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自身をブランディングする

一度書いたのですが、、誰かから何か指摘をうけたとかじゃないのですが、、読み返していろいろと感じることがあったので、一度書き直させていただきました。^_^;

最近あんこ屋のユニフォームを新調した。

デニム生地の着物に赤色(あずき色に見えたら嬉しい!)の帯、長いサロンを巻いて、たすき掛け。こんな格好で週末の厨房と、昨日の店外でのイベントはこの格好で対応した。

昨年夏に浴衣を着てお店をやっていたが、すごく気持ちがピシッと引き締まる感じがしたのを覚えていて、冬用の「着物」が欲しいとは思っていた。

そんな時分に、お昼の職場でお世話になっている料理研究家の先生が「ユニフォームは戦闘服だ!」って言われた。その時、夏の浴衣を着ていた自分がパッと出てきて「買わなきゃ!」と思い、具体的に着物を探し、とある近所の方の助言を経て購入してみた。

この格好の公表にInstagramを使ってみた。

Facebookでもシェアした。


いずれもみなさんに評価いただいたが、概ね「良い」との共感を得ることができているし、実際店舗やイベントでお会いした方々からの反応も良い。やって良かった。

自分自身のモチベーションもさることながら、なんとなく美味しそうな料理を提供してくれそうな、こだわったあんこを提供してくれそうなイメージづけになっていると思っている。

あんこ屋のブランディングにもなっているが、「あんこ屋=私」なので、私のブランディングにも寄与してくれていると思っている。
見せ方一つで自分自身の価値を高めることにもなり、すごく重要だと思っている。

ブログ「今日のあんこ」

あんこ屋をやる前、私は一つのブログを書いていた。「今日のあんこ」で検索してもらうと「今日のあんこ from佐賀あんこ部」というサイトが上位に出てくるが、それだ。

内容は、毎日欠かさず「あんこ」の入ったお菓子を買って、食べて、その内容をブログに書くというもの。

このブログは、今日の「あんこ屋としての自分」のブランディングに大きく寄与してくれていると思う。

お店を始めることとなる半年くらい前からそのブログは始まっている。

その時、まさか自分が「あんこ屋」なんてやることは思いもしなかったが、このブログを立ち上げた目的の一つに「自分自身をセルフプロデュースする」というのがあったことを鮮明に覚えている。自分のキャラを「あんこ」で作ってみたいと思ったのだ。

最低でも365日続けたいと思っていたのだが、半年過ぎたあたりで転職と副業の話が同時に起こり、同時に実現したためにブログを書く時間がなくなり、継続を断念した。(ブログは書かなかったが、その当時は毎日あんこ菓子を食べ続けてはいた。。我ながら変態。。^_^;)

それでも毎日連続で投稿していた時は192日、232件の食べる記事を投稿し続けている。私の記憶で同じ商品についてダブって投稿した記憶はなく、ちょっとした「あんこ菓子のデータベース」としてもご利用いただける内容。

あんこ屋をやり始めた頃に「『毎日あんこ菓子を食べてブログを書くことにチャレンジしてて。。』とか『「今日のあんこ」ってブログを書いてまして、、』っていうと、ただ者ではない感じを簡単に演出できた。

正直あんこ作りは初心者ではあったが、

「こんなブログを書くやつなら美味しいあんこを作りそうだ」
「たくさんあんこを食べてるから舌が肥えているだろう」

といったイメージをもってもらえたと思っている。

そして「自分自身を『あんこ』でブランディングできた」と実感したひとつの経験である。


私のような個人事業主の方は「人=仕事」であり、「人のブランディング=仕事のブランディング」にもなる。「自分自身をいかによく見せるか?」ということが「仕事をいかによく見せるか?」につながると思う。

また、他人をやクライアントをブランディングするとなると、相手の意思が絡むので「良い」と思って提案してもなかなか受け入れてもらえない場合もあるが、自分自身のブランディングは

自分がやるかやらないか

ということに尽きる。

あと、もう一つ。

視覚からの情報は人の第一印象を大きく左右するので、見た目を整えることはすごく大事で、比較的完結しやすいのですぐやれる。ダイエットや整形まですると時間とお金が必要だが、ユニフォームを整えたり化粧や髪型を整えたりというレベルならやろうと思えばすぐできる。

ただ、見た目を整えるだけではブランドとは呼べず、「ブランド」という信頼を支える技術や知識や経験が必要。

まずは「ブレずにやり続ける」ということ。

あんこのブログを書き続けたり、
相手を感動させるパフォーマンスを維持したり、
新たな魅力にチャレンジし続けたり。

「創業明治00年」とか「Since18○○」みたいなのが強いのは端的にそういうこと。見てくれだけのブランディングは脆いところがあるが、「継続した先」にあるブランドには強さがあると思う。

皆さんも「これだ!」と思ったら、その方向をひたすら続けてみてください。自分自身を高く売るための何かが備わってくると思いますので。

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