読書日記_5『カラマーゾフの兄弟』

上巻の中間地点を過ぎたところである。スメルジャコフ(この本における重要人物の一人です)という厭世的な料理人が出てきて、異教徒の捕虜となり改宗を迫られるのを拒絶して殉教した者だけが称えられるのは本当にリーズナブルなことなんですか?拷問を恐れて改宗することになってしまった人も赦されるべきでしょ?みたいな議論を始めていて、興味深いです。スメルジャコフっていう名前、なんかsmellという英単語を想起するから臭いそうな感じするな〜と思っていたら訳注にほんとに(臭い男という意味です)と書いてあってワロタ。全くこの本と関係ないですけど、人間ごときの名前なんてそういうノリで決めたらいいと思います。

続く…

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