東北大学経済学部編入試験 不合格体験記

 みなさん、こんにちは。または初めましてアンコウ(@Ankou_transfer)です。私は現在阪大の経済学部に編入したのですが編入試験は4校受けております。その中の一つ東北大について今回はご紹介していこうと思います。

タイトル通り落ちているので不合格体験記になります。話は2年生の夏にさかのぼります・・・。

 2年生の夏友達もできまあ一応勉強もそこそこ出来て周囲との関係も良好でした。当時はこの生活がずっと卒業まで続くものだと思っていました・・。

 とある理由により編入を受けることを決心した僕はまずどこを受けるかを調べることにしました。 当時英語だけはやっていたので英語はとりあえずゼロ対策で済みそう。そして適当に検索して出てきた旧帝大の対策の中から4校をピックアップしました。その中に東北大もありました。

東北大学は「経済学」と「経済数学」(必修)で受験することに決めました。そして経済学の勉強にとりかかりました。

ただ経済学の勉強は阪大および京大の対策が最優先であり東北大の対策は全くしていなかったのです。というより阪大と京大の対策をしていれば東北大は大丈夫だろうと思っていました。(これがよくなかった)経済学で何をやっていたかは「らくらく」シリーズ、演習ミクロ、マクロなど。
そして9月の終わりには東北大から請求していた過去問に取り掛かりました。
ちなみにこの時の成績は経済数学が9割、経済学が8割ぐらいでした。
「まあさすがに大丈夫か」と思いそのまま阪大入試(11/9)が終わるまで東北大はノータッチでした。(やっぱりよくなかったかな)

さて阪大が終わり家に帰ってきた後で東北大の対策に取り掛かろうと思っていたんですが、スイッチが切れてしまったかのように勉強に身が入らなくなってしまいました。
 考えられる原因としては
1、阪大、京大と大きな山を越えてしまった。
2、実は阪大入試の時まで睡眠不足であった。
 この2つですね。特に2つ目。

Twitterのフォロワーさんとかは知っている方も多いんですが、私は名大の受験前日に睡眠不足がたたって倒れました。結局不眠状態は阪大入試頃まで続いていたのでだいぶ消耗していたんですよね。

あと良くなかったのが1週間ぐらい後で名大と阪大の通知が来たことです。
実は名大は阪大の2次が終わるまで開けませんでした。影響が出たら怖かったので。でも阪大は開けました。なんと1次に受かっていました。
そしてそこで油断しちゃったんですよね。さらに東北へのやる気は失せました。ちょうどその時前のバイト先から募集が来ていたんでまた働かせてもらうよう頼んだりなど関係ないことをしていました。

とはいえ、一応はやりましたよ!
 やっていた対策としてはマセマとこれでわかるシリーズとブック〇フで売っていた数学Ⅲのチャート式です。「編入数学徹底研究」はやっていません。まあ過去問も解けていたし大丈夫でしょうと。1日6時間ほどしかやっていませんでした。
加えて勉強できる時間が短かったのは元大学の授業の関係もありました。私は情報学部だったのですが講義でプログラミングがあります。プログラミング経験者ならわかると思うんですがプログラミングって結構時間取られるんですよ。これで時間がだいぶ潰れましたね。
あとちなみに経済学の勉強時間は0です。数学ばかりやっていました。

そんなわけでまったくと言っていいほど時間が取れなかったまま宮城県へ出発しました。
会場には55人ぐらいの人がいました。10人ぐらいは欠席していましたね。
そして最初に「経済数学」が始まりました。問題を見た瞬間去年よりも明らかにレベルが上がっていました。軽く焦りながらでしたが割と答案は埋められた気がします。何割だったかは忘れました。7割は越した気がしますが・・。

そして次に経済学です。こっちも過去問大丈夫だったからいけると思っていました。実際こっちは数学要素が強いなとは思いつつも割と解けました。1つ失敗だったのがゲーム理論の問題が出たことですね。私は専門科目の勉強を始めたのが遅かったので経済学を絞り込みしていました。ゲーム理論をほとんどやっていなかったんですよね。これが解けなかったのがたぶん不合格の原因の一つだったと思います。
(この反省を踏まえて私はTwitter上ではあまりヤマをかけない方がいいと伝えています。運要素がただでさえ強い編入試験がさらに強くなるので)

そんなこんなでしたが意外と出来がよかったので(実は実際に受かった阪大と名大よりも手ごたえがありました。阪大2次に進んだときもおそらく下の方だと思っていたので行くかどうかすら迷っていました。)受かっているんかな~と思っていました。そして2日後には阪大の2次があったので観光もせず急いで新幹線に飛び乗りました。宇都宮(栃木)あたりで経済数学を1問がっつり間違えていたことを思い出しました。まあ1問ぐらい大丈夫かなと思っていましたがここで軽くあきらめつきましたね。

そして大宮あたりから気持ちを切り替えて阪大の2次対策に取り組みました。しゃべるのは好きだったのでまあもうリラックスしてしゃべっていこうと思っていました(阪大様拾っていただきありがとうございました)

とりあえずこれが当日までの出来事です。反省点をまとめると
1.不安が大きすぎて不眠になっていたことがかなり足を引っ張った。
2. 勉強時間としてとれる時間が短すぎた
3.まあ大丈夫だろうと思っていた(慢心)
4.気持ちが阪大1次で切れてしまった。
5.試験の出る範囲に山をかけてしまった。(せめてゲーム理論はやったほうが良かったな)
6.過去問とけたら大丈夫だろうと思った(てか難易度上がりすぎだと)
7.4つは受けすぎた。

 以上が反省点ですね。まあ4つも受けたのとカリキュラム的に結局時間は取れなかった気がします。受験校4つは多かったですね。

さて、それでは東北大受験次の日に行きます。次の日は普通に授業に行っていました。普通に5コマまでいました。この日はずっと明日の阪大面接の対策ばかりやっていました。

そして次の日になって大阪へ出発しました。不安になりながらも面接も乗り切りました。そしてすべての面接が終わりました。その次の日から先ほど見つけたバイト先でずっとバイトしていました。ちなみに実はこの日名大の合格を知りました(おそらく一番遅く合否を知った名大受験生ですね。)
その後Ruby on railsでプログラムを書いていた時に阪大の合格を知りました。さらにそこから時は流れ、12月16日に京大の不合格を知りました。そしてTwitter上であげてくれた掲示板より東北大の不合格を知りました。そうです、同じ日に不合格を知ったんです。

まあもう少し時間をかけられれば受かったかもしれないですね。それにつきます。みなさんはなるべく時間をある程度割くことそして慢心に気をつけてくださいね

そういえば得点開示はしないの?と聞かれるのですが、まあ特にもう一度受けるわけでもないですし、別に何点だったか興味ないんですよね。合理的な判断じゃないんで開示はしていません。



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