読書日記_3 『カラマーゾフの兄弟』

いま、修道院にてゾシマ長老同席のもとカラマーゾフファミリーの会合が行われていて、やっと長兄ドミートリーが遅刻して現れたところである。読み進めたのは124ページ。この辺りで、次男イワンと修道院の面々とミウーソフが神学的な議論(教会の在り方とか、罪の赦しについてとか)を始めるのだが、そこが少し分かりづらくて時間がかかっている。こういう小難しい議論の箇所を読み飛ばして父殺しのドラマ・パートだけを追う読み方も可能かもしれないが、それをしてしまうと浅い味わい方しかできないので避けたい。
読んでいてちょっと迷子になりそうだなという危惧をおぼえたので、3冊ほどドストエフスキーの解説本を取り寄せて併読している。こうしてどんどん読むスピードが遅くなっていく…。

今後読書記録をつけるにあたり、細かく刻むように何回にも分けて感想を書く方がいいのか、ある程度の量を読んで内容をまとめて少ない数の記事に落とし込んだ方がいいのか迷っているところである。

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