仏像の背中

仏教のことを調べようと思っていたのに気がついたらGANTZという漫画の仏像編を読み耽っていた、みたいなことがあった。正確には「あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編」だ。GANTZのなかで最高に盛り上がるところだと思うのだが、ここで満足してしまいそれ以降の話はなんとなく追うのをやめてしまった。味方側のキャラクターが立っているのと(個人的にチンピラとラッパーの2人組が好き)、慈悲深いイメージのある仏像たちが容赦なく殺しにかかってくるところが刺激的でワクワクすると思う。他の人の感想も知りたくてネット検索していたら、仏像マニアの人のブログに行きついた。仏像マニア的にも、仏像の描写がかなり精巧でこれはあの寺のあの像がモデルだなとすぐ分かるし絵に躍動感もあって楽しめたと書いてあったのだが「残念なのは、仏像の背面の描写が拙い。でも現実に仏像の背面までじっくり見られる展示は少ないし、写真資料とか見ても前面・側面の写真ばかりなのでこれは仕方ないかな」とのことだった。さすが仏像マニアだ。

軌道修正して今はひろさちやの『仏教と儒教』を読んでいる。きょうは、釈迦は「死後の世界のことは考えるな」と言っていたということを学んだ。

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