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【ポケモン剣盾 S29 最終631位(レート1834)】土埃ザシオーガドリュ

はじめに

こんにちは、せきじと申します!剣盾からポケモンを始め約1年、今回初めて最終3桁に入れました!ここまで来るのは長かったような短かったような気もしますが、今までずっと目標にしていたラインを超えることが出来、とても嬉しいです。
というわけで、記念に構築記事を書いてみようと思います!
構築記事自体書くのが初めてなので色々拙い点もあるかと思いますが、ちらっとでも見ていただけると嬉しいです。「3桁ぐらいで記事書いちゃうの?」って思う方もいらっしゃるかも知れませんが、自己満足で書いているのでそういった方は十字に引き裂きたいと思います。お許しを。

パーティ紹介 

レンタル公開してます!良ければ使ってみてください!

構築の経緯

今シーズンは長い間黒バドザシアンを使っていたが、イマイチオーガザシアンへの勝率が良くなかった。ザシオーガ対策に良いポケモンいないかなー?と探していたところ

「ザシオーガに強いポケモン募集」というポケモン勢ののツイートを見た。ツイートのリプライには多くのザシオーガ対策のポケモンが上がっていた。

これぞ渡りに船!と思い、リプライにあったポケモンを採用しようと思った。しかし、それらのポケモンはザシオーガには強いものの、ポケモン単体としてのパワーに欠けていることが多かった。

ここがザシオーガ対策の難しいところで、「ザシオーガの対策にこだわりすぎると、パーティ全体のパワーが落ち、結局ザシオーガに押し切られる」というジレンマがあると感じた。

そこで「ザシオーガをメタる」という考え方を変えることにした。カイオーガを採用することでカイオーガ対策ポケモンの選出を強要し、相手パーティのパワーを下げる戦術が取れると考え、ザシオーガ構築を組み始めた。カイオーガはある種見せポケとして使い、一般ポケモンでダイマックスを切っていくことにした。

戦い方

・カイオーガで相手のダイマックスを誘い、一般ポケモンの後発ダイマを通す

・ナマコブシのバトンタッチやラッキーのうたうを駆使し、少しでも有利な状態でアタッカーのポケモンを場に出す

ポケモン紹介

ザシアン@くちたけん

ザシアンの努力値振り、難しすぎるのでどなたか教えてください…

調整意図
H-B 
ザシアンをコピーしたメタモンのきょじゅうざんを87.5%で耐え
A特化ザシアンのきょじゅうざん+電光石火が85.3~100.9%のダメージ
H-D 
臆病カイオーガの雨ダイストリームを93.2%で耐え
C252振り黒バドレックスの+1ダイホロウを確定耐え
S  
HDザシアンミラーを考え、テンプレのHDザシアンよりSを高く

最強のポケモン。ダイマックスしたポケモンにダイマックスしないで撃ち合えるのが強すぎる。技構成はきょじゅうざんと電光石火は確定で、残りはドラゴンタイプに強く出れるじゃれつくとオーガ意識でワイルドボルト。じゃれつくは命中不安が付きまとうのであまり打ちたい技ではないが、最大打点を選択しなかったせいで相手を倒しきれず負けるor試合が面倒くさくなるのが嫌だったので、結構じゃれつくを打っていた。
HDにしたのは黒バドとオーガ意識で、とにかくザシアンがワンパンされないようにした。そのせいでミラーはかなりきつかったので、調整についてはまだまだ検討の余地があると思う。ザシアンの調整むずすぎるんじゃあ…

カイオーガ@こだわりスカーフ

絶対零度は採用してません!(笑)

調整はCSブッパ。「カイオーガを見せポケにして一般枠のダイマックスを通す」という試合展開をしたかったので、ダイマックスなしでも火力を出せるスカーフ型で採用。大体の試合で雑にしおふきを打っていた。
技構成はしおふき・かみなりは確定で、安定した氷打点のれいとうビーム、ヌケニンに対する打点とワンチャンカイオーガのダイロック⇒すなかきドリュウズのコンボが決められたらと思いげんしのちからを採用。まぁそんな展開来ないだろうと思っていたら、終盤の超大事な試合でこのコンボが決まり、ダイマックスしたレジエレキを砂下のドリュウズのじしんでワンパンしたので、「ダイロック、おまえってやつは…!」と感動した(ドリュウズが上から動けなかったら負けてた)。
ちなみにヌケニンをダイロックで倒した試合は1試合もなかった。さすがに世のヌケニン使いの方はカイオーガの岩技はみんなケアしてきた。

ドリュウズ@とつげきチョッキ

とても強かった、MVP。

カイオーガに強い伝説ポケモン(ゼルネアス、ホワイトキュレム、ゼクロムなど)に大体強い。特にゼルネアスには強く、非ダイマックス状態でもゼルネアスのきあいだまを耐えるのが偉かった。シャドークローを採用しているので、ダイロック⇒ダイホロウで準速スカーフ以外のすべてのバドレックスに強く出れる。黒バドが重くない構築であれば、かわらわりを採用してもいいと思う。

天候を利用したアタッカーにガマゲロゲがいるが、ガマゲロゲと比べて
・4倍弱点がない
・元々の攻撃力が高いので非ダイマックス状態でもアタッカーとして使える
・元々の素早さがゲロゲより早いので天候が変わっても上から殴りやすい
・火力アップアイテムなしでもアタッカーとして採用できる
などの良さがある。ガマゲロゲよりドリュウズの方が選出しやすかったし、腐りづらかった。

今期も十分強かったが、ラスターカノン持ちのゼルネアスが増えたらさらに注目されるポケモンになると思う。

サンダー@いのちのたま

どのルールでも強い。剣盾の覇者。

ダイマしてもしなくても強いサンダー。様子見のボルトチェンジが刺さっている試合も多く、珠サンダーのボルトチェンジはとにかく便利だった(HBサンダーのボルトチェンジも強いが相手にかかる圧力が段違い)。はねやすめを採用した理由は環境に一定数いたホウオウ+ナットレイの並びを崩す際に回復技があると強かったため。この枠は身代わりや電磁波でもいいと思う。調整はHに少しだけ振って、H無振りサンダーを前提とした立ち回りを咎められるようにした。

禁止伝説2体環境はこれからも続くが、ザシオーガサンダーの並びはどう扱っても強く、環境の結論といっても差し支えないように感じた。

ナマコブシ@ゴツゴツメット

今回構築記事を書こうと思った理由。僕が3桁まで来れた理由でもあると思う。

棘付きのクッション。バトンタッチという技がとにかく偉く、全てのあくびを持っているポケモンに対して後攻バトンタッチであくび展開を無効化できた。そのためザシアン、物理受けとしての役割だけでなく、ヌオー、トリトドンの対策としても起用できる点が良かった。

技構成はバトンタッチ、どくどく、じこさいせいは確定で、残り一つは(物理受けとしては)高い特殊耐久を活かし、ミラーコートを採用した。ナマコブシがHBサンダーのほうでん、オーガのかみなり、珠サンダーのダイジェットを基本耐えるので、ミラーコートをケアしていない人を返り討ちにすることが出来た。ちなみに珠サンダーと対面した場合、ダイジェットは耐えてミラーコートでザシアンの電光石火圏内に、ダイサンダーは特性の飛び出す中身が発動してザシアンのきょじゅうざん圏内に入るので、安心してミラーコートを打てる。ダイバーンから入ってくる人はいなかった。

ただ特性の飛び出す中身は要検討、というか変えた方がいい。てんねんじゃないせいで、ネクロやジガルデに投げられなかったり、そもそもザシアンのじゃれつくが受かっていなかったり(ダメじゃん!w)と色々問題があった。長いこと飛び出す中身で使っていたので練度優先で特性は変えなかったが、単純な強さならてんねんの方が上だと思う。

ラッキー@しんかのきせき

ろうじんさん、この場を借りてお礼申し上げます。初3桁はあなたのおかげです。

配信者の『ポケろうじん』さんが前期使っていた型と同じラッキー。主にムゲンダイナやジガルデ軸に投げた。攻撃技がないのでろうじんさんは「ガンジーラッキー」と名付けていたが、技構成的に存在が暴力なので似つかわしくないと思った。使い手の問題があるが多くの伝説ポケモンをうたうで眠らせていた。味方視点のラッキーは本当に頼もしい。

(ろうじんさんの記事も貼りますので、良ければ是非見てください)

おわりに

禁止伝説2体ルールも3か月が経ちました。このルールは若干インフレ環境で、ポケモン対戦に及び腰になる人もいらっしゃるのではないかと思います。(これは邪推ですが、そもそもライトなポケモンユーザーは禁止伝説を何体も持っていないのではないか)ただ、僕は禁止伝説2体ルールは初心者でも戦いやすいルールだと思っています。
初心者が上級者とポケモン対戦をすると、ポケモンの相性どうこうの前にプレイングで圧倒され、ボロボロにされてしまいがちです。上級者は交代や補助技を上手に使うことで、目の前のポケモンの相性をプレイングで覆すことができるからです。これは実力がはっきりわかるという意味ではとても良いことですが、ボコボコにされるとポケモン対戦をしたくなくなるという側面もあると思います。
ですが、この環境は上級者が用いるポケモン交代によるリスクの軽減や有利不利の逆転が機能しずらい状況にあると言えます。なぜなら、出てくるポケモンのパワーがとても高いので、交代をしてダメージを抑えたり、有利状況を作ろうしても、なかなか十分なリターンを得られないからです。もちろんこの環境でも実力による差は明確に生まれますが、今までのルールと比べて初心者がワンチャンスを掴みやすいルールであることもまた事実だと思います。
ですので、「ポケモン対戦やってたけれど勝てなくて辞めてしまった」という人が再開するにはうってつけのルールだと思います。似たようなポケモンが多く出てくるので、永遠と初見殺しされることもないですし、一度勝ち方が分かれば似たような構築にも勝ちやすい環境だと言えます。というわけで、少しでも多くの人がポケモン対戦やってくれたら面白いな!という布教をして構築記事を終わりにしようと思います。ご覧いただいたみなさん、どうもありがとうございました!

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