公務員を捨てたその先に。
2019年冬。
わたしは安定代名詞、
公務員という職業を捨てた。
辞めた理由は
もっと自分らしく、
もっと毎日ワクワクしながら生きたい。
ただそれだけの理由だった。
特にこれといって夢もやりたいこともなかったから、とにかく若いうちにしかできないことを片っ端からやってみた。
仕事を辞める前は
会社や学校でいい評価をもらって、
自分はなんでもできると勝手に思いこんでた。
だけど肩書きを全部手放してみたら、
世間知らずの22歳の小娘だった。
なんにもない自分に絶望して、
鬱々する日々を送った。
なんの価値のない自分に
たくさんの優しさと経験をさせてくれたのは行動した先に出会ったたくさんの人たちだった。
どんな自分でありたいか、
どんなことに幸せを感じるのか、
どう生きたいか。
今まで考えたことのなかった「ほんとうに大事なこと」をたくさん考えるようになった。
自分の人生を生きているようで生きていなかった自分にも気づけた。
だけど今は
自ら選んで、
考えて、
行動して、
自分の好きに素直になって、
自分の人生を生きれてる。
とにかく動いて動いて動きまくった先に、
自分の人生をワクワクしながら生き切る。
を見つけた。
1年後、5年後、10年後、20年後、
どこにいるかもなにをしているかも
誰と一緒にいるかもわからない。
だけど、人生をワクワクしながら生きている自分は必ずいる。
それがわかっただけでも、
あのとき勇気を出して、
一歩踏み出して本当に良かったと思えるんだ。
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