大阪大学経済学部編入対策 面接編

ご無沙汰しております。令和2年度大阪大学経済学部編入試験に受かったアンコウです。今回はすぐに行きます。

まず面接の概要についてお話していきます。
学科試験が終わった1週間後ぐらいになると1次の結果が発表され、無事合格していると2次の案内が届きます。ちなみに2次自体は学科試験の2週間後ぐらいです。

私が受けた2020年度では学科が60人ぐらいで、1次突破は17人でした。そして最終結果は10人ほど。最終倍率は6倍ですね。

 それでは面接対策についてです。まず阪大は出願時に志望理由書を書くんですが、絶対に絶対にそのコピーを取っておいてください!
というのも阪大の面接ではその志望理由書とあなたの学校の成績と試験の成績の3つで進んでいくからです。そして出願から試験日までけっこうあるのでコピーをとっていかないと忘れてしまうんですよね。なので絶対にコピーを取る必要があります。

 そしてこの話からもわかると思うのですが、志望理由書は明らかに合否を左右します。(まあ、個人的には学力試験で上から・・とも思うんですけど)
というわけで志望理由書もしっかりと対応したいところです。そしてその対策に私が受験生の時に使っていたのが「大学編入・大学院これで決まり!志望理由書・面接対策」です。

 この本には志望理由書と面接の対策が書いてあります。基本的にこの本に従ってもらえればかけるのですが私からも助言をしようと思います。
基本的に志望理由書に書くのは
1、阪大の経済の編入学試験を受けようと思った理由・動機(大学院ではダメなのかなどが聞かれます。) 
2、編入して何をやりたいのか(どこの研究室にいって何をやりたいかまで具体的に) 
3、なぜ今の大学ではダメなのか(経済学部出身者限定)がわかるように
4、将来の計画など。私の場合は大学院に行って経済の研究を続け、研究職になりたいと書きました。(他にやりたいことが見つかったため、大学院への進学は断念しました)

 とにかく”今の大学では自分のやりたいことができない。だからここに入りたい!”というのを面接官の方にきちんと伝える必要があります。しっかりと考えておきましょう。まあ私自身は先ほどの本にそって書いたら無事合格できたんで先ほどの本に従ってください。

さて、志望理由書を書く上で重要となってくるのはゼミの研究です。ゼミはどうやって調べたらいいの?となりますよね。
まずはゼミを紹介するサイトがあります。これを見てどこのゼミが面白そうかを判断してみてください。
そして行きたいゼミが見つかったら、そのゼミについて調べます。
①先生の著書を読む(特に阪大で人気の大竹先生のゼミは、行動経済学をしっかり勉強する必要があります。合格者は3冊ぐらいは読んでいました)
大阪大学経済学部公式Youtubeチャンネルを見る。
 動画で分かりやすく解説してくれます。
②研究室訪問 私はしませんでしたが、一番濃い情報が手に入ります。教授たちのメールはホームページに載っています。
③Twitter あまりおすすめしませんが、一部のゼミはTwitterを持っています。とはいえ、更新しているところはあまりないのでオススメ度は下がってしまいます。

 そして志望理由書を書き終え無事1次を突破出来たら今度は面接の対策にうつります。面接は7,8人ほどの面接官に向かう形で会場が用意されている形です。そしてその面接官の人達が志望理由書と成績を見て気になったところを質問してきます。

 まず一番最初に聞かれるのは志望動機です。これを3分ぐらいで話すことが求められます。そして次からは完全にオリジナルの質問になっていきます。ネットで質問されたことを調べてその一応の答えを書いたものを持っていき自分の番が来るまでその資料を見返していました。(その想定質問集は有料noteに記載しています。)

そして面接が始まりました。以下私が実際に聞かれた内容です。

「大学院で経済学部に進学するのではダメだったのか?」
「部活は何をやっていたのか?」
「卒業後は何をしたいのか?」
「希望の研究室に行けない可能性があるが、もし行けなかった場合はどうするか?」
「これまでにいた情報学部をわざわざやめてくるということなので情報学部は自分が思っていたことと違ったのか」
「大学入学後に経済学に興味を持ったとのことだが高校の頃には特に興味を持たなかったのか」

質問を受けたので、追記しますが基本的に阪大では時事を聞かれることはないです。他の受験者に聞いても時事を聞かれたことはないそうです。

ちなみに面接室を出たあとで時間を確認したところ面接時間はトータルで10分ほどでした。よく圧迫面接だとか質問を大量に浴びさせられるといったような内容のものをよく聞くのですが面接官の方は非常にやさしく私個人の印象としてはむしろリラックスできました。面接が終わるとそのまま帰宅です。正直結果はよくわかりませんでしたが、ふたを開けてみると合格していました。
これで私の編入試験は全て終わりました。



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