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議員のお仕事とは?

議員のお仕事とは何か、お話をしたいと思います。

ただいま、生まれ育った京都市にいます。
京都大学時代にお世話になった京都大学体操部の新歓コンパというものがありまして、そちらにお邪魔をさせていただきました。
OBの皆様、現役諸君の皆様、どうもありがとうございました。

若い方と最近お話をさせてもらう機会が多く、自分なりに議員のお仕事とはどういうものか話す機会がありますので、それについてお話をしたいと思います。

議員にも地方議員、国会議員いろいろあるんですけれど、ざっくり言ってしまうと、市議会議員であれば市長、県議会議員であれば県知事、国会議員であれば各省の大臣に質問・要望を伝えるのがお仕事です。

もちろん、議員の仕事を続けるために選挙に勝たなきゃいけないので、選挙に勝つために選挙区の方々の話を聞くというのもあるんですけど、話を聞いて最終的に、市長、県知事、各省庁の大臣にその要望を質問という形で伝えるというのが大事な仕事になります。非常にざっくりではありますけれど、そういうことです。

具体例だと、ライドシェア解禁です。
ライドシェア解禁について、現状はタクシー業界しかお金をもらって人を運ぶことができないという状態になっているんですけど、その規制を取っ払って、普通の一般の方々でも自家用車で人を運んでお金を稼げるようにするというのができればと思うわけです。

私の場合は、所属できる委員会も限られていますが、総務委員会であれば総務大臣の松本大臣、副大臣については各省庁、自由に呼べますので、総務委員会でも質問をすることができます。

市議会議員であれば各市の市長に要望を伝えるということができるので、各市議会議員でどれだけ質問時間が与えられるかというところも市議会議員ごとに違うんでしょうけれど、基本的にどの議員さん、地方議員さんも質問時間はもらえると思います。

衆議院議員の無所属で会派に組んでないと質問ができないというのは、すごく特殊な例だと思います。

参議院議員であれば、無所属で会派なくても一つの委員会に所属して質問時間は絶対確保されるので、地方議員もそれに近いとは思います。
地方議員の中でも地方議会が数年間開催されないという、すごい特殊な例も無きにしもあらずとは思いますけど、すごい特殊な例だとは思います。
地方議員さんの仕事ってどういうものか、については、繰り返しになって恐縮なんですけれど、市長、県知事、各省庁の大臣に、要望・質問をするというのが仕事であるということです。

各国会での私の質問の動画については、私の動画を見ていただいている方もいるんじゃないかなと思います。議員会で質問をしながら多くの方が思っている要望を伝えることになりますので、質問の仕方にもいろいろとあると思いますけれど、とにかく議会の委員会なり何なりで質問をするというのが一番の仕事ではないかなとは思います。

もちろん議員の仕事はそれだけではなくて、党のお仕事もあったりしますし、それぞれ所属団体の仕事なり何なりもあったりしますし、私であれば本業は議員ですけれど、医者の仕事もしていますし、こういうYouTuberとしての活動もしており、いろんな仕事はあると思います。とりあえず一言で言うのであれば、市長、県知事、そして大臣に質問をする、要望を伝えるというところだと思います。

というのが、最近の若い方に、議員の仕事って何ですか、と聞かれた場合に答えるようにしています。

もうちょっと抽象的になると、議員の仕事というのは利害調整をすることであるということを伝えています。じゃあ利害調整をどういうふうにするのかと言われるとなかなか難しいんですけど。
利害調整のために委員会で質問する、あるいは議会で質問・要望を伝える、というのがわかりやすいんじゃないかなとは思います。

もう一つ、若い方に議員に関してお伝えするのは、地方議員の中でも都道府県議会議員になるとハードルがすごく上がるんですけれど、政令市以外の普通の中核市も含めて、市議会議員あるいは町村議会議員というのであれば、若い方に是非目指してみてはいかがですか、ということをお伝えしています。

もちろん被選挙権が得られるのが25歳からになります。その制度も馬鹿馬鹿しいなと思っており、私は被選挙権は18歳に下げてもいいと思っている方なんですけど、現状25歳からしか出れませんが、若い人にどんどん地方選挙に挑戦してみては、ということをお伝えをしています。

というのも、地方議員の各市議会議員あるいは町村議会議員というのは、基本的に競争率が2倍を超えるというのは無いんですよね。
基本的に1点何倍というところで、定数が50のところに60人、多くて70人ぐらいですよね。
激戦区だともうちょっと多いかもしれませんけれど、さすがに2倍を超えるということは現状はないと思いますので、そういう意味では、基本的に落ちる方が少ないです。

我々の党は、かなり地方選挙も苦労していますので、偉そうに言える身分ではないんですけれど。
無所属で出ておられる方々、有名な方に限らず、数多く選挙プランナーがいますので、しっかりとした方にご依頼をすれば、無所属で十分勝てるということは全国で行われています。

とりあえず、地方議会の選挙ですね。
都道府県とか政令市を除いた地方議会の選挙というのは、挑戦する価値があるんじゃないか、そこまで競争率は少なくとも高くないよ、ということをお伝えします。

この2点、議員の仕事は、市長、県知事、あるいは大臣に要望を伝える、質問をするという仕事が1つ。
もう1つが地方議会。一般の市町村議会の議員は、競争率はそこまで高いものではないので挑戦してみては、ということをお伝えしています。

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