エン・ジャパン株式会社の決算書を読む

松岡茉優さん・バカリズムさんが宣伝をしているエン・ジャパン株式会社の決算書を分析してみたいと思います。2020年3月期第1四半期決算短信を見ています。

※勉強中の身ですので何か誤りがありましたら忌憚なくコメントでご教授いただきたく思います。お手柔らかに…

・貸借対照表

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流動資産:37,255→33,697

固定資産:12,596→12,848

流動負債:13,274→11,032

固定負債:1,111→1,255

純資産:35,466→34,259

純資産が固定資産の2倍以上ありますね!非常に強固な財政状況で安定しているといえます。多少のことが起きてもぐらつかないでしょう。また流動資産のうち当座資産は32,544、流動負債の倍以上あります。すぐに現金化できるお金がこれだけあるのは素晴らしいです。

ただもちろん有価証券の価値は下がっていないか?など注意すべき点ではあります。また有価証券は何かの担保になっている場合は流動性がなくなることも考えられます。しかし32,544のうちの2,000という数字ですので大して大きな影響はないと言えます。

少し気になるのは売掛金と買掛金です。買掛金578に比べて売掛金が5,385と大きいです。何か不良債権があるのか、または支払い先行型の経営の場合があります。(ただ自己資本率は71.1%→73.6%とアップしています。)

・損益計算書

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売上総利益は増加、営業利益は減少、経常利益は減少、当期利益も減少でした。売上は上がっているのにその他が減少…一体原因は?

まず販売費及び一般管理費が6,611→8,311に増加、とにかく経費が増えてしまっているようです。加えて営業外収益を見ると91→26になってしまっています。前期ほどこの点が稼げなかったのでしょうか。この2点が主な要因と思われます。

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そこで決算説明会のPDFを確認したところやはり!原因は人件費と広宣・販促費、業務委託費でした!28.4億も増加しています。確かに最近CMなどよく見る気がします。転職市場は盛り上がっていますし、その影響なのかもしれないですね。

本日はここまでです。もう少し自分なりの分析なども加えられるように日々精進いたします。ありがとうございました!


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