どるうりにはわかりやすさがひつよう

はい。

グループの一番美人のメンバーが一番人気になるわけではない、というのはよくある話。

Aqoursとかいうグループでは小宮有紗さんが一般受けする顔と言われている。次点で逢田梨香子さんだろうか。しかし実際人気が高いのは斉藤朱夏さんや小林愛香さんである。

ここで大事なのは愛嬌とか、そういう話では無いと思う。

小宮さん、逢田さんは、ポンコツぶりを露呈してからはオタクたちから好かれている。けど最初からポンコツ全開だったらきっと斉藤さんを超える人気だったのだろう。

オタクはギャップを求めていない。

これが全てである。

年長者の逢田さん、いかにもな美人の小宮さん。だけどポンコツ。でも決めるとこはビシッと。ギャップ萌えを見出せそうだ。

女の子女の子してるのにオヤジくさい鈴木さんもギャップ萌えだろう。

本人の人格が全く表に出てこない伊波さんや、ひきこもりオタクからギャル系に進化してしまった高槻さんも、どちらかといえばギャップに該当するのかな。

原義声優的なギャップだと、降幡さんがロリボイスだけでなく、ママボイスに強い、みたいな部分が挙げられるだろう。

しかし、こういった「〇〇だけど〇〇」みたいな、そういう直感的にわかりづらいことをオタクは求めていない。オタクに思考力はない。

斉藤さんは、語弊を恐れずにいえば目に見えた地雷というか、最近のかわいい言い方を使うとアホの子系である。かっこよくキメてくれる部分も多いけど、アホの子とまっすぐさは共存できてしまう。つまりギャップではないんだ。わかりやすく好きになれてしまうんだ。

小林さんについても同様であろう。確かに小林さんは歌声という点にギャップが見出せそうだが、「君を守りたい」のころとくらべ、「NO LIFE CODE」では、元気さが強調されており、クールさによるギャップの押し出しを控えている感じする。方向性を変えたことで、オタクにとってわかりやすい存在になれている。

ギャップ萌えなんて言葉は甘え。それを実際にいいと思ってるやつそんなおらん。自身がわかりてだと思いたいやつが騒いでるだけだ。

さて、ここまで名前を出さなかった諏訪ななかさん。正直、諏訪さんが一番ギャップとかそういう概念をぶち壊してると思う。諏訪さんは絶対的に諏訪さん。ただ、わかりやすさという点ではじもあい声優に劣っていると思う。信念は強いけど主張が強いわけではないから。

そんなこんなで結局ドル売りするならわかりやすさで攻めろという話である。

この子こんなんだけど実は〇〇なところもあるんだよ〜がその人物の魅力として語られてるなら、かなりオワコン化してると思ったほうがいい。

以上。

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