借りた本 2022年2月末


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・『おかしな本棚』

友達が読んでておもしろい、本を捨てたくなくなる本だと評していたのが気になって借りた。ひとりの著者が書いているのではなく、兄弟の本棚にあった本、読みたいと思って買ってあるけどなかなか手が出ない本、買えなかった本というふうに色んな人が色んな角度から本への思い、愛着、こだわり、わだかまりなどを表現していてバラエティ豊かあるいは雑多な印象を受ける。タイミングの問題かもともと好みではないのか、あまり惹きつけられないので早めに返却する。こういう本は面白く読める時と「おたくの個人的な思い入れとかどうでもいいですよ」と投げやりな気持ちになるときの差が激しい。


・『フィッシュ・アンド・チップスの歴史』

これはタイトル通りの内容。フィッシュアンドチップスが好きなのと、林望の『イギリスはおいしい』というエッセイに出てくるフィッシュアンドチップスの描写に興味を持ったのでその延長線上で借りた本。そうなんだ~という感想で、特に熟読したくなる箇所はなかったので早めに返却する。純然たるイギリス由来の食文化ではなく、ユダヤ系などの移民がフィッシュアンドチップスの大衆化に寄与してきたことがわかった。


今回感想を書いた本とは直接関係がないことかもしれないが、写真や図がいっぱいあってレイアウトに工夫を凝らしてある本をなんかよさそう!と思って手に取って目を通しても、なぜか脳に刻み込まれず素通りしてしまうような感覚に襲われることが多い。読んだ本にいまいち入れ込めなかったときはその理由も考えるようにしていきたい。

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