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高市早苗経済安全保障担当大臣(2024年8月27日)

ハラハラドキドキさせながら活躍したSLIMが24日、運用の終了ということになりました。
相当の頑張り屋さんだったと思いますけれども、改めて大臣のご所感をいただければというふうに思います。

JAXAによりますと2024年8月23日22時40分に小型月着陸実証機SLIMの月面での運用が終了したと聞いています。
SLIMは世界で初めて月面へのピンポイント着陸に成功するとともに、私たちも想定していなかった3度の越夜を達成して、当初の目標を上回る成果を収めました。
ここまで頑張ってくれたSLIMはもちろんですが、SLIMの開発や運用に当たってこられたJAXAやご関係の皆様のご努力に感謝をしたいと思っています。

世界的に見ましても月探査というのは新しいステージに入ります。
2024年2月にアメリカの企業が民間企業では世界初の月面着陸に成功して、6月には中国の月探査機が月の裏側からのサンプル回収に成功をしています。
我が国におきましても、SLIMの開発や運用で得られた知見や技術も活かして、月の領域にも極域などにも対応可能な技術の開発を進めるということなど、民間企業と政府との連携によって引き続き我が国が世界をリードしていけるような環境づくりに取り組んでいきたいと思っています。

所管外のことかと思うんですけれども、昨日午前、中国軍の情報収集機が長崎県男女群島沖を領空侵犯したことが確認されましたが、こちらの受け止めあればお伺いいたします。

防衛大臣の所感ではありますが、方針に従って政府として既に対応している事案でありますので、簡単にお答えを申し上げます。
昨日午前、中国軍の情報収集機「Y-9」1機が長崎県男女群島沖の我が国の領海の上空において、領空侵犯したということを確認して、すぐさま航空自衛隊の戦闘機を緊急発進をさせて警告をするなどの対応をしっかり実施したと聞いています。
中国軍所属航空機による我が国の領空の侵犯というのは、我が国の主権への重大な侵害であるということだけではなくて、安全を脅かすものですので全く受け入れられないものです。
これは今後、総理そしてまた防衛大臣を中心に警戒監視、また対領空侵犯措置というものに万全を期していかれるものだと考えています。

あえてお伺いしますが、自民党の総裁選への対応はいかがお考えでしょうか。

繰り返しで恐縮ですが、岸田内閣の一員としての大臣記者会見の場で党の総裁選挙についてお答えをするということはございません。

所管外のお話で恐縮なんですけれども、自民党のお話で恐縮なんですが、派閥のパーティー券をめぐって、ノルマを超えた分の還流を受けて、それを政治資金報告書に記載しないで裏金化したと言われている皆さんについて、もしトップになられた場合、どう対応なさるかというお考えはありますか?

もしトップにということも仮定のご質問ですし、大臣記者会見の場では相応しくないのでお答えはしかねます。
岸田総理が重大な決断をされて責任を取られたということ、これは非常に重いことだとは考えています。

これ以上追及するということはあまりお考えにないということですか?
それは言い過ぎですか?

今、私は内閣府の大臣ですので、追及するとかしないとか、そういう話は今日ここで申し上げるべきことではないと考えています。

また別の話なんですけれども、選択的夫婦・別姓制度について、導入の可否というかお考えを改めてお聞かせ願えたらと思います。

政府として方針が決まり対応していることにつきましては、私はここでお答えできますけれども、いわゆる選択的夫婦別氏制度の導入の可否については、岸田内閣として方針が決まったことはないと承知をいたしています。
法務大臣の所感であろうと思います。

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