを『本大会は3ラウンド固定です』などと呼ぶ。

ゲーム

1回の対戦のこと。1ゲーム先取制といった場合は、1回勝てばそのラウンドに勝利したことになる。逆に2ゲーム先取制の場合は、2回勝たなければ、そのラウンドの勝者にならない。

マッチ

マッチは、大会の各ラウンドの勝者を決める試合のことを指し、多くの場合1つのマッチは複数の対戦によって構成される。
2ゲーム先取制の場合は、そのラウンドで2ゲーム勝ったプレイヤーがマッチの勝者となる。

メタゲーム、メタ

メタゲーム(Metagame)とは、トーナメントで選択されている使用デッキや使用カードを予想して、それに対して有利な戦術を選択すること。また、どんなデッキやカードが流行っているのかをさす総称としてもつかわれる。
メタゲームの略称がメタである。
例:『今のメタがこれだから、○○が強いと思うんだよね』
『メタ外のデッキと当たった場合にどうするかだね?』

ティア

Tier。メタゲーム内で、それがどれくらい占めているかを示すことば。
ティア1(ワン)とか、ティア2(ツー)と言ったりする。
例:『今のティア1のデッキは、ランプ型のグッドスタッフだ』

スイス

スイスラウンド、スイスドロー、スイス式トーナメントのこと。
ラウンドに勝利すると3点の勝ち点を得ることができ、勝ち点が近いプレイヤー同士でマッチするトーナメント形式。人数に応じてラウンド数が変動し、全てのプレイヤーが最後までトーナメントに参加することができる。

シングルエリミネーション

いわゆる勝ち抜きトーナメントのこと、1回負けたら、その大会から敗退となる形式。

決勝ラウンド

上位プレイヤーによって開催されるトーナメントのこと。大型大会の場合、通常はスイスラウンドなどで上位8名が決定され、その8名によって優勝者を決めるトーナメントが組まれる。大抵の場合は、このラウンドは、勝ち抜きトーナメントになる。

バブルマッチ

負けると敗退となってしまう対戦のこと。上位8名だけが決勝ラウンドに進むことができる大会などで、勝てば8位に残れる対戦などで使用される。負けた人が敗退することをシャボンがはじける様に例えた総称(諸説あり)

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