見出し画像

集客に悩む士業さんには動画をオススメします②-企画編

税理士事務所出身、埼玉で動画制作をしているアニメLaboです。

noteでは今まで経験した動画関連について、失敗談や成功例も交えてアウトプットしています。


本記事は前回の続きです。

前回はこんなことをnoteへまとめました。
◎集客に動画をオススメする理由
◎機材はスマートフォン+安い三脚程度で問題なし
◎少ないチャンネル登録者数+少ない再生数でも集客は狙える


そうは言ってもどんな動画を作ればいいのか・・・。

という事で今回は動画における土台、企画書についてのまとめ。





企画書とは?


企画書とは、簡単に言うと「達成したい目的やターゲット、伝えたい内容がまとまっているもの」のこと。

その他には参考動画や動画の雰囲気、カラーリングなども含まれます。

<主な企画書の内容>
・動画の目的 :お問合せ促進 など
・ターゲット :30代男性、運送業ドライバー など
・商材    :商品名
・伝えたい内容:動画を一言で表すと?も分かりやすい
・動画の尺  :3分 など
・掲載媒体  :YouTube、ホームページ、note その他
・動画の種類 :実写、アニメ、実写×アニメ
・動画のサイズ:ヨコ・16:タテ・9 など
・曲、効果音 :どんな雰囲気か、有り/無し
・音声/言語 :有・男性、女性/日本語や英語
・掲載日程  :2021/11/4~
・予算    :
・参考動画  :動画のリンクやデザインのリンク
・その他備考 :ブランドカラー、動画の雰囲気 

こんなところだと思いますが、漏れているものあれば教えてくださいませ。


このように、動画を制作する上で土台となるものを決めます。


<失敗談:企画をしっかりやらずに進めると?>

動画制作の失敗談として、大して企画部分を練らずに口頭だけで制作を進めていったことがあるのですが・・・。
 
制作途中でふとブランドカラーってどうなんだと思い、クライアントへ確認すると、すでに私が使っていた色とは全く違う色だったことが判明。

結局後から修正で時間がかかってしまい、納期までの制作時間が苦しくなってしまうという結果に・・・。


後々のためにも、先にある程度は決めていきましょう。

今回の記事では最低限決めるべきものもまとめていますので、動画にチャレンジしてみたい方は参考にしていただければ。

続いて、動画制作における全体像と企画はどの部分にいるか、という点について書いていきます。


企画は動画制作フローのどこにあるのか?



企画用画像 (3)

簡略化したフローですが、企画は開始地点にいます。

その後、シナリオ~と続いていきます。

何かあった時には原点となる企画書を見直し、そもそもどんな人をターゲットにしているかなど確認し、企画に沿って動画制作をしていきます。

どんな人がターゲットか分からないと、シナリオも作れません。

士業に良くあるBtoBでも同じように、どんな企業(業界、地域、規模感など様々です)をターゲットにしているか、など確認。

例えば字幕一つとっても、

動画がどんな内容なのか?
視聴者はどんな人か?

このような企画内容に沿って、フォントの種類をポップなものにしたり、はたまた色を統一するため、フォントの輪郭色を変えたり・・・。

様々なことが企画内容によって決まっていきます。



最低限整理する項目について


万が一どころか億が一、制作期間がたった1日しか無い依頼が来たとしても、最低限しっかりと整理する項目はこの3点と私は決めています。

①動画を制作する目的は?

②視聴者は誰か?

③何を伝えたいのか?

つまり、この動画は「何のために」制作し、「誰に」、「何を」伝えたいのか?です。

これだけは整理したいところ。



①動画を制作する目的


「動画を見た人からのお問合せ増加を狙う」など。

この場合の最終的な目的は「売上アップ」になりますが、その前段階として問合せをもらうことや無料相談などがあります。

なるべく具体的な目的にすると動画を作りやすいです。

・サイトフォームでのお問合せの数を増やしたい

・電話相談の数を増やしたい

・動画⇒商品やサービスページの流入を増やしたい

ここが決まると、動画内の最後に「お問合せはこちらから」といった行動を求める言葉を盛り込んだり・・・。

例えば、相続相談の動画を見た人から電話をかけて欲しいのであれば、「まずはこちらからお電話ください」という言葉+電話番号が表記されているシーンのイメージができます。

士業さんがはじめて動画にチャレンジするなら、宣伝は最後にほんの少しがオススメ。

王道ですが、ターゲットへのお役立ち情報を伝えた後に、

「更に詳しい情報はこちらから」
「相談を受け付けてますので、お気軽にご連絡ください」
「(YouTubeで)◎◎業の人向けにお役立ち情報を配信していきますので、チャンネル登録お願いします」

このようなイメージでワンシーン。



②視聴者は誰か


繰り返しになりますが、BtoBでも業種業界を絞ったり、BtoCでもどんな人に見て欲しいのかを決めましょう。

・例えば「残業代申請の代行サービス」なら、従業員として働いているサラリーマンやOLの方が視聴者になるでしょう。

視聴者がどんな人か整理しておくと、動画の雰囲気やどういった内容を伝えた方が良さそうか、という点も分かりやすくなります。



③何を伝えたいのか


視聴者の点でお伝えしたサラリーマンやOLは、

「残業しても残業代を払ってくれない・・・」

といった悩み、または

「どうにか解決できないものか・・・」

と情報を探しているかもしれません。


こういった場合には、残業代の未払いに関する情報を動画で伝えていくといいでしょう。

例えば・・・

・視聴者に「こんなことはしない方がいい」と伝える

または・・・

・「こうした方がいい」、「これがオススメ」と伝える

<Tips>
 ①YouTubeのサムネイルで似たような言葉を良く見かけませんか?

 ②視聴者に細かく設定を付けると、その人に対しての言葉が出てきます。

このように伝える内容を整理します。


それではまとめに入ります。


まとめ


◎企画は最低限、どんな目的で、誰に、何を伝える動画かを整理。

◎動画のヒントはYouTubeのサムネイル画像


今回の記事は以上です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?