第二子育休。第一子の保育園を辞めて半年間べったりと2人を自宅保育した感想。


※これは私の個人的な記録です。
2人目育休中に上の子を保育園に預けている人を批判したりする意図は全くないことをご了承ください。

※様々な環境が重なった結果の自宅保育です。3歳までは自宅で養育すべきだなどの主張をするつもりもありません。

1. 娘(3歳2ヶ月)の保育園を辞めた理由

私の第一子(以下、娘)は0歳10ヶ月から保育園に通い始めた保育園っこ。

娘が2歳半の頃、私は第二子(以下、息子)を出産。

息子が生後4ヶ月になった頃、4月がやってきて娘は2歳児クラスに進級しました。
担任の先生が変わり、教室も変わり。
さらに弟は寝返りをしたり表情が出てきたりと少し人間らしくなってきて、そんな環境の変化に何か思うところがあったのか、娘は時々登園を渋るようになりました。
私も無理強いはさせたくなくて、渋る時は休ませるようになりました。週2ぐらいで登園する日々。

しかし娘と過ごす1日がもう、めちゃくちゃ大変だったのです😂
産褥期が終わり、産後太りは解消せずただのガタイの良い健康なアラサーになっていた私は白目を剥きました。

(娘と丸1日一緒にいるの、やべぇ…!)

そしてそう思う自分になんとなく違和感を感じました。
これまで約2年半、娘を育ててきたけど丸1日一緒にいるのは基本的に土日だけ。だから土日はお出かけをしたり旅行に行ったり習い事をしたりと親子で楽しめるイベントを詰め込んできた。
けど、なんでもない日をなんとなく娘と過ごすということが自分にとってこんなにハードルが高いなんて

娘と私は家族なのに、親子なのに。

※超個人的な主観です。
※そして半年べったり一緒にいてもやっぱり何でもない日を娘と過ごすのはハードルは高くないけどめっちゃ疲れると思い知りました。笑

そんな事を思った私は、しばらく娘の気分次第で登園、気分が乗らない日は自宅で一緒に過ごす日々を送り、
引っ越しをするタイミングでえいや!と退園届けを出して、転居先では保育園には入園せず自宅で一緒に過ごすことにしました。

なので理由としては「私が一緒にいたかったから」「娘と一緒に過ごす日常に慣れたかったから」なのです。
ついでに、「転園して娘が慣れるか不安だったから」「転居に伴う転園手続きがめんどくさかったから」「コロナのリスク取るの疲れた」というのもあります…

こういう選択(=娘が3歳のタイミングで自宅保育期間を作る)ができたのは息子が生まれてきてくれたからなので息子には感謝🙏

2. 保育園やめてどうなったか

一緒に過ごす時間が増えました。

1日のうち娘が起きている時間を12時間とすると、
保育園に通ってた時は朝1時間、夕方4時間の計5時間を過ごしていたところ、12時間まるまる一緒に過ごすことになるので単純に倍以上の時間一緒にいます。疲

こうなる。

でもこういう気づきもあった。

あと保育料が浮きました。
数万円、小さくない額だけど自分の育児の対価がそれだと思うとちょっと解せない気持ちにもなる。笑

3. 自宅保育をしてよかったこと

(1) 育児に慣れた

流石に24時間200日一緒にいたら慣れました。
慣れるというのは、やることの選択肢を多く持てることのような気もする。
公園に行ったり児童館に行ったり、娘の好きなお手伝いをさせたりクッキー作ったり、疲れ果てたらアニメ見せたりで何でもない過ごし方ができるようになりました。
これは私が目的としていたことでもあるので、よかったです。
今後復職してからの生活にも必ず生きてくると思う。

(2) 平日の習い事に通わせられた

まあ育休中なら習い事のある日だけ保育園を休んで通う、というのもアリなのかもしれないけど。
保育園を辞めたはいいものの、1ヶ月もするとなんとなく(家や私以外の、娘がいてもいい場所があった方が良いかも)という気持ちになって、体操と造形をやるところに通わせました。
どちらもグンと伸びたようで、通わせてよかった(浮いた保育料はこちらへ行きました)

(3) 下の子が上の子の真似をよくする

これは保育園に行かせた場合と比較できないので絶対値でしかないのですが。
自宅で異年齢保育をしていると下の子が上の子をよく真似します。何でも姉の真似をしようとするのが面白い😳
娘が保育園に通っていたら息子は日中私と2人きりで、もう少し刺激の少ない日々だったかもしれない(良くも悪くも)

(4)風邪(を下の子に移される)の頻度が減った

これはもう、間違いなく。
息子は生後1ヶ月から娘が保育園でもらってきた風邪を移されて鼻水ダラダラしてたので不憫でしたが、退園後はめっきり風邪をひかなくなりました。

(5) お昼寝がないので夜早めに寝てくれる

上記の通り。
それ故か、たまたまか、娘は退園後ぐんと身長が伸びた。

(6) 夕方の機嫌の悪さが半減した気がする

これは完全に忘れかけていましたが、娘は保育園から帰ってくると疲れているからか甘えたいからか、割と駄々をこねたりすることが多かったです。
1日中家にいるとワガママが分散されるのか、夕方あまり機嫌を損ねることがなくなりました。

4. 自宅保育のデメリット

(1) 食事

いやマジで保育園は神だったなと思います。
家で子供向けの食事を1日3回作る大変さ…🤦‍♀️
そして娘は保育園では完食してくるのに家では偏食なので全然食べず、これまでは「保育園では食べてるからいっか」で溜飲を下げていたのにそれができなくなってかなり病みました。
でも毎食作るので準備のスピードはかなり上がった気がします。何事も慣れだな。。

(2) スクリーンタイムが増えた

保育園ではあまりスクリーンタイムがなかったけれど、やはり家だとついついTVなどに便りがちに…。
子供向けアニメから学ぶこともあるので一概に否定はできませんが、親の気持ち的に罪悪感が出てしんどかったです。

(3) 保育園親の知り合いができない

当たり前なのですが保育園通ってないと知り合いもできず。
児童館や公園で会うお母さん方はお仕事をされていない方がほとんどだったので、働いている前提での話はできませんでした。(実は育休中で…と伝える機会もなく😇)

(4) 下の子育児に没頭できない

仕方がないのですが2人いると赤ちゃんの可愛さに没頭できません…。
あれ、気づいたら移動できるようになってる!?気付いたら歩いてる!?みたいなスピードで成長するので驚きです。。
たまに娘が習い事で不在の間に向き合うと可愛くて可愛くて、もっと構ってあげたいのにごめんねという気持ちになります。

5. 結局私が楽しかった!

これに尽きます、娘とくる日も来る日も24時間一緒に過ごせたのは大変だったけどとても楽しかったです。

娘にとってどうだったかはわかりません、もしかしたら保育園に通ってお友達と遊んでいた方がずっと有意義だったかも。

私は生後半年の時にフルタイム復帰をして、その時もっと娘と過ごしたかったというわだかまりのような物を抱えていました。
早めに復帰した事を後悔しているわけではありませんが、残業して帰ると涙と鼻水で顔中カピカピにしたまま疲れて寝てしまった娘が待っていて、その隣でわんわん泣いたこともありました。
きっと娘の記憶にはそんなことは1ミリも残っていないと思いますが、この半年間でその時の私のわだかまりが昇華されたような感覚があります。

つくづく「育児とは自己満足だな、でも"子供のためにしてやっている"という驕りに陥らないためには自己満足でやるのが一番いいんだろうな」と思うのでした。

3歳2ヶ月から3歳9ヶ月の半年間で娘は、
オムツが取れたり、歌が上手になったり、包丁を使えるようになったり、ご飯をよそうようになったり、公園で初めての子と遊べるようになったり、洗濯物を干してくれるようになったり、私がいない場所でも泣かなくなったり
色んな変化を見せてくれました。

それを一番近くで見られたことに感謝して、彼女の新たな門出を見守りたいと思います。
入園おめでとう🌸

そして明日からは息子と向き合うタイム👶楽しみだな!



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