離婚2

先日、8月9日をもって僕は今回の結婚生活を終える事になりました。

今まで約１年もの間、僕ら夫婦に関わった皆様本当にたくさんのご迷惑をお掛けしました。

去年の七夕の短冊に「結婚がしたい」と書いた事から始まった恋でした。

出会ったばかりのホスト相手にラブホテルでただの冗談話なのに、泣きながら「一緒に死にたい」って言うあなたを見て、「この人だけは騙しちゃいけない」って純粋にそう思ったのを未だに鮮明に覚えています。ベロベロに酔ってたはずなのにね。

愛を教えたいっていうのかな？そんな風に思いました。まあよく考えたら僕も知らないんですけどね未だに愛なんて。だから教えられる筈もありませんでした。ごめんね。

僕、実はずっと憧れていたんですよね。結婚。

誰か1人でも僕と一生一緒にいてくれる人がいてくれるのならなんにも怖くない、ひとりぼっちじゃなくなるんだって思っていました。でも現実には大切な人を傷つけない為にはひとりぼっちにならなくちゃいけないんですね。今回の結婚生活１年で愛を知った気がします。

なので今回の結婚も離婚も後悔はしていないです。たくさんのご迷惑を掛けてしまったのに不思議ですよね。本当に今は感謝しかないです。

約１年間も俺なんかを旦那にしてくれていたヨッメありがとう。

いつも気遣って深くは聞かずとも支えてくれた周りの人達ありがとう。

冬月グループの人達、出勤もしなくなったのに結婚のパーティ開いてくれてありがとう。

泥酔状態で「我が家に家族が1人増えるよ！」なんて捨て猫拾うみたいな電話を結婚当日にしたのに反対もせずに数分の電話で認めてくれた家族のみんなありがとう。

そして「結婚おめでとう」なんて言いたくもないだろうに複雑な顔しながらでも祝ってくれてた女の子も本当にありがとう。

俺なんかどうすればいいのかわかんなくってさ、隠すべきなのか正直に言うべきなのか、何が正解だったかは今でもわからないけど、たくさん傷つけたと思う。本当にごめんなさい。

泣いたり怒ったりばかりの結婚生活でしたけど好きな人の為に怒ったり泣く毎日、今思えば幸せでしたよ。

僕とヨッメはこれからは別々の道ですが、お互いに誇れるような人間になりましょうね。どこにいっても僕の初めてのお嫁さんです。 酔うと別人みたいに最高にイカれててクレイジーなあなたが大好きでした。いや、大好きです。でも少し心配なので一言だけ、僕から最後に愛を込めて。

二度と歌舞伎町歩くんじゃねーぞ！