「自分が勝手にやってる」ということ。ただそれだけの話。
先日、私も所属するオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」の配信で、西野さんが「やらないことをきめる」というお話をされていました。
私自身がやらないときめたこと。
それは、自分目線の「良かれと思って」です。
ついつい、自分は気を利かせたつもりで「良かれと思って」してあげることってありませんか？
もちろんそれは相手が喜ぶだろうと思ってやるんです。
悪気なんてありません。これっぽちも。
ただ。
ただですよ。
相手がそれをほんとうに望んでたかどうかは「別もの」。
たとえば、疲れて帰ってくるダンナさんに、たまには夕食を奮発していつもなら買わない高級お肉を買って料理を作って待ってました。
ところが、途中で電話が入り「急に接待で夕食いらなくなったから」と報告。
「えー！！せっかく高いお肉を買って準備してたのに！！！怒」
ダンナさんは急に不機嫌になった妻の変化に「え？なんで怒ってんの？」ととまどうだけ。。。
こんなことありませんか？
私もこの下りは夕食に限らず、いろんなパターンで経験してきました。
でも、ちょっと待ってください。
高いお肉買って夕飯準備しといてねってダンナさんは頼んだでしょうか？
いいえ。
私が勝手にやったことです。
「せっかく」
この言葉が出たときは、ほぼほぼ100％の確率で
自分が良かれと思って「勝手にやってること」の集大成なんです。
せっかく私がやってあげたのに。
やってあげることはもちろんすごく良いと思います。
問題は、自分が望んだ結果にならなくてもそこに怒りを感じたり、見返りを求めること。
やったところまではOK！なんです。
だからどんどん（？）やってあげましょう！
もちろん、相手を追い込むほどやりすぎたら苦痛を与えるだけなので、その辺は適度に笑
そして、もし自分が望んだ結果（喜んでくれたり、感謝されたり）が得られなかったとき。
ポイントはそこです。
「あ。自分が勝手にやったんだったっけ」
です。
着地する場所はそこ以外にありません笑
いつもなら、「せっかくやってあげたんだから、お礼くらい言ってよね」とか「全然喜んでくれないじゃん、何のために苦労してやったと思ってるの？」って思ってしまうのが人の心ですよね。
そこで、
「いやいや。ちがうよ。」
「勝手に私がやっただけだったわ。」
その着地点を見失わなければ、誰も不幸になりません。
女性に限らず男性に限らず、その線引きができるとほんとに楽になり、不幸の数が劇的に減ります。
騙されたと思って一度試してみてください笑
私も日々訓練しながら頑張ってます！！
そしてそれを子供たちにも伝えています笑
「気遣い」ができる人というのは、相手にも気を遣わせない人なんだと思います。
やってあげたことで相手が逆に気を遣ってしまうほどやりすぎると、自分の気持ちは満足度が高いでしょうけど、相手はそれで幸せでしょうか。
人への好意となる言葉や行動は、相手に気を遣わせない「逃げ道」が必要だと思っています。
「自分がやりたくてやっただけだから」
と言われると、相手は追い込まれることなくお返しを強制されることもありません。
家族、恋人、友達など、特に関係性が深くなればなるほど、やりがちなことですので、お互いがいつまでもハッピーでいられるように、まずは自分からはじめるのが一番ですもんね！
私自身のことで言うと、頼まれたこと以外のことを「良かれと思って」すると、だいたい文句を言われるので、私は頼まれたこと以外はやらないと決めました！
やらないことをきめる。
自分目線の「良かれと思って」。
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