第二回読書会『キミのセナカ』編

あんにょんパンド第二回読書会は、3/26に野原くろさん キミのセナカ を課題本にして開催しました。計14名の方にご参加いただき盛会となりました。

今回は、日本語版の出版社代表の古賀さん、クラウドファンディングの発起人さんもご参加下さいました。また、恒例のプレゼンコーナーは、昨年の全国大学生ビブリオバトルチャンピオンの堀内さんにお願いしました。今回はzoomの部屋分けディスカッションタイムを60分に拡大して、かなり濃密な議論ができました。

その様子を可能な限り再現してみます！（とは言え、発言者のプライバシーには配慮しますし、私の理解の範囲なので齟齬があるかもしれません。）

◆プレゼンコーナー
プレゼンターの堀内さんから、ビブリオバトル風に本のプレゼンをして頂きました。タイトル「キミのセナカ」についてなぜこういうタイトルがついたと思いますか？、また実はこのタイトルと各章の扉絵には深いわけがあることに皆さんはお気づきですか？と謎かけのようなでも実はのちの議論につながる非常に深い問いが発せられました。また、堀内さん的に良いな！と思った登場人物の魅力についても熱く語られました。

最後に、みんなで話してみたいこととして次の点が挙げられました。

・このタイトルの持つ意味

・好きな/印象に残ったシーン、登場人物、セリフ

•友達、恋人、大事な人、あなたにとっての居場所とは

◆ディスカッションタイム
今回も3グループに分かれて60分のディスカッションタイムを行いました。

各グループから出た意見としては、

この本と出会ったキッカケとして、あんにょんパンドの課題書だから、クラファンに参加して、また元から海外マンガのファンだからという声がありました。

タイトルについても日本語だけでなく韓国語や中国語、そしてフランス語版についても論じられました。

そのほかには、日韓の文化差やジェンダーなどの社会問題、特に若いマイノリティにとって居場所の重要性なども話し合われました。

次回のあんにょんパンド読者会は、映画 詩人の恋 を観て来てからトークする会です。4/30(金)20時からで、20名で〆切です。