I'm totally hooked on the PULPs!
安良はパルプ小説に熱中していた。
近頃は、新企画・新連載・逆噴射ワークショップ・続編連載など次々と気になる作品が目白押しだ。めくるめいて放たれる弾丸は、その一発一発があやまたず安良を撃ち貫いていた。
「パルプ小説……なんて、なんて、熱いッ」
銃弾の熱波に体を震わせたかと思うと、その読み手は机に倒れ伏した……
ズッズッズム ズッズッズズムン
私よ。天啓を得たのでやるわ。
パルプへのパッションが暴れ出し、インスピレーションに煽られて本能が駆け出す……
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パルプが