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同人誌トークン頒布のすゝめ

あの有名なツナ缶の同人誌がトークンを使って頒布されています。わあ

おおまかに次の手順でツナ缶同人誌が読めるというわけです。モナコインの調達などもあり初見ではすこし面倒ですが、ぜひやってみてください。

  1. モナパレットでウォレット作ってモナコインを入れる

  2. dispenserで同人誌のトークンを買う

  3. Token Vaultで同人誌をみる

いま世間ではNFTアートが大人気ですが、トークンにすると嬉しいのはアートだけではありません。つまりこの記事では以下のようなことをお伝えしたいのです。

  • アートに限らずデータ販売なら何であれトークン化する意味があるよ

  • 大抵のデータ販売にはNFTよりFTのほうが便利だよ

  • FTを作って販売するならモナパレットを使うといいよ

トークンを使って頒布するとどんな意味が?

同人誌などのデジタルコンテンツをトークンに紐付けて頒布するのはなんだかまどろっこしいような気がしますが、それによって得られるものはたしかにあるのです。例えば以下のような感じで。

○ 所有とか個数とかの概念が導入できる

データはいくらでもコピーができてしまうので、たとえば太郎くんのパソコンにとある同人誌のPDF版が保存されているとき、それが違法ダウンロードによって入手したものなのか、それともすでに閉鎖してしまった同人誌データ販売サイトで太郎くんがちゃんと購入したものなのか、従来の販売方法では後から証明したり確認したりすることは困難でした。もやもや

トークンに紐付けて販売したところでデジタルコンテンツ自体がコピーできるのは同じことですが、「トークンを持っている間だけ同人誌を楽しんでOK」というルールなのであれば、太郎くんのパソコンにPDFが保存されているのが正か否かはブロックチェーンが生きている限りしっかりと検証ができます。スッキリ

また、トークンには個数の概念もあるので、デジタル化によって失われた質感の一部を取り戻すこともできます。

  • ホットウォレット用(観賞用)とコールドウォレット用(保存用)と布教用に3つ買う

  • いらなくなったら人に譲ったり売ったりする

○ 権利がdecentralizedになる

ちょうど先日こういう騒ぎがありましたね。

購入済みのものまで消えてしまったということで不満を感じたユーザが多かったようですが、まあ対応の是非はともかくとして従来のコンテンツ販売プラットフォーマーは「権利」と「コンテンツ」の両方をホストしているので、このように絶対的権力を持ちます。DLsiteがそう決めた以上、ユーザや同人コンテンツの作者には権利の復元は不可能です。

一方、上記ツナ缶同人誌のように「権利」の販売をトークンで行い、「コンテンツ」をToken Vaultで配信するモデルではどうでしょうか。たとえToken Vaultがツナ缶同人誌を不適切コンテンツとして削除しても、ユーザが各自のウォレットに持っているトークンまでは削除できません。同人誌の作者にその意志があれば、トークンを持っている人を確認して個別にコンテンツを渡すことも可能ですし、Token Vaultの競合サービスであるウサインVaultが存在するのであれば、同じトークンに紐づけてウサインVaultに同人誌を上げておくだけで、ユーザは今後もウサインVaultからツナ缶同人誌を読むことができます。

要するにトークンによって「権利」がdecentralizedにホストされていれば、購入した同人誌がToken VaultでもウサインVaultでもDLsite3でもDMM3でも読めるから、どれかのサービスが販売停止したり潰れたりしてもユーザはへっちゃらになるよってことです。流行りのWeb3というやつですね。たぶん

その"N"は本当に必要ですか?

「NFT」という1つの単語として話題になってしまったのでみなしきりにNon-Fungible Tokenにしたがるのですが、アート含めて大抵のデータ販売においては普通のトークン(Futu no Token = FT)の方がやりやすい場合は多いのです。

NFTは1つ1つが区別される都合上、基本的にバルクで操作するということができません。希少性をもたせたいようなサムシングならともかく、上記ツナ缶同人誌みたいなものはできるだけたくさんの人にお届けしたいはず。コンテンツが同一でも100個を発行して設定して売ろうと思ったらNFTではとっても面倒なので、何らかの理由で1つ1つを区別したい場合を除いて、FTの採用が賢明です。流行らせよう

FT発行はモナパレットで

極東の島国に存在するという伝説の仮想通貨モナコインのチェーンを利用して稼働しているとされる伝説のトークンプラットフォーム Monapartyに紐づけて大量のFTアートを生み出してきた伝説の画像プラットフォームMonacard。そしてそれらへのアクセスを提供する伝説の万能ウォレットが、モナパレットです。私が作りました

○ クリエイターさんへ

モナコインは手数料がほとんど無なのでぜひ試してみてください。こちらのページの手順に従うと、ほとんど無な手数料さえも親切な人が出してくれるそうな。

○ 開発ができる人へ

やるべきことはいくらでもあるのですが、人手がなくてMonapartyのフロントエンドにおける私のカバレッジが拡大しすぎています。decentralizedなのに。ぜひ遊びに来てください。

たとえばToken Vaultは販売用コンテンツをホストするプラットフォームとしてかなり粗末なのですが、残念ながら現状では競合となるウサインVaultも存在していません。ウサインVaultを作ってくれる人が必要です。

まとめ

モナパレットで同人誌をトークン頒布してWeb3を先取りしよう


うちのアプリのサポート窓口はこちら↓
(ウサインVaultを作りたい人もぜひ相談にきてね)


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