【ホラーYoutuber】怖い番組が無いので動画で補う

ということで私が気に入っているホラー系Youtuberをまとめる。
大御所というか、有名どころばかりなのであまり面白くないかも。

こわ動!TOP5

海外の心霊系動画配信者や、ある時は心霊と全く関係ないのにそんなことが起こってしまった動画を集め、字幕を付けてくれているチャンネル。
余計な音楽やSEなどが極力そぎ落とされ、ほぼ元の動画をそのまま日本人にも見やすくしてくれている。
このチャンネル、恐ろしいのが字幕を付けるのが英語の動画に限らないことで、特にイスラム語圏の動画は最早こわ動ファンにとっては嬉しいサービス。
イスラム語圏では大体大変なことになってしまうので、肝試しはイスラム語圏以外でやろうと思う。

個人的に好きな回はこちら。
海外で非常に人気の高かったアプリ、Randonauticaに関する動画をまとめたもの。
このRandonauticaは2020年に配信開始され、海外のティーンエイジャー(特にtiktoker)に大きな人気となったものだ。
「Randonautica」は、ユーザーの周囲に位置する、車で10分以内の距離にあるランダムな座標を指定する。その座標をユーザーが目指すというアプリだ。
今度こちらについても単体で詳しく書きたいなと思っている。

ゾゾゾ

最早大御所中の大御所といっても良いかもしれない。
日本全国の心霊スポットを網羅したサイトを作りたい!という思いからディレクターである皆口くんに巻き込まれてしまったメインパーソナリティー落合さんと、エキセントリックな見た目からは想像できない落ち着きっぷりが人気の長尾くんを中心に軽快な雰囲気で進む。
毎度イヤイヤながら30分間も一人ぼっちにされる落合さんも味わい深い。

お気に入りはこちら。
「トンネル入り口前で待ち合わせ」というワードがあんな悲劇を生むなんて…。
ゾゾゾファーストシーズンの、記念すべき長尾君初出演動画だ。

また、「ゾゾゾの裏面」というサブチャンネルにアップされている「捨てられた心霊写真」もなかなかの怖さ。
ドキュメンタリーなのか?それともモキュメンタリー?出演した誰かが嘘をついているのか、それとも動画自体が嘘なのだろうか。
結局何も分からないが、その家は確かにそこに存在する。
個人的に最も怖い回だ。

オウマガトキフィルム

こちらもすっかり大御所。
ヒロさんとトモさんの2人とカメラマンのTさんの3名のグループで、著名な心霊スポットのほか視聴者から投稿されたやばい家にも潜入する。
彼らは趣味仲間というだけで、幼馴染でも古くからの友人でもないんだそうな。

ところでこちらのチャンネル、とにかくメイン二人の肝の座り方がやばい。
絶対今行ったらダメだろ!という方向に速攻で突っ込んでいく。しかも一人で。
恐らく日本の心霊系やホラー系Youtuberで最もぶっ飛んでいるのではと思うくらい躊躇なく前進。だが彼ら曰く一応ビビってはいるらしい。ホンマか?

また動画内の怖さを「甘口」「中辛」「辛口」「激辛」「超激辛」の5段階で表記されているが、視聴者からは「辛口は実質激辛」などと好き放題言われている。
そういう評判がある通り、オウマガトキはいずれの動画も大体怖い。何かが起きていなくても怖い。

個人的なお気に入りはこちら。
投稿者である中山さんから、ある日オウマガトキはDMをもらう。その内容は「家の中に開かずの間がある」というもの。どうしてもその部屋を開けたいが怖いのでお願いできないかという依頼に、オウマガトキが突撃!
だがその家への突入は思わぬ形の結末を迎え…。

最近アップロードされた「#47【序章】ルームツアー/悪霊から逃れるため異様な状態となった家」もかなり怖かった。
何かが怖いのか、それとも何かから逃れようとする住人が恐ろしいのか。
個人的には風呂場の様子がやばすぎて鳥肌が立った。

コクチギム

最後にご紹介するのはこちら、一番最近見つけた(見始めた)チャンネル。
そして他の心霊系チャンネルとは異なり、個人的には非常に悪意を感じるチャンネルでもある。

ここでアップロードされているのは全て「ホームビデオ」だ。
だがその内容は異様なものであり、女性と子供のトルソーが置かれただけの部屋で、次々とポルターガイストが発生する様子をただ映している。

ここで妻と子を失った
つらいつらいつらいつらいつらい
しにたいしにたいしにたいしにたい
でもまだ家族はここにいる
だからホームビデオを撮る
思い出を残そうね

コクチギム 動画概要欄より

こういった概要欄にもあるように、このチャンネルは「妻と子を自殺によって亡くした父親がアップロードしている動画」だ。
家族で住んでいたアパートで妻と子は自殺(無理心中?)を遂げ、その結果部屋は事故物件になった。いったんは引き払ったが、「告知義務」が発生してしまったことに悲しみを覚え、再度借り受けたのだという。
そして、その家でホームビデオを撮影し始めた。
これが本当かどうかは全く分からない。はっきり言って、私は信じてすらいない。

3人家族で住むには妙に狭い部屋が舞台となっている。
間違いなくファミリー物件ではない。カップルの同棲でも、もうちょっと広い物件を選びそうだ。
1Kでロフト付き、ユニットバス。
ここに家族3人で住んでいたということに、まず強烈な違和感を覚える。
三輪車にまだ乗るような子供(年齢は明かされていない)がいるのに、ロフト付きの、ユニットバスで、ワンルームの家に住むか?
完全に一人暮らしの大学生や社会人が暮らすような家だ。

1本目の動画で「マイホームにあこがれて」この狭い家に住んでいたと書かれていたが、だとしてももうちょっと選びようがあるだろう。
折々で登場する子供の書いた絵は、少なくとも小学校低学年くらいの子が描いたのではないかと思うようなものもある。三輪車が部屋に置かれているが、三輪車なんて乗る年齢の子が、あんな絵は描けない。

また妻に仮託されているのか、トルソーに着せられている服も個人的に違和感がある。
遺品であるヘッドマネキンから、恐らく妻の仕事は美容師などだろう。だが、美容師にしてはトルソーに着せられた服は随分と野暮ったい。野暮ったいというか、婆臭い。高齢者が着るような服だ。

それに、そこまで大切だと思うならその家に住み続ければいい。
だがこの動画を撮影している人は、毎日このアパートには通うものの、アパートに住み続けているわけではない。
本当に悲しく思っていて思い出を残したいなら住めばいい。
仏壇もどきが部屋に存在するのも何だか違和感がある。
線香台や蝋燭の向こう側には何もない。写真も、位牌もない。
家族なら早く成仏してほしい、楽になってほしいと思うものじゃないんだろうか。思い出なんて残している場合じゃないと思うのだが。

やたらと狭い部屋で、母と子だけが自殺。
生活を狭い場所で営めと無理強いする父親からの圧力に悲観した母親が、子を残すことは忍びないと心中したというのが一番しっくりくる。
そのことが真実ではないことを祈るばかりだが、これが本当のことかどうかなんてだれにも分からない。
何となく行く末を見届けたいなと思う。

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