見出し画像

dawn, 夜明け

夜明けというのは爽やかな希望の象徴として扱われることが多いと思いますが、太宰治がなにかの小説で精神も身体もドロドロのボロボロに病んでいる時に夜明けの光を見て「これは夜明けではなく敢えてdawn、ドォゥンと呼びたい。陰惨で腹にずしりとのしかかってくる絶望の光だ」みたいなニュアンスのことを書いていたのが思い出されます。

最近めちゃくちゃ暑くて出勤どころかどんな用事だろうと外に出るのが憂鬱というのももちろんありますが、本日月曜の朝6時ごろ目覚めた時の厭さといったらもうすごくて、お気に入りのWebサイト巡回もスマホゲームも飲食もしたくないほど凄まじく憂鬱でグロい気分で、普段しないのですが同じ気持ちの投稿を探して自分一人じゃないんだという慰めを見出したくX内を「仕事に行きたくない」というワードで検索して出てきた知らん人たちの呟きを眺めていました。まあ、たまに「仕事行きたくないよね!在宅で稼げるスキルを身につけたいならおすすめのセミナーがあるよ以下のリンクをクリック」という怪しげな誘導アカウントが引っかかるが、世の中には仕事に行きたくないリアルな辛さを抱えた人たちの心情吐露が溢れていて若干気が紛れました。また、仕事人間関係外出などに辛さがあってそういう発言をしている人たちが多いなか、髪を切ったら変になったので今日仕事行きたくないと呟いてる人がひとりいてかわいかったので少し和みました。本人にとっちゃゆゆしき問題かもしれませんが、まあ髪なんてすぐ伸びるよ。と思い、いま休憩中の机でこの日記を急いで書きました。おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?