未来の分かれ道

こんにちは!
今回のテーマ【夢やワクワクするもの】について、少し硬い話になっていますが、読んで頂けたら幸いです。

はじめに

日本では、様々な税金を納めなければならない義務があります。そして現在、日本の消費税率は8%ですが、現在の消費税率について、あなたはどのようにお考えでしょうか。高いと思う人もいれば、低いと思う人もいるでしょう。では、その高い、低いと個人間で差が出るのはどうしてなのでしょうか。それは、その税金がどのように使われているかによって、考え方も変わってくるからです。日本の税金は何に使われているのか、わからないと言われることが多くあります。もちろん、教育や公共機関など様々なところにも使われているのは事実です。しかし、最近の話題だと安倍晋三首相の桜を見る会が問題として挙げられています。桜を見る会を開くために、数百万円ものお金が、税金から使われていることを私的利用だと指摘されています。果たして、日本の税金は正しいことに使用されているのでしょうか。幸せに暮らしやすい日本の為に、より良い未来のために使用できているのでしょうか。あなたはどのように思いますか?

世界と比べてみると

“世界幸福度ランキング”というものを知っていますか?これは、国際連合が2012年から毎年発表している、世界幸福度報告書に記載されているものです。今年は156ヵ国、地域が対象となっています。この調査は、対象国で実施した世論調査をもとに、自分の幸福度が0から10の10段階で自己評価した主観の平均です。その結果を、「一人当たりGDP」「健康的な平均寿命」「困ったときに助けてくれる友達・親族はいるかとの二元回答」「人生で何をするか選択の自由があるかとの二元回答」「GDPにおける寄付実施者の度合い」「政府機関に腐敗は萬栄しているかの二元回答「昨日楽しかったかどうかの自己認知の度合い」「機能楽しくなかったかの自己認知の度合い」の6つの説明変数で回帰分析し、寄与度も分析したものです。その結果がこちらです。

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日本は、台湾や韓国などよりも下位の58位となっています。上位にはヨーロッパ圏が上がっていることがわかります。その中でも上位常連国のデンマークのことについて、調べてみました。

なぜデンマークは世界幸福度ランキング上位?

デンマークの消費税率は25%です。日本と比べても3倍以上もの消費税が課せられています。所得税も所得の3分の1を支払わなければいけません。では、なぜこんなにも税金が高い国が世界幸福度ランキングの上位国になっているのでしょうか。それは、税率の負担が大きい分、国から国民への福祉制度が非常に充実していることが1つの理由でした。
・医療費無料
・出産費用は検診など含め全て無料
・子供手当て支給
・所得に応じて保育園が無料か減額処置
・ベビーシッター利用料の75%を助成金で負担
・子どもの病気のための有給制度
・小学校〜大学までの授業料無料
・18歳以上の学生には国から生活費支給
・有給休暇が年6週間
これは一部分であり、他にもたくさんの良いところがあります。学歴社会や、受験戦争というようなことはデンマークにはなく、国民の間に格差が生まれにくいというところも、上位にあがる秘訣です。ただ、このシステムには高額所得者ほど得るものが少なく、貧しい人ほど得るものが多くなります。そのことへの不満の声がなぜ上がらないのでしょうか。それは、デンマークの人たちの中に、みんなのお金でみんなが幸せに、みんなが協力して社会を作るというような“共生”の精神が浸透しているからです。日本にはそのような精神が浸透するのでしょうか。

未来が夢

さて、本題である夢やワクワクすることですが、私は自分が生まれ育ち、これからも暮らしていくであろう日本の未来に期待をし、ワクワクします。私の夢には、より暮らしやすい日本で、良い家庭を築くということが1つあります。その中で、今の日本では不安が大きいと感じます。そのため、日本を出て、海外での暮らしを視野にいれている人々も少なくはないのが現状です。少子高齢化の日本が、この先どのように変わり、良い国になっていくかが、日本の未来の分かれ道になります。上記で述べたように、日本の幸福度は下がりつつありますが、他の国に比べると安全面や、おもてなしの素晴らしさは、圧倒的に勝るものがあります。デンマークのような共用の精神が、日本に浸透するのには、とても長い時間がかかってしまいます。しかし、日本も見習うべきところはたくさんあります。その中で日本ならではの解決策を見つけていけたら良いのです。この国で、自分が暮らしていく未来を、どのように良いものにしていけたら良いか、政治家になるようなことは、私の未来にはないが、世の中を少しでもよくする為にコツコツ働き、変えていけるような働きをすることが重要になってきます。人材業界では、現状の少子高齢化が進んでいる日本を、手助けできる仕事が多いので、これからは、世の中に貢献できる働きができることを期待しています。日本に住んでいる一人一人が、現状に満足せず、日本の未来を良くしたいと考えながら、生きていけたら良い未来に繋がるでしょう。そして、私たちの子供や孫の世代が、日本に生まれてよかったと思えるような日本作りをしていきたいです。

最後に

ここまで、どちらかというと難しい話をしてきましたが、要するに、日本の未来を良くしていきたいという事です。私たち一人一人の存在はとても大事であり、その一人一人の意識が、未来を変えることができるという事伝えたいです。自分の価値を高めていきましょう。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


参考

世界幸福度報告書 https://s3.amazonaws.com/happiness-report/2019/WHR19.pdf消費税率25%で世界一幸せなデンマークの暮らし/ケンジ・ステファン・スズキ