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10月

もう10月に入ったというのに、
まだまだ暑い日が続いています。

今日は珍しく画像付きの写真。


下の子がまだ小さいので夫が上の子の幼稚園の送り迎えをしてくれてるんだけど、
帰りに公園とかスーパーとかに連れて行ってくれるんです。

この日は妹のお墓参りに行ってくれたそう。

夫はあまり行った事ないので、
なかなかうちのお墓が見つけられず歩き回る事になったので、
「暑いしもう疲れただろうから諦めて帰ろ。」と息子に声をかけると、

「お母さんの妹のお墓、行く!」
と譲らなかったそう。

この写真と共にその会話が送られて来て泣けたなぁ。

息子はまだ小さいけど、
私は妹の事を隠したりはしてなくて、
けれど死というものをまだ理解してないとは思うから、
実家のお仏壇に置いてある遺影を見て、
「これ誰?」と聞かれた時なんかも簡単に説明してる位なんだけど、

なんとなく大事なもの、切ないもの、というのは分かっているっぽい。


そんな今日は妹の誕生日です。
生きていたらもう33歳です。

この記事を、当日になったら上げようと途中まで書き上げていたんですが、
つぶやきに書きましたが昨日、イトコ(母の姉の子)のお姉ちゃんが亡くなりました。

なのでここからは今現在書いている追記です。

今日は妹の誕生日であり、イトコのお葬式の日となりました。

美人で優しくて自信に満ち溢れているようで少し天然の、
歳の近い、私の憧れのイトコ。
癌だったそうです。

若いと進行も早いと言うけれど、急すぎて受け止めきれません。

我が家は父方の方の親戚はほとんど絶縁状態だけど、母方の方は仲良くて、よく集まったりしてたんです。
来年のお正月にもまた皆で集まりたいねと言っていたのに。

人間っていつ死ぬか分からない、とは言いつつも、こんなに早く逝く事って、
中々無いじゃないですか。

こんなに苦しくて悲しい事って、身近では私達家族だけだろうなと思ってたし、そうであって欲しかった。

なのに、母の姉家族もこんな運命を背負う事になり、私に何か出来たわけじゃないけど悔しい気持ちでいっぱいです。

そして、妹を亡くした時、
もちろん私も辛かったけど、悲しみの深さはきっと、我が子を亡くした母の方が深いのだろうなと感じていたので今はただ伯母が心配です。


一生懸命に生きていた妹やイトコを憐れんではいけない。
だから不幸、と言ってしまうのは違う気がするけれど、けれどこんな不幸で不運で悲しい事を私の母も伯母も経験しなければならないなんて。

幸せも悲しみも平等には降り注がないんだなぁと考えちゃったり。
けれどもっともっと辛い思いが重なる方もいるだろうからあまり言えないけど。

そしてつぶやきにも書きましたが、きっと生きたかっただろうに病に倒れたイトコと、
健康な体がありつつも自ら死を選んだ妹を比べてしまったりもしたり。

でも心の病も充分に苦しかったんだもんなぁと思い直したり。

そんな事をぐるぐると巡らせています。
どこにも言えないから、匿名でいられるここで吐き出させて貰いました。

クリエイターさんにお借りした見出し画像は、
ネリネというこれから見頃を迎える花です。

花言葉は、
「幸せな思い出」
「また会う日を楽しみに」

大切な人が亡くなる度、
死ぬ事が怖くなくなっていくなぁ

もちろん子供達を残してまだまだ死ぬ気はないけど、
またいつか会える日を楽しみにしています。


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