独り言

ちょっとだけ独り言

あまり共感されないかもしれないけど
先週のアベプラを見てふと思ったこと。

反出生主義の話

「子供欲しい」っていうのは確かに親のエゴだなと。

今時の親御さんたちはあまり言わないかもしれないけど昔の親たちは
「誰のおかげで産まれてきたと思ってんだ」
「誰が育ててやってると思ってんだ」
とか平気で言ってたよね。生意気なこと言うと。
(大概産んでもない父親が言うけどねw)

私はあんまり言われたことないとは思うけど
それに似たようなこと言われたことある気がする。

その時に思ったのが
「産んでくれって頼んでねえけどなぁ」
「勝手に産んだんだから育てて当然だろ。産まれてこないって選択肢私にあったのか?」
って事なんだわね。

ちなみにうちの父親はそんなこと言った後母親に凄い顔で睨まれて
「ごめん、パパの勝手でできちゃったんだよねー😅」って弁解して母親の機嫌をとってたけど

一人の人間の人生をスタートさせちゃったんだからそんな簡単な言葉で済ませてほしくはないなと子供ながらに思ったのを覚えている。


一方大人になった現在の私


旦那と結婚して
親や義両親は孫の顔が見たいと言う。
旦那も子供が欲しいと言う。
親孝行したいという気持ちもあるし
大好きな旦那が望んで欲しいと言ってるのであれば
期待に応えたいという気持ちもある。
だけどそんなプレゼント感覚でほしいとかいうわけ?とおもっちゃう時もたまにある。
私は自分の人生を犠牲にしてまで他人のために子をプレゼントするための製造機なのか…?
私だって一人の人間として産まれてきたからには
自分の人生を与えられた期間分フルで楽しむ権利もあるのではないか?と、思う時もある。

人生って思った以上に辛い事あるよね。
空気吸わないと死ぬ
水飲まないと死ぬ
ご飯食べないと死ぬ
働かないと死ぬ
寝ないと死ぬ

やらなくちゃいけないこと
沢山あるよね。
特に働かなくちゃいけないってのは
人生の殆どの時間そうあるわけで
働いてなくたって学校に行かなくてはいけないとか、義務やってる時間のが生きてる中で長いってなった時に何の為に生まれてきたのかって思う事多々あってだな。

そうおもったら
産まれてくる子供はこんなに辛い思いしなくちゃいけないのか、可哀想だなって思うこともある。

これって結構反出生主義に近いものなのかなとも思ったりする。


ここまでは反出生主義に共感できる部分。


逆に


じゃあ子供つくらなきゃいいじゃんって思うかもしれないけど、
作ろうと行動を始めてからまた別の考えも生まれた。

実際作ってみてうまく行かなかった時
死ぬほど辛い
婦人科で子供が出来にくいですって言われた時
それこそ女としての人生終わったような絶望感・喪失感・悲しみにつつまれた。
それを実感した時に初めて、改めて
「子供ほしいな」って思った。

うまく子供が出来ない時は、
自分が人間として不完全なような
不良品なんじゃないかって感覚になって
自分のせいで人が不幸になっちゃう
誰の役にも立てなくてごめんって
たまに思って辛くなる時もあって
毎月生理が来るたびに
体よりも心の方が痛かったりする。


アベプラに出演されてた流産の経験者の方が言ってたけど、
「赤ちゃんが親を選んで来てくれた」みたいなコメントしてるモデルにイラついたって言ってたけどその気持ち、ほんっっとに心から共感した。

そういうコメント見るたびに
「え、じゃあ、私は誰にも選ばれないってこと?
私のところに来たくないってか?」
って思っちゃって
ふざけんなよって思っちゃう。
ごめんね、キツい言い方して。
ただ出来ない人にとってこれほど残酷な言葉はないと思ってる。

だんだんまとまらなくなってきたけど結論何が言いたいかと言うと
反出生主義には多少共感できる部分はあるが
私はきっと子供を作り、産むという選択肢を
時間と体力と医療技術が許される限り
選び続けるだろうな

思いましたとさ。


ながいクソでか独り言
まとまらなくてごめんね。


子供の話になると
今はついついナーバスになっちゃってね
この話題以外ならポジティブでいられるんだけど🤣

めずらしくネガティヴでしたとさ。

おしまい。

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