見出し画像

内閣府の再エネタスクフォース資料に中国の国営企業の電子透かし

再エネタスクフォースの資料の中に、中国の国営企業の名前が印字されていた件についてお話をしたいと思います。

今回のお話は、日本のエネルギー戦略を考える上で非常に重要と言いますが、単的に言うと中国に日本のエネルギーの根幹を握られてしまうと対抗できないという危うさがあるのかなと思います。
どういうことなのかと言いますと、今回いろいろと単語が出てくるので大変かもしれませんが、可能な範囲でついていってもらえればと思います。

Twitterで話題になっていましたのでツイートの方も紹介していきますけれど、まず再エネタスクフォースというのがあって、政府の有識者会議の一つです。
河野太郎さんが作ったんじゃないかと推察しています。
正式名称は「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」というものになります。
ここの資料の中に中国の国営企業である国家電網公司のプリントが印字されていたということです。
こちらなんですけど、既に政府側が証拠隠滅と言いますか、そういうことをしているみたいなんです。
ただ、インターネット上のこういう話題になるものっていうのは消すと増えるという法則があるわけで、既に魚拓っていうのかな、そういうのもされていますし、あと国会図書館の方でも既に保存されているみたいな感じはします。

ということで、紹介をします。
ツイートの一部なんですけど、既に削除されていることが紹介されているわけなんですけれど、国会図書館の方にいろいろと残っているものがあるみたいです。

https://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/13194709/www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/conference/energy/20231225/231225energy06.pdf

見やすくするため画像の明るさを調整

再生可能エネルギーのコスト低下ということで、この右の方に見えるのが例の国家電網公司です。
次の資料にも印字されているということで、こんな感じで、次のスライドにも出ているということです。
これも中国の国営企業みたいです。

この再エネタスクフォースの今回の資料なんですけど、作った方が自然エネルギー財団の方で、その中心人物事業局長 大林ミカという方みたいです。
この方、いろいろと福島みずほさんと並んで写真撮ってたり、いろいろとインターネット上では出てきます。
あと、全共闘なんとかと怪しげな団体の一員だったみたいな、そういう指摘もされておられます。
この自然エネルギー財団のウェブサイトを見てみますと、なかなか衝撃的というか、そういうのがあって、先ほど話した中国の影響が見れます。

アジアスーパーグリッドという構想があるみたいです。

ここを見てみると、中国、韓国、日本、モンゴルとか、あとは東南アジアをつなぐような電力網、そういう構想があるみたいで、この自然エネルギー財団はそれに協力しているという、確か、理事か何かの一人なのかなと思いますけど、協力関係にやるというか、これを推進しようとしているわけです。
中国が中心なので、ここに入ってしまうと、こんなの作られてしまうと、いさという時に中国から日本の電気を止められてしまう可能性もあるわけで、非常に危険だなという感じはします。
ここの自然エネルギー財団の事業拡張が大林ミカ氏ということで、大林ミカ氏が中国の支援を受けている可能性としてはあるんじゃないかなと思われます。

他にもいろいろと資料があって、自然エネルギー財団、反原発の資料もあるということです。

中国の意向を受けて、日本で原発を作られて、自前で電力作られると、こういう団体にとっては都合が悪いのか、中国からすると日本の電力を支配したいというものもありますので、それは反対するよね、という感じですよ。

この自然エネルギー財団は港区かな。
私も昔、新橋から国会の方に通っていた時に通るんですよ。
通勤路で通るので、確かにこの緑のロゴマークは印象に残っています。
建物の目立つところにロゴマークがあったので、印象には残っているところです。

大林ミカ氏の作った資料って酷評されているようなところもあるんですよ。
一つが、電力とかエネルギー関係の専門家の松尾豪さんがすごい怒っているんですよ。
この大林ミカ氏の作った資料について、都合の悪いと言いますか、実態を反映しないような資料というか、一部だけを提示したという形になるみたいです。

もう一つが、再エネタスクフォースが作った資料です。
別の経済産業省の有識者会議かな、そこですごい酷評されてるんですよ。

経済産業省の第48回総合資源エネルギー調査会 基本政策文化会、令和3年8月4日に行われたものです。
そこでの資料になります。

https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/2021/048/048_014.pdf

その中の資料で秋元委員が指摘しているんです。

本文のコメントをさせていただく前に、ご説明ではなくて、参考資料として提出された資料の 10 について、直前に送られてきたので十分に目を通せていないのですけれども、あまりにひどいなという感じを持ちました。

この資料10というのが大林ミカ氏の作ったものになります。

https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/2021/048/

資料10

https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/basic_policy_subcommittee/2021/048/048_013.pdf

これが再生可能エネルギータスクフォースが作ったもので、右上に名前が書いてあって大林ミカと書いてあります。
その残り3人が、川本明、高橋洋、原英史と書いてありまして、原英史さんは少し知っているので、ここに名前があるのが意外だなという感じです。
ただ最近のタスクフォースに関しては、この4人目の原英史さんの名前が別の方に変わってました。
八田達夫さんという方に変わっていて、話す機会とかあれば事情の方を聞いてみたいような気もします。
この資料10が酷評されているという感じです。

今回の件に関しては、この「たそがれ電力」さんという方が問題の点の方をツリー上でまとめられているので、興味ある方はこちらで一通り流れを追ってみるといいんじゃないかなと思います。
先ほど私が紹介したことも、そこそこ入っていると思います。

再エネタスクフォース、政府の有識者会議の資料に、今回、国家電網公司という中国の国営企業の名前が入ってきたことということです。
再エネタスクフォースの中心となっているのが、自然エネルギー財団です。
その事業局長 大林ミカさんということで、中国が中心とするアジアスーパーグリッド、この電力網に日本が組み込まれてしまうと非常に危ないんじゃないかみたいな、そういうところの問題意識などを私なりにお話をさせていただきました。

皆さん、いろいろとご意見くださればと思います。
私の方でもわかりやすく説明できたらという反省はありますけど、私なりの説明でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?