「ふつう」ってなに?
よくいいますよね。
「普通はさ〜」「だって、普通はこうでしょ!」
私も気がつくとついつい口に出してしまいがちなので、ときおりハッとします。
最近は意識して気をつけるようにしてる分、人が口にする「ふつうは・・・」も耳に敏感。笑
西野亮廣エンタメ研究所で西野さんがブログに綴ったことがほんとそうなんですよ。
誰しも、自分が生まれ育って生きてきた人生の世界を「ふつう」と位置付けてるので、その枠からはみ出した言動や行動に対して、自分の基準と違ってくると「普通はこうしない?」って発想が出てきてします。
他者目線で物事を見ることって、意識したりしないとついつい忘れてしまうんですよね。
他者目線をしようとすることさえ、しない人が多いですが笑
自分はこう思うけど、別な人から見るとこれっておかしいのか?
とか、
私は嬉しいって思ったけど、あの人は果たして嬉しいの?
とか。
一旦立ち止まって、自分が歩いてきた道を振り返ってみたり、まわりを見回してみたり、確認するということですね。
自分がそうだから、相手もそうとは限らない。
これを本当に、ほんとーーーーーーに、常日頃誰と会話しても仕事しても頭に持っておかないと、トラブルの原因になります。
悩み事や相談を聞いていても、みんなやっぱり自分の言い分を発射し続けます。
いいんです。それが悩みなんですから。
ただ、そのあと、
自分はこう思うんだけど、相手はきっとそんな風には感じないんだろうな。
という一つの仮説を立てることができるひとは、結構解決への道が早かったり、考えを切り替えて相手をどうにかしようとしないということができます。
私もよく相談に乗ったりすることがあるのですが、一通り話を聞いたあとに、
そっかぁ。あなたはそう思ったんだね。ただ、相手はそう感じなかったんじゃないかな?
は必ず伝えます。
正しいか、間違ってるかで言ったら、きっとどっちも「正しい」のだと思います。
相手の言い分もありますから。
そこを争っても解決にはならなくて、自分のなかの「ふつう」と相手の「ふつう」は違うことの確認作業をして、ひたすら伝え続けます。
下手すりゃ相手の生まれ育った環境や家族構成までさかのぼって、自分との感じ方、受け取り方の違いを伝えます。
そうなんですよね。
違って当たり前で、むしろ同じ感覚を持っている人と巡り合っていることの方が奇跡です!と最後に印籠を渡します笑
「ふつう」って要注意言語ですね笑
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