ROENTGENⅡの制作発表に思うこと

待ちに待ったANTI WIRE 大阪公演。

まさかのサプライズで、ROENTGENⅡの制作発表がなされました。

わたしにとって20年前にリリースされたROENTGENというアルバムは世界で一番好きなアルバムで、大好きすぎて聴けないアルバムで、毎年雪が降った日にだけ聴くと自分の中で決めているアルバムです(気持ち悪い)。

もちろん20年越しのROENTGENⅡは待望であり、待ちに待ち待ちすぎている作品です。

本人は今ROENTGENⅡの制作に至った過程について、「コロナでしばらくロックなライブや海外でのライブはできないだろうから、アメリカを本気で攻め終わった2年後にやりたかったことを、今やる」と言っていました(超意訳)。

でも、本人の口から「制作中です」と聞かされた瞬間、複雑な気持ちで胸がいっぱいになりました。

常日頃から言っている「アメリカはあと2~3年」「激しいライブはあと2~3年」という発言から、2~3年後夢を追う活動が一旦一区切りしたら、ソロライブの頻度は減ることはなんとなく昔から予想できていました。

でも実現するかどうかはさて置き、ROENTGENⅡは制作したいと本人も発言していたし、アメリカでのライブや激しいライブが一区切りしたら、ゆっくりと、真摯に、長い時間をかけて、ROENTGENⅡの制作やツアーをするのではないかと予想していました。

HYDEのアメリカでの夢を追う活動が一旦区切りついても、HYDEはROENTGENⅡのためにずっと活動しているようなそんな気がしていました。

つまるところ私にとってROENTGENⅡはハイヲタ人生における最後のデザートであり、HYDEが活動をいつまでも続けてくれる免罪符の一つでした。

でも、どうやらROENTGENⅡは20周年のプロジェクトの一つして制作中とのことで、長くみてもこの先1年前後でリリースされそうな感じです。コロナで激しいライブができない期間にリリースされ、ツアーもやっちゃいそうな感じです。

最後の楽しみだと思っていたデザートがまさかの途中で来てしまった。HYDEが活動を続けてくれると信じ込んでた免罪符が取り上げられてしまった。そんな寂しさと切なさが襲いました。

ROENTGENⅡを作り終えて、コロナが明けて、アメリカが攻め終わったら、HYDEはどうするんだろう。ずーっと活動を続けているような気がしていた大好きなアーティストの活動の「終わり」が明確に見えるような気がしてすごく怖くなりました。

ROENTGENⅡの制作を100%喜ぶことができないのを「アメリカでの成功の機会やタイミングを失ってほしくない」とか一丁前なことをTwitterで呟いてみたけど(まあこれも思っている)、結局は「HYDEとしての活動がいつまでも続いてほしいから」というオタクの欲望丸出しの自己中心的な考えの所為だったんだなと家に帰って気づいてしまってなんか情けない。

どちらにせよ、今は明日のツアーファイナル、今後リリースされるであろうROENTGENⅡ、そのツアー、コロナ開けのツアー…とまだ楽しみは残されているのでそれを一つ一つ悔いを残さずに味わい楽しむしかないかな~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~うえ~~~~~~~~~~~~~~~ん(ライブ帰りに酒爆買い爆飲み)(煙草でテーブル焦がしたところで若干酔いが覚めてブログを書いている)

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