背水の陣
という言葉の意味を最近教えてもらった。
「あえて川や海を背にして、負けることを選択肢から外す、勝つか滅ぶかの戦法」
転じて
「あえて退路を断つことで正面から向き合って戦うしかない状況を作る」
の意。
難しい決断をしなきゃいけないというときとか、
考え込んでも詰まってるときとか、
「逃げる」という選択肢を削除するのは、かなり多くの人がやることではあると思う。
ただ本来の意味を置いといて、
言葉としては似たようで真逆な状況を少し想像してみた。
「不意に退路を断ってしまったことで、目の前を道なりに進むしかない」
実際こっちのほうが多いのではないかと思ったり。
自分が積み上げた愚かさがそのまま返ってきて苦しいだけでなく、
その尻拭いをしていくしかないと、思い当たる節が多い。
そんなことを考える度に毎回
「あのときこうすれば(しなければ)よかったな」
「なんで自分ってあんなに無知なくせに知ったかぶりなんだ」
などなど、くよくよ考え込むのは簡単だけど。
じゃあこれからどうすんの。と来たら何も答えが出ない。
また逃げようとしてるからだ。
結局、またここで愚かな決断をし、「背水の陣」の負の連鎖へ…
社会人になって半年という節目。
自分自身以外に責められる他者はいない。
全ては自己責任。
過去の自分の愚かさを認めた後には、
取った選択肢、犯した過ちの延長線上をもがいてでも歩むことにしか道はない…
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