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ペットのご飯に関するあれこれ:ライフステージ別、量、質 etc 〜猫編🐱〜

こんにちは、animaniスタッフのみくです🐠🎀🐠
今日は前回の続きでペットのご飯にかんする記事第2弾目、猫編について書いていこうと思います。前回は犬編について書きました。
前回の犬編では手作りフードについても書きましたが、猫は犬と食べられないものは似ていますが、猫の方が身体も小さく、より野生に近い食性ということもあり、デリケートであると言えます。与えるものについては犬よりも猫の方が気をつけてあげた方がいいでしょう🐱
猫はたまに手作りご飯をあげることは問題ないのですが、それだけで猫に必要なすべての栄養素を補うのは非常に難しいので、お家の猫ちゃんが完全な家猫の場合は、基本的にはキャットフードを与えるのがベストです。この辺のことも記事の最後あたりに触れていこうと思います📝


🐈〜猫編〜🐈


では、猫にあげるご飯の量や注意点です❗️ 
まずベースとして、成猫は1日2回が目安ですが、1度にごはんをそこまでいっぱい食べられない猫ちゃんもいるので、ごはんをお皿に残していたとしても、食べないからといってすぐに下げずに、しばらくそのままにしておいてあげてください。猫は少量を複数回にわけて食べるほうが体質に合っています。
また猫にとって水分は大事ですので、常に清潔な水を浅めのお皿で置いておいてあげましょう。

それでは猫のライフステージに合わせて見ていきます。子猫期と妊娠、授乳期は注意が必要なため、先にそれぞれ詳しく説明していきます💡


子猫:
0〜1週目 子猫用ミルクを2時間おきに与えます。その際、排泄もセットです。ミルクを与え終わったら、子猫の肛門をかるく刺激して排泄できるようにしてあげましょう。

1〜2週目 ミルクを飲める量が少しずつ増えていきます。3時間おきに、10cc程度あげましょう。この時期、子猫の目が開いてきます。

2〜5週目 子猫用ミルクを1日5〜6回、飲める量だけ与えてあげてください。また、この時期排泄も自力でできるようになっていきます。
ごはんとはまた別ですが、子猫の体重が500gを超えるころには、一度動物病院で予防接種や健康状態を診てもらいましょう。

5〜6週目 市販の離乳食に切り替えてあげましょう。なかなか食べない場合は指にのせてあげたり、離乳食を少し温めてあげると食べられるようになったりします。

6〜9週目 少しずつ固形食に慣れさせていきます。ウェットフード などから始めてみましょう。ドライフードの場合は子猫用ミルクを少し混ぜるなどして柔らかめのものから、だんだん固形のものを食べさせてあげます。ごはんは1日4回〜3回くらいです。

9週目〜6ヶ月 いろいろな種類のごはんに慣れさせます。一般栄養食ではなく、総合栄養食と記載のあるウェットフード 、ドライフード、あと白身魚や茹でた鳥のささみ、牛肉なども与えてあげましょう。
また繁殖の予定がない場合は、この時期(生後6ヶ月前後)に去勢・避妊手術をしてあげてください。

6ヶ月〜10ヶ月 子猫の成長段階の最終ステージです。食事は成猫とほぼ同じで1日2回、ドライフードにもしっかり慣れさせてあげてください。


※子猫は成長段階にもよりますが、母猫がいなかったり、いても母乳を自力で飲めない場合は、ほぼつきっきりで面倒を見てあげなければいけません。
体重はできれば毎日量ってあげましょう。食事を変えていないのに増加量がいつもより少ないようでしたら、ごはんをあげる回数や量を増やしてあげてください。(授乳期で1日5〜10gずつ増加)


妊娠中:
猫の妊娠期間は約2ヶ月。いつもより栄養価の高いものをあげましょう。通常時の1.5〜2倍の栄養量が必要と言われています。
またふつうのキャットフードではなく、妊娠中&授乳期専用のキャットフードをいつもより1、2回食事回数を増やして与えましょう。
一度、必ずかかりつけの獣医に診てもらいましょう。

授乳期:
授乳期は約1ヶ月間。一番栄養が必要な時期です。高カロリー高栄養価のものを常にそばに置いておいてあげましょう。通常時の食事摂取量と比べて2〜6倍の栄養が必要です。
子猫の離乳が始まったら食事量を減らしていきましょう。


成猫:
1日の摂取カロリー:体重1kgに対して50~60kcal程度(例;体重4kgの猫ちゃんは1日200〜240kcal)
回数:2〜3回(1回80〜100kcal程度)

※肥満傾向の猫ちゃんはいきなり食事量を減らすと、肝臓を悪くしてしまう恐れがあるので、かかりつけの獣医さんに相談して食事療法を決めていきましょう。


高齢期(7歳以上):

食べる量はそこまで変えなくても大丈夫ですが、一度に食べられる量が減るので、1回の量を減らし、回数をふやしてあげましょう。また、老猫用のキャットフードを与えてあげましょう。


以上をまとめると、子猫、妊娠期、授乳期の猫は食事に注意が必要ですが、そうでなければ、そこまで神経質になる必要はありません。
ただ、基本的に人間の食事は与えないでください🙀

🐈  🐈  🐈  🐈  🐈  🐈

次は、猫が食べてはいけない食材です🧅🧄🍫🥑🍇

・ネギ類(ねぎ、玉ねぎ、ニラ、にんにく、らっきょう)
・チョコレート(カカオ)
・アボガド
・アワビ、サザエ
・生のイカ、エビ、タコ
・生卵、生肉
・アルコール、カフェイン類
・マグロ、サバやイワシなどの青魚(少量は問題ないが食べさせ続けてないけない)
・ぶどう(レーズンも✕)
・ナッツ類
・牛乳

基本的には犬と似ています🐶


また、猫は犬よりも食べ物に気をつけてあげる必要があります。
1月に1回、もしくはイベントの時だけなど、手作りごはんを少量あげても問題ありませんが、基本は信頼できるメーカーの、総合栄養食と記載のあるキャットフードをあげましょう❗️
またアレルギーを持っている猫ちゃんなどもいますので、動物病院などで血液検査をしてもらい、アレルゲンが入っていないものを選んであげましょう。

もし、たまのご褒美フードとして手作りごはんをあげたい、という場合❗️
それはまた次回、手作りご飯とキャットフードについて説明していこうと思います。

今回も前回に引き続き、少し長くなってしまったのでこの辺で締めようかと思います。
それではまた🐱💛🐾

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みく