とても、それは罪の重さ
ベッドに押し付けられている全体重がすべてで
肘とか足とか
そういう部分に全てが乗っかっていて
実存していることがありありと分かってしまい
とてもそれは罪の重さである
ドビュッシーかく語りき
夜だ
うたうたいが独りだと語る夜なんて
それはまったく
ひとりの夜では無い
それはとっくにしっていた
ピアノはとっくにやめていた
いちど、というか何度か2回くらいか定かでは無いが
好きな人に全体重をかけてとお願いしたことがある
重たくて息苦しくて、それは生命の重さでその人が生きている証だった
存在を請け負うことはこういうことであったかもしれないなとぽつりと思う
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