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ソシオファンド北九州に入って

パートナーブログの順番が私に回ってきた。ヤバイ!
パートナーの皆がちゃんとブログを書いているので、少し焦っています。
報告書のようなレポートであれば、フォントサイズを大きくして文字数をごまかすことができるが、ここではそんなことが出来ないので、困ったなぁ。

私のソシオファンド北九州(以下、ソシオ)への入会の経緯とソシオに入って思うことを書きます。

そもそも、地方の建設会社の従業員だった、ある日突然、社会起業家を育成する起業塾に携わるようになったことが大きな転機でした。
それまでは利益至上主義までは言わないまでも、工事原価を管理し粗利率何%だの、経理において資金繰りだの、経営において節税だの社内システムがどうだの、と言った仕事をしていました。
それが職責が変わった途端に、社会貢献だ、CSRだ、利他だ、社会の為により良き行いをしなければ・・・と言い出したから笑ってしまいます。
しかしそれまで気にも留めていなかった社会的課題に取り組む活動に目を向けるようになり、それらについて考えるようになったのだから不思議です。

それは、ソーシャルビジネスというものを、社会貢献と事業運営の両輪を回しながら成功している人たちと出会ったからだと思う。
その志や想いを形にされ、単に社会的課題の解決だけに取り組むのではなく、ビジネスの手法を用いて事業として成果を上げている団体や個人がいることを知ることが出来たからだと思う。
そのことは、私自身のビジネスに対する見方や考え方を、改めて考え直させてくれて、大きく変わったことは間違いない。

一方で、残念なことにビジネスモデルが弱かったり、補助金や助成金頼りの収支モデルの団体や個人が多いのも確かである。
それは、サービスの受益者から直接対価を受け取ることが出来ないビジネスモデルの場合が多い。
どちらかといえば、社会的課題が顕在化されている問題に取り組まれている団体が多いように思う。
しかし、そのような団体や個人、特に代表の人は、社会的課題に対する想いや取り組む姿勢は、とても熱くて、その活動はとても尊いと思う。
だからこそ、そんな団体の活動を持続可能なものにして欲しい。
何かお手伝いできることがあればお手伝いしたい、と思うようになった。

そんな中で、二人のソシオの発起人との出会いが、運命を変えた。

東京で、社会起業家育成の事業に携わるための研修を受けていたときに、連絡を受けて二人と会った。
はじめは同郷メンバーとの食事会だと思っていたが、自己紹介もそこそこにキャッチセールスにでも捕まったような、新興宗教に勧誘されるがごとく、ソーシャルビジネスの中間支援事業を北九州で立ち上げたい、これから一緒にやらないかと洗脳されました。(笑
「東京にあるSVP東京という団体のスキームを北九州で展開したい。」と言った話でしたが、その熱量には、凄まじいものがありました。
すでにSVP東京については知っていたし、その活動にはとても興味があったので、ついつい前のめりに話を聞いていた気がします。

その年の年末に、北九州で再度話を聞く機会がありました。
その時は、後のソシオ創立メンバーの二人と一緒でした。
その二人とはその時が初対面でしたが、時間が経つにつれ熱くソーシャルビジネスを語っていたことを今でも覚えています。
北九州にもそんな熱い想いというか、そんな課題意識を持っている人たちがいることに驚きました。
その日の夜は、ワクワクした気分だったことを今でも覚えています。

そして年が明けて、一般社団法人ソシオファンド北九州が設立されました。バンザイ\(^^)/

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正直、この団体に参加しているパートナーは、ある種の変人だと思います。
言い換えれば、アホなイケてる面々の集まりです。
だって、年会費を上納しながら、様々な活動をしているのです。
もしかしたら仕事以上に仕事している人もいます。
本来であれば労働を提供しているのだから、報酬をもらってしかるべきなのに、金を払って仕事してるのだから、アホだと思います。
それも昼間は本業を持ち、定時後からそれぞれの活動が始まるのです。
また、パートナーの専門的知識を惜しみなく提供し、知らないことがあれば自ら勉強しながら活動している。変だよ、変!!
彼らはみんな、自分たちが前面に出ることなく、黒子に徹しながら、関わった団体のために全力を尽くすって、イケてるよね。
パートナーの中には、大人のクラブ活動だという人もいます。(笑
そしてよく周りから「そんな活動をして何か報酬があるのか、何かメリットがあるのか」と聞かれます。
そんなものはありません!
私たちが得るものは、経験と学びとネットワークだけです。
報酬は、いつか課題が解決することにより北九州が良くなること。
そんなことを想いながら活動しているパートナーって、なんだか凄くカッコよくないですか?!
ただただ誰かのために役に立ちたいという想いだけで活動しているのです。

フェロー制度ってのもあって、学生が一緒に参加することができるのです。
参加してくれているフェローが、みんな凄いんだよね。
めっちゃ頭良くて、積極的で、大人顔負けですよ。
自分が学生時代には、そんなメンタリティは持ち合わせてなかったので、彼らを心から尊敬します。
今時の学生は凄い!そして刺激受けます!

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ソシオに入って、
50、60を過ぎたおっさんでも活動ができるということと、ディスカッション出来る仲間が持てたことがとても嬉しく思ってます。
また、様々な団体さんと付き合う中で自分の知らない世界に触れ、パートナーの知見に学ばさせてもらい、フェローのエネルギーに触れることで刺激を受け、本当に日々勉強させてもらってます。
何か社会の役に立ちたい、という想いはあるけれど、何をしていいのかわからなかった中で、ソシオとの出会いは本当に幸せです。
自分自身がPLAYERとなって率先して社会的課題解決の事業をやる覚悟はないが、自分の力が少しでも社会的課題の解決の一助になれば、一人でも喜んでもらえる人が増えれば、何かの形で社会のお役に立てれば…と思いながらソシオの活動に参加出来て良かったと思います。
ソシオを通じて行動ができていることに本当に満足しています。

そんな中で私が思うことは、いつかドカンと花火を打ち上げたい!
我々が支援する団体のどこかが、全国のロールモデルになるような活動になるような支援がしたい。
いつか革新的なソーシャルインパクトの出せる団体に成長させることができればと願ってます。
そして、何か一つでも社会的な課題の解決ができることを目指します。

取り止めのない話で、他のパートナーのような知的な書き込みではありませんが、こんなソシオファンド北九州という団体に関わることが出来て、本当によかったと思います。
素敵な仲間と知り合えたことに感謝します。

もしこのブログを最後まで読まれた方の中で、ソシオファンド北九州に興味関心を持たれた方、社会貢献活動に興味のある方は、ソシオでの活動を一緒にやりませんか。
特別な知識や資格などは要りません。
まずは一歩踏み出すことだけです。そして、
一緒に学びましょう!
一緒に楽しみましょう!
一緒により良い北九州を作りましょう!


#ソシオファンド北九州 #SFK #ちょっと恥ずかしい #パートナーブログ #誰でも参加 #ソシオ愛

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