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柚香光スペシャルコンサートBE SHINING!!感想

無事に大千秋楽、終わりました!
れいちゃん、花組の皆さんほんとうにお疲れさまでした!ひとちゃん率いる全国ツアーも無事に終わってよかった。

あれよあれよという間に事態はどんどん収束不可で苦しいつらい想いをしている方がますます増えていっている感じがしていて、私には何をどう書いたら良いかわからず、そのことには触れずに感想書きます。ごめんなさい。

柚香さんに出会えた人生でよかった

このコンサートの実施が発表された日、なんとなくの予感が確信に変わり、手が震えたり涙が出たりぼんやりしすぎて指輪を落としたりかなりうろたえたのを今でも覚えいます。

男役じゃなくて妖精フィーを押し出す感じなのかぁって、最初はもっと男役バリバリの方がいいなーって思ってたのですが、最終的に素敵に軽やかに楽しそうに踊るいろんなれいちゃんを観れて幸せでした。大介先生、ありがとう(涙)

それではここから長々とだらだらと感想を書きます。

オープニングは舞台に妖精フィーが生まれ出るところから!
ポップアップで登場するのは恋するアリーナを思い出させて、あの日からあっという間だったなぁとさっそく涙。

ここの場面はれいちゃんが振付をされたそうで、当時の振付をベースに可愛らしいサービス精神旺盛な振付がされてて、まだ下級生だったころのやんちゃなれいちゃんみもある雰囲気でした。

フィーの妹ちゃん、ヴィーちゃん(あわちゃん)が鐘を鳴らすと一気にピンクのキラキラワールドへ。みんなで主題歌を歌い継いで最後にピンクのお衣装に明るめのかっこいい髪色&短めでかっこいい髪形の柚香さんご登場です!

ここでれいちゃんのMCでコンサート説明コーナーになるのですが、東京に比べて神戸はすんごい歓声でれいちゃんもほっぺたが緩みぱなしでした(笑)やっぱり関西の人はノリが良いのか、東京とは全然違うムードで楽しかった!私はこの公演でオペラ見ながらペンライト振る技を習得しました。

初舞台公演のアムール、それは、糸ちゃんが歌う新源氏物語と続きます。

そのあとが、本当に最後までぽかんだったんですがゆかちゃんが出てきて「いやっほー」みたいな巻き舌で叫んだと思ったらX Japanの「紅」に合わせて、まどちがなぎなたを振り回してまいこつなどと戦います。書いててもわけわかめすぎ。でも真剣な顔して去るれいちゃん。
まのくんとたつきくんもハイトーンボイス繰り広げてたけど、最後まで謎でした。あわちゃんのショートウィッグ可愛かった!

お次はれいちゃんの「Ready Steady Go」あのBlu-rayで何度も観たMVの再現!おぶちゃんかっこよかったな~。歌いながら踊る男役さんがかっこよくてツボでした。らいとくんとまいらちゃんが元気になってるのもうれしい!
れいちゃんのスタンドマイクさばきもさすがで、川本アレクサンダー先生本当にかっこいい振付ありがとうございました・・・!

からの、ほのかちゃんの「勝手にしやがれ」急な昭和にまた驚く。
でもほのちゃんがかっこよくて、頼もしいよ!花男!

続いてエリザベートから2曲。まどちが組替えでくるとなった時にエリザベートやるんだとあれだけ噂になったのに結局やらずじまいでなんだったんでしょう。この時のお衣装が素敵で壁紙とかカーテンにしたい綺麗な柄でした。れいちゃんは人ならざる者が似合う。

そして、はいからさんが通るの大正浪漫恋歌をらいとくん&すみれちゃん、れいくん&みこちゃん、鏡くん&夢ちゃんの同期3組カップルで歌うのがとってもさわやかで可愛かった!舞台にはいからさんの原作画像とセットの色味のままの背景が映ってて、当時を思い出してついつい涙でした。
娘役さんたちが着てたお衣装がナイスワークの時のお衣装だったのも嬉しくて、ついつい華ちゃんを思い出しちゃいました。

舞台に紗幕がかかって大きな月と星がいっぱいになると、ノクターンの曲に乗せてれいちゃんと稀奈ゆいちゃんがバレエを踊るのですがこのシーン本当に素敵でした・・・!

稀奈ちゃんの重力を感じさせないダンスとれいちゃんの遊び心たっぷりの表情と動きで毎回新しい発見がありました。大石先生の振付はカウントじゃなくて音で踊るというのを以前れいちゃんが仰ってたと思うのですが、音楽と二人のうごきがリンクしている様子が素敵で、いたずらっ子的に唇を隠すみたいにするれいちゃんの表情(ファンの方ならわかるはず)がたくさん見れて幸せでした。

ここからはれいちゃんのお芝居作品のメドレーが続きます。

ほのかちゃんがポーの一族の主題歌を歌って、うしろにはみりれいの映像が出て、登場したれいちゃんはアランそのものでした。願わくばを歌うシーンのままのおびえたみたいな涙ぐんでいる表情が印象的で、映像でしか見たことがなかったアランに会えてうれしかった。
ご卒業後のみりれいの共演を楽しみにしています・・・!

あかねさす紫の花では大海人皇子になり、メランコリックジゴロではダニエルになり(後ろに映るまいてぃースタンに号泣)、哀しみのコルドバではエリオになり、リストの周りには失神しまくる女性たちが現れ、うたかたの恋のルドルフは軍服が見える気がした。

1幕最後はまさかのTOP HAT!幕が降りたらホレスが出てくるんじゃないかと思って期待してしまいました・・・(涙)

2幕はエキサイターからスタート!
マドンナに夢中のれいちゃんが可愛いのなんの。マドンナの振り付けを何回もまねしてエキサイトシンガーの3人に「みた?みた?」ってしてるのがめっちゃ可愛らしかった!

チェンジボックスから出てきたゆゆちゃもとってもキュートでした☆れいちゃんと一緒に踊ってて嬉しくなってしまった。

ここからはショーのメドレーが続きます。最初観た時、「Cool Beast」が無くて不安になったけど客席降りと共に最後にドカンとうたってくれて嬉しかった~&スクリーンに映るあきら、華ちゃん、まいてぃーが泣ける。

ショーメドレーの後のゲストコーナー、私が観た回のメモ残します(すべてニュアンスです)

・三空凛花ちゃん、おぶちゃん、涼葉まれくんのトリオの日
みくちゃんからのエピソードは、お手紙とかお届けものをするとき必ず目を見て「ありがとう」と言ってくれてその一瞬だけ二人だけの空間となるのが嬉しくて、同期には内緒で柚香さん宛の荷物は真っ先に確保して率先して届けるようにしていたとのこと。みくりん策士だけどその気持ちわかる~!
おぶちゃんはれいちゃんのお手伝いをされていますが、早変わりのお手伝いにも入れるようになった千秋楽の日に手に触れて目をみて「ありがとね」って言ってもらったのがときめいた!という話でした(客席もきゃああ~でした)
あれ、まれくんエピソード披露してたっけかな・・・!失念・・・!
最後にダンスオリンピアの2020を2023に変えてみんなで歌って踊って懐かしかった(涙)

・ゆかちゃんの日
教えてくれる上級生はたくさんいるけど柚香さんは自分の話をじっくりと聞いてくれる稀有な存在で、柚香さんがいなかったらここにいなかったかもとのこと(そういう存在の人がどの組にもどの生徒さんにもいたら良かったのにって思ってしまった・・・)
男役だけでお稽古帰りに流星群をみに行ったとき、ゆかちゃんの素の声がきゃぴっとしているからか(?)男性がナンパしにきたけど「なんだ、男連れかよ」っていう言葉と共に立ち去られて、だれが男に見えたのか揉めたというお話もw
最後はゆかちゃんがロングのかつらをかぶって「花火きらきら」のデュエット・・・!華ちゃんのディナーショーで、華ちゃんの可愛いお稽古着ほしいって言ってたゆかちゃんを思い出しましたw

・凛乃の日(お気に入り)
平野レミさんならぬ平野リミさんに扮した凛乃がひたすら喋ってて、れいちゃんにエプロンつけたり、大根を花組ポーズで割ったり、お客さんのペンライトで鍋をかき混ぜたり、めちゃくちゃでしたw面白過ぎる・・・!小道具はすべてこの日のために準備されたそうです、手が込んでる!
れいちゃんとまどちとまいこつと凛乃で朝方までZoomをつないで話した思い出とか、凛乃が子供アテネに通っていた時の発表会で当時研1のれいちゃんにメイクしていただくことになって向かいに座ったれいちゃんが膝で凛乃の足を挟んで固定してメイクするときに「痛くない?だいじょうぶ?」って都度都度声かけてくれたという強烈ときめきエピソードをご披露。

みりおちゃんのコンサートで凛乃が「明日海さん、その気がないならやめてー!!!」って叫んでる姿が印象的だったのですが、ほんとにおもしろい。凛乃さいこう。こんな感じだけどダンスしてるときとかは正真正銘の花娘感が出てるギャップも良き◎

・まどちの日
組替え後初めてのお仕事の哀しみのコルドバのポスター撮影の時に、静止画を撮るはずなのに動画を撮影しているかの如くかっこよく動くれいちゃんにこんな風に撮影する人いるんだ!とびっくりしたというエピソードから、配信カメラ用にかっこつけたポーズ合戦に。まどちが一生懸命かっこつけたポーズしてるのが可愛くて面白かったw
うわさの免許がないのお歌も聴けてラッキーでした!

・ほのかちゃんの日
えと文でお披露目されてたれいちゃんのお風呂の詩の朗読会のあと、ほのちゃんがれいちゃんの背中を見続けここまでこれたというお話が泣けました。台湾公演の宝塚幻想曲の男役群舞かられいちゃんに男役のダンスを教えてもらって前回のシボネーでも舞台袖でも声をかけてもらって、この学年になっても教えてもらえることに感謝で、大千秋楽だったこともあったからかほのちゃんの想いの丈をお話してるような感じで、それを頷きながら聞くれいちゃん。
最後はCASANOVAのコンデュルメルの歌をデュエット!
CASANOVAは、はじめてれいちゃんを拝見した舞台だったので個人的に胸あつでした・・・!

MCコーナーのあとは、まどちと娘役さんの愛をこめて花束を。みんな可愛かった!

そして、れいちゃん女装シーン。山口百恵さんのプレイバックPart2!
幸運なことに3種類のかつら全部拝見できました♡私は赤が好きかも。
れいちゃんの細い腕と腕の筋(?)が同じ人間とは思えなくて見とれてしまいます・・・!

花娘のDream Girlsの場面、ゆゆちゃんがくるっと回転するときに髪の毛抑えるのがツボ!全員可愛くて花娘ここにありの華やかな場面でみんなの輝きに感動しちゃいました。

れいまどでエメ、世界が終わる夜のように、タイタニックと続きます。れいちゃんのステージに映る影もかっこいいんだけどどうなってんだい。
タイタニックを歌うみこちゃん、踊る二人を座って見つめるみこちゃん、みこちゃんの女神のような愛に満ちたお顔が印象的でした。

ミックスナッツはスタンバイするほのかちゃんの頭がかっこよかった~!みんなかっこよくて、これからの花組も楽しみになりました!

そしてそして、ヴィーちゃんが出てきて再び鐘が鳴るとショーも終わりです。

僕のことに合わせて踊るフィーれいちゃん。もうここからずっと嗚咽。
舞台いっぱいに踊るれいちゃん、いろいろな気持ちで見てしまう場面でした。スポットライトの使い方も効果的で、宝塚に入ってから今までを感じられるような振り付けでした。

そこから1度幕がおりると、走馬灯のようにれいちゃんのトップさんになってからの映像が流れるのですが、これがもうあかん。
毎回嗚咽過ぎて目が開かないくらい涙出ました。

トップさんになってからずっとコロナ禍でいまだに大劇場公演は完走できていなくて、大変なこととか悲しいこともたくさんあったと思うのですが、大きな愛情で組子もファンのことも包んでくれたれいちゃんに出会うことができて本当に素敵な景色をたくさん見せてくれたなぁと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

と、しんみりしてたられいちゃんが出てきて最後にSuperflyのBeautifulを歌われるのですが、とっても爽快なお顔されてるところがまた泣ける。

フィナーレは出演者が1人1人れいちゃんに抱きついたり同じポーズしたり幸せそうで、とにかくれいちゃんがみんなに優しい様子なのがよくわかるのです!心の距離が近いというか。素敵なトップさんになられました(涙)

大千秋楽のご挨拶ではつぼって笑いが止まらなくなっちゃったり心の底からリラックスしてそうなれいちゃんを観ることができてうれしかったです。
そしてれいちゃんの呼びかけに「はーい」と返事をする観客に向かって「かわいいっ!」って言ってくださったり、前楽には拍手が鳴りやまず声で登場してくれたれいちゃんからも大きな愛情を感じたり、なんだか気持ちが通い合ってるように勝手に感じて心が温かくなりました。

こんな感じで巷では壮大なサヨナラショーとも言われていましたが大介先生の愛情をたっぷり感じられる構成で、退団公演への気持ちの準備ができたようにも思いました。

(若手のころから応援してたわけじゃないですが)トップさんに決まる前から応援してきた方がついに退団をされるという人生で初めての経験をするので自分がこれからどういう感じになるのか少し不安もあったのですが、未来も楽しみだし、なによりこんなにたくさんの素晴らしい舞台の思い出があればきっと大丈夫だなと思えた公演でした。れいちゃんが舞台上から伝えようとしてくれている想いをきちんとキャッチして、こちらからも惜しみなく愛をもってお返しできるように心身ともに健康に5月のその日まで生きていこう!と強く思った次第です!

長くなりましたが、花組の生徒さんの1人1人の輝きをしっかりと感じれる素晴らしいコンサートで2023年観劇納めができて良かったー!

ネイルにRayって入れてみたけどわかりにくい・・・