【追記あり】食物語シンガポール版(新馬版)プレイ感想文
(2023/02/13追記)
ダウンロード方法についてはこちらにまとめました。
(2023/02/16追記)
「新馬版と日本版の同じところと違いについて」に「画院について」をついきしました。
日本版には未実装となっている「画院」の紹介です。
本編はここから
さて、サービス開始日から遊び続けていた「食物語」。伝統的中国料理を擬人化したゲームだ。
もともと日本国内では過疎っていたゲームではあったのだが、いよいよサービスが「2023年4月7日」に終了されることになった。
個人的には声優陣も豪華でキャラクターも可愛かったので、マジで宣伝のへたくそさとローカライズのへたくそさがもったいないゲームだったなぁ、という印象。
言いたいこと、文句を付けたいことはたくさんあり、特に言語的なローカライズのいまいちさ、中国文化に深い造詣が無ければ理解できない部分が未翻訳になっていることも致命的だった気はする。
が、さすがに2年半近く遊び続けたこともあって、食魂(以下キャラクター)への愛着も湧きまくっている状況でサ終されるのはめちゃくちゃつらい。
日本版がないならシンガポール版を遊べばいいじゃない
ということで、マリーアントワネットになった気分でシンガポール版をダウンロードした。
中国国内版(以下本国版)は、現状中国国内の規制の関係上本名での登録などが必要になるそうで、国外プレイヤーが遊ぶハードルがかなり高い。
そのため、最も本国版に近いゲームとして遊ぶことが出来るのがこちらのシンガポール版(以下新馬版)だ。
新馬版は全編中国語であり、主にシンガポール在住の華僑に向けたアプリ。もともとシンガポールは華僑が非常に多いので、多分そのまま輸出されているのだと思う。
アプリの詳しいダウンロード方法は検索していただくとして、
こちらでは「これからも食物語を遊びたい、食魂と離れがたい」という若様に向けて、新馬版と日本版の違いについて、書ける範囲で書いていこうと思う。
新馬版と日本版の同じところと違いについて
ではここからざっくりとした同じところ、違いについて気付いた範囲で記載していく。
まずトップ画面
大きな違いはなく、日本版をプレイしていれば大体の操作の流れは一緒だ。
すでに遊んでいる人であれば、すぐに遊び方は分かるはず。
共有について
続いて共有について。
ガチャ石をもらえたりするので、意外と重要な機能。
日本版では共有が「twitter」が基本だったと思う。
だが新馬版では「微博好友(weibo)」「朋友圏(Wechat)」「Facebook」の3種類。
「朋友圏(Wechat)」は中国版LINE、「微博(weibo)」は中国版twitterのことをそれぞれ指している。
いずれも国際版が存在するので、国外のお友達が欲しいなら登録してみてもいいかもしれないが、登録に関してもすべて英語または中国語となる。
上記2つは猛者向けアプリになると思うので、お手軽なfacebookが良いと思う。私はとりあえず適当にfaecebookのアカウントを共有用に取得しておいた。
2023/02/16追記:画院
日本版にない新要素をやっとそこそこ遊べて来たので追記させてもらう。
レベル30を突破すると解放される要素「画院」がある。
中華系アプリではこれまたよく見かける「すごろくステージ」だ。
ここを周回することで、レアなイラストを開放できるだけでなく、キャラクターごとのSDイラストを取得できるようになっている。
またプレイする際には同行者を選ぶことが出来る。
所持するキャラクターから好きなキャラクターを選んで、一緒に周回してもらう。
1周回ると好感度が100もらえるので好感度育成にも使用できる。
すごろくを周回するためのサイコロは時間経過でも獲得できるが、デイリーをクリアし活躍度を上昇させることで追加獲得可能だ。
こちらが実際に獲得できるイラスト。
こうしたイラストを獲得すると、キャラクターの様々なステータスを強化することが出来るようになっている。
またイラスト自体も強化することができ、ステータスをどんどん高めることが可能だ。
レア度の高いイラストの開放には複数枚のピースを収集する必要があるが、上記のSDキャラクターイラストについては1枚で獲得できるだけでなく、すごろく内のショップでも購入できる。
そのため比較的容易に収集できる…と思う。
新馬版の良いところ、悪いところ
ということで、ここからは日本版と新馬版の違いの中で、個人的に良いなと思ったことを挙げていく。
良いところ1:日本版未登場のキャラクターと会える
これは結構嬉しい人も多いんじゃなかろうか。
日本版では見られなかったキャラクターが登場しているので、新たな推しに遭遇できる。
また、恒常ガチャから排出されるSSRキャラクターの種類も多い。
日本版では限定ガチャを回すしか会う方法の無かったキャラクターも、恒常や限定ガチャのすり抜けで遭遇できる可能性が上がる。
それだけでなく、キャラクターごとのスキンの種類も断然豊富。
恒常で手に入る物はラインナップに変わりはないが、期間限定のものなどは国内配信されていない衣装もある。
良いところ2:若様の性別をあとから変更できる
個人的に一番うれしかったのはこれ。
若様の性別を男女問わずあとから変更できる。
若様のスキンの数も日本版に比べて増えているので、男女問わず着せて遊べるのがうれしい人も多いはず。課金の必要はあるが、その時々の気分に合わせて変更できるのはうれしい。
良いところ3:突破素材合成があり、育成が楽
若様チェンジの次ぐらいに嬉しかったのはこれ。
突破に使用するナッツ類を、あとから合成することが出来る。ある程度レベルが上がってくると素材クエストをこなすのが大変になって、なかなか突破が難しい、なんてこともない。
あと効率2倍だけでなく効率4倍チケットがある
日本にもこれくれ!!!!って思った。こうしたちょっとした便利機能が実装されているのも良いところ。
良いところ4:家具類の販売種類が常に豊富
日本版だと家具ガチャの恒常は1種類のみだが、新馬版では大体いつでもこれぐらい引ける。
ああ~あの家具ほしい!限定だしもう引けないのか…ということがないのが個人的にはめっちゃ嬉しい。
悪いところ1:なんも分からん
当然だが全編中国語で、ボイスもすべて中国語。
そのためはっきり言ってなんて言ってるのか全く分からない。あたりまえ体操。翻訳アプリ必須だ。
画面を何とかしたい、ということであればグーグル翻訳のアプリが一番手ごろで便利だろう。カメラを使用したリアルタイム翻訳や、スクリーンショットから翻訳部分を見つけて翻訳してくれる。
ただ個人的に好きなのは百度アプリの翻訳。
中国の会社が開発しているアプリのため中国語、または英語がアプリ内では使用されているものの、日本語⇔中国語の翻訳精度はずば抜けて高く、自然に翻訳してくれる。
またこれまで使用できなかったカメラを使用したリアルタイム翻訳、画像内の文字の翻訳も使用できるようになっている。
より自然な文章をチェックしたいのであれば、グーグル翻訳か百度翻訳でいったん文章を取り込み、原文をコピーしてDeepl翻訳にかけるのもアリ。
手間はかかるが内容が非常にわかりやすくなる。
私は今iPadでプレイし、分からないところはiPhoneのカメラ翻訳アプリで翻訳しながら遊んでいる。
一からの育成になってしまうこと、これまでの愛着あるキャラクターとさよならする羽目になるということは寂しいが、それでも継続して遊べるというのはありがたい。
離れがたい若様方、新馬版でのプレイをぜひご検討くださいませ。
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