仮免学科試験対策【二輪車の運転の方法】

割引あり

なぜ、普通自動車の運転免許を取得するのに二輪車の知識が必要なのか。それは、普通免許で原動機付自転車が運転できるから、である。また普通転免許を持っていて、自動二輪の免許を取得するとなったら、学科試験が免除となる(受けなくていい)ので、知っておいたほうがよい。人生という道のりは思ったより長いのだから。


1 二輪車の運転者の心得
二輪車は身体で安定を保ちながら走り、停止すれば安定を失うという構造上の特性を持っているため、四輪車とは違った運転技術(走る・曲がる・止まる・倒れる)を必要とします。また二輪車の動きが四輪車からは見えないことがある(死角に入りやすい)ので、周りの交通の動きについていっそうの注意が必要となります。手軽な乗り物であると気を許さないで、常に慎重に運転しましょう。
1−1 車種の選定
(1)体格に合った車種を選ぶようにしましょう。体力に自身があってもいきなり大型車(重量が約200kg)に乗るのは危険です。最初は小型の車種から始め、熟練度に応じて大型の車種に乗るようにしましょう。
車種の選定にあたっては、次のことができるかどうかを確かめましょう。(原則として教習所や試験場でも実施する)
ア 平地でセンタースタンドを立てることが楽にできること。
イ 二輪車にまたがったとき、両足のつま先が地面に届くこと。
ウ 8の字型に押して歩くこと(取りまわし)が完全にできること。
(2)大型自動二輪車や普通自動二輪車の二人乗りをする場合には、後部座席にゆとりがある車種を選ぶようにしましょう。
1−2 乗車用ヘルメットの着用
乗車用ヘルメットをかぶらないで大型自動二輪車や普通自動二輪車や原動機付自転車を運転してはいけません。また、乗車用ヘルメットは、PS(c)マークJISマークのついたものを使い、あごひもを確実に締めるなど正しく着用しましょう。工事用安全帽は乗車用ヘルメットではありません。
1−3 服装など
二輪車に乗るときは、体の露出がなるべく少なくなるような服装をしましょう。大型自動二輪車や普通自動二輪車の同乗者についても同様です。また、ほかの運転者から見て、よく目につきやすいものを着用するようにしましょう。夜間は反射性の衣服または反射材のついた乗車用ヘルメットを着用するようにしましょう。

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