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ONE PIECE考察

元白ひげ海賊団4番隊隊長、花剣のビスタ。鷹の目のミホークと渡り合う彼の剣術はいつ見ても身体の芯から熱くなる。なぜ彼は作中で頂上戦争編だけにしか登場しないのか。私は不思議でたまらない。今回は何故ビスタが実力に見合った登場回数を稼げていないのかを考察して行こうと思う。

①卑猥な体毛

ビスタの特徴といえば英国紳士風なシルクハットと小綺麗に整えられている口髭、そして逆三角形に鍛え上げられた肉体である。

しかし、そんなハイスペックな見てくれをプラマイゼロどころか大きくマイナスに持っていく要素がある。

体毛である。胸元から腹部にかけて大きく開いている彼の戦闘服は今すぐ脱いで実家のタンスに押し込むべきである。バーコードのように生え散らかしている胸毛、腹毛。

近年はやたら中世的な男性が好まれる。メンズクリアなど、男性に特化した脱毛の広告もよく見受けられるが、彼の体毛はその広告のbeforeの例でよく使われている。彼は今の時代ではbeforeなのだ。時代錯誤な体毛は今すぐごっつり剃るべきだ。

ビスタ本人も女性ファンの少なさに現在進行形で頭を悩ませているが、彼は自分の体毛がアイデンティティになり得ないことを理解していない。

剃れ。剃れよ。ビスタ。剃れ。ビスタ。ビスタ、剃れよ。剃れビスタ。それビスタ。ビスタそれ。それっ!それっ!びすた!
汚ねえ体毛は剃り上げろおバカちん。



②野党を連想させる襟

蓮舫である。

あの襟は蓮舫のものである。政界の女帝がONE PIECEに何のようだと言わんばかりの立ち具合。与党への反発を助長する可能性があるビスタの襟。あんなもんはきっちり折りたたんでおくべきである。

このまま襟を立たせ続けるのであれば、ビスタ自慢の後ろ髪を刈り上げられて、男か女かわからないショートヘアーに様変わりしてしまう。

折れ。折れよ。ビスタ。折れ。ビスタ。ビスタ、折れよ。折れビスタ。おれビスタ。ビスタおれ。おれっ!おれっ!びすた!
クソデカ白襟は折り込み上げろおバカちん。



③人相が悪すぎる

十中八九悪役レスラーである。

申し分ないほどのヒール感。あのWWEの舞台で頭角を表した中邑真輔も怖気付くほどの真っ当悪。ちなみに中邑真輔のあの髪型はビスタに影響を受けているとONE PIECE考察界隈では広まっている。WWE界隈ではこれを全面的に否定している。

極悪非道な顔面から繰り出される上品な剣術はもはや下品である。なんともミスマッチな戦闘体系。正直よ〜く見ると彼に格好良さというものは感じられない。しかし、実力がありすぎるのでどうにもこうにも格好良く見えてしまうのだ。

さぁ、どうしようかビスタ。剣術の練習はもう辞めよう。せっせと素振りしてる場合じゃない。ほら、すぐに両手の剣を置きなさい。

そんな悪人面で泣くなよビスタ。子供も泣く。
対策は一緒に考える。

ビスタのことだ。手っ取り早く面を変えようとして整形に走るだろう。彼はせっかちだからな。しかし、残念ながら、整形はキャラデザの変更ということで、尾田栄一郎、集英社の社員、ONE PIECEに関わる真っ当な大人諸々全てに多大な迷惑を被らせることになる。却下。

なんだビスタ。じゃあ、悪人面の俺は一生ファンを抱くことができないじゃないかって?せっかちビスタ!せスタ!

ここは頭を捻ろう。

幸いにも海賊なんだし、この際、あり得ないくらいお洒落なタトゥーを彫ろう。海賊に刺青は付属品である。渋谷で腕を鳴らしている彫師に、チルいタトゥーを掘ってもらおう。
そうすれば、少しは「側」に寄せることはできる。

彫れ。彫れよ。ビスタ。彫れ。ビスタ。ビスタ、彫れよ。彫れビスタ。ほれビスタ。ビスタほれ。ほれっ!ほれっ!びすた!
浅黒い肌には洒落たタトゥーを彫り上げろおバカちん。

垢抜けようビスタ。そして羽ばたこう。ワノ国編は終わったばかりだ。まだ舞える。
私はビスタのこれからに大いに期待している。


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