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【ポケモンユナイト】格闘王への道【カイリキーについて】

こんにちは。爆烈超兄貴と申します。
ポケモンユナイトの稼働初期よりずっとカイリキーを愛用し、1万2千回ほど使ってみて、自分の中で一つカイリキーについての所感を書き留めておこうと思い、note作成に至りました。
あくまで自分の主観であると前置きしつつ、これからカイリキーを始めてみたい人にとっての一つの参考になるかとは思います。
もし宜しければ最後までお読みいただければ幸いです。


【カイリキーというポケモンの特徴】

  • 序盤の野生の取り合いに強い

  • 自前の妨害無効により、CCに対して耐性がある

  • ワンコンボの火力が比較的高く、柔らかいポケモンであれば確殺できる

  • 最強格のウルト

  • バランス型にしては自前の回復効果もCT短縮もシールド付与も無いため、耐久性能、継戦能力が低い

  • 上記の理由の為、タワー防衛能力が低い

  • レベル5と9進化の為、レイトキャリーである

  • モテない

大まかな特徴は以上になります。
ざっくり言えば一発の爆発力は高いけれど、スカすとおしまい。
一発勝負で全てを決する必要がある、潔い漢らしすぎる性能。
バランス型という括りですが、昨今のバランス型と違い、HP回復もシールド付与もCT短縮も何も無いため、前線でゴリゴリ戦い続けることは難しく、必然的に技を使い切ったら下がる、技が上がったらまた仕掛ける…というように、ヒットアンドアウェイが基本のポケモンになります。その性質から、バランス型というより、かなりスピード型(アサシン)に近い性能をしています。

【特性】

こんじょう

デバフを受けた際に攻撃力が5秒間10%上がります。このデバフというのはCC全般のことで、例えば相手レーンの低速エリアでもスロウのデバフでこんじょうが発動します。受動的な特性ですが、ピカチュウの麻痺みたいな些細なものでも発動するので、意外と発動機会は多いです。

【わざ説明】

からてチョップ

序盤のファーム奪い合いの要。攻撃のレシオが高く、リーチもそこそこ。発生早めと欠点の無い有用なわざ。
カイリキーをこれから始める人はまずはこのわざでファームの取り切りラインを把握するところから覚えると良いと思います。

ビルドアップ

自身に攻撃力15%アップ、攻撃速度40%アップ、移動速度30%アップ、更に妨害無効を付与する序盤最強格のバフわざ。効果時間は3秒。おまけで次の通常攻撃を強化状態にしてくれる。このバフは1秒毎に徐々に減少していきます。
このわざを使用した状態の威力の上がったからてチョップでラスヒを狙っていくのがレーン戦の基本になります。自前の妨害無効によって、ルカリオのコメットパンチやイワパレスのいわなだれなどにも怯むことなくラスヒを狙っていけるのも強みです。

インファイト

おおよそ1.5秒妨害無効の状態になり、前方に多段ヒットのダメージを与えるわざ。攻撃のレシオが非常に高く、後述するばくれつパンチの攻撃力バフと合わせるとかなりの高火力になります。更に低速ではあるものの攻撃しながら移動も可能なため、CCをスカしつつ位置調整をしたり、前方のリーチを活かしたブッシュチェックなど、痒いところに手が届く攻防一体のわざです。
13レベルからは相手がデバフが掛かっている時、威力が25%上がるというもので、簡単に言えば味方タンクのCCが掛かっている時や、強化攻撃のスロウ効果を付与した直後などに使うと大ダメージを与えることが可能です。

クロスチョップ

前方へ移動しつつチョップを放つブリンク。壁抜けも可能です。
このわざ自体が急所に当たる可能性があり、カイリキーの素の急所率+5%の確率で当たります。レベル9時点でカイリキーの素の急所率は20%あり、単純計算で25%、そこから持ち物やメダルで急所率を伸ばせばおおよそ3割程度の確率で急所に当たります。このわざがヒットすると更に3秒間、急所率が5%上がる特徴があります。あまり知られていませんが、このわざを当てるとグレイシアやエーフィのパッシヴを剥がすことが出来るので意識してみるといいかもしれません。
13レベルからは「通常攻撃を当てるたびに攻撃力が2上昇する(最大40スタック)」の効果が付きます。自前の猛攻ダンベルですね。最大で攻撃力は80も上昇し、猛攻ダンベルのフルスタックを合わせると152攻撃力が上昇します。クロチョスタック最大+ダンベルスタック最大のカイリキーは完全究極体メガカイリキーそのもので、頭のおかしい火力になります。

ばくれつパンチ

カイリキーの要。わざがヒットすると0.5秒のスタンかつ40%のスロウ効果を3秒間付与し、更に自身に5秒間15%の攻撃力アップ、移動速度40%アップの効果を3秒間付与します。この効果は1秒毎に徐々に減少します。また、次の通常攻撃が強化攻撃に変化します。地味に4回ヒットの多段技でもあります。
コンボ始動、戦線離脱、壁抜け、範囲CCと、カイリキーの生命線とも言えるわざで、このわざを如何に扱えるかでぐっとカイリキーの立ち回りが変わります。
11レベルになると更に移動速度が40%→70%へ、攻撃力が15%→20%へ、スロウ効果が40%→60%にアップします。

じごくぐるま

だいしゅきホールド
一度使用すると、5秒間妨害無効の状態かつ、移動速度が70%上昇し、特殊なモーションに切り替わります。この移動速度効果は1秒毎に20%減少していきます。この特殊モーション中に通常攻撃を出すと、相手を掴みダメージを与え、そのまま自身の後方へ投げ飛ばし、更にダメージを与えます。
この相手を掴む動作がヒットする(オブジェクトは掴めないがヒット判定はある)と3秒間、急所率が5%と攻撃速度が50%上昇します。
そのキャッチ性能から足の早いアサシンを捕まえて、ワンピックを取っていく動きや、ピール性能が非常に高く、集団戦意識の高いわざと言えます。
11レベルになると急所率が5%→10%へ、攻撃速度が50%→60%へと強化されます。

ごうけつラッシュ

発動するとカイリキーの体が発光し、強烈なバフが掛かります。

「見えた!見えたぞ!水の一雫!」
  • 移動速度35%上昇

  • 攻撃力30%上昇

  • 攻撃速度35%上昇

  • 最大HPの20%シールド付与

  • 防御、特防がそれぞれ200上昇

  • 10秒間効果持続

自分はこれを「黄金の10秒間」と呼称しています。この10秒間で全てに決着を付けるのがカイリキーを使う上での使命であり、責務であり、です。
耐久性能も大幅に向上し、カビゴンなどと遜色のない耐久力を筋肉で補います。また、発動の瞬間に一瞬だけ無敵判定があり、上手く合わせることでカメックスのウルトや、アマージョのウルトキャッチなどを躱す事ができます。再度使用すると、前方へ前進しながら、突き飛ばし効果を持った強烈な多段攻撃を行います。
カイリキーはこのごうけつラッシュを当てることが重要ですが、実際のところ豊富なブリンクやなんでもなおし、脱出ボタン、拘束わざが跋扈するポケモンユナイトでは、むしろスカされることが多く、確実に当てるには相手のリソースが吐かれているかどうかしっかり見極める必要があるため、最初のうちはラッシュを使用せずにバフだけ掛かるウルトと割り切って使ってみるのをオススメします。単純なバフウルトでも攻撃力は30%上昇しているため、わざや通常攻撃で殴るだけでもかなりの威力が出ます。発光しているカイリキーを相手にすればどんな相手もリソースを切って距離を取りたがるので、追い詰めたところのトドメとしてラッシュを取っておくとすんなり通ったりします。集団にぶちかますと華がありますが、慣れないうちは一体相手でも確実に当てれる練習をすると良いと思います。

【カイリキーのウルトは何故強いのか】
カイリキーのウルトの最大の強みは、超強力なウルトであるが故に必ず相手がリソースを切って対処してくるという点です。リソースを切らずにまともに受けたらKOされてしまうので勿論相手も必死です。なんでもなおしや脱出ボタン、ヒーラーのウルト、ヤドランウルトなどなど…カイリキーの後入りも強い事は強いですが、味方の構成を見て、誰が生き残っていれば勝ちに結び付くかを考える必要があります。極端な例を言えば、レックウザ戦で味方が4枚落ちてて、カイリキー1枚のウルトで5枚倒せたとしても、その後レックウザをカイリキー1人でタッチ出来ません。レックウザをタッチ出来る味方(メインキャリー)に生き残ってもらう必要があるわけです。味方のメインキャリーを生き残らせる為には相手の戦力を削ぎ、集団戦の勝利に結び付ける必要があります。自ら飛び込んでいける性能を持つカイリキーは、率先して先入りすることで相手のリソースを吐き出させる事が出来ます。仮にそこでカイリキー1枚が落とされたとしても、カイリキー1枚にリソースを吐ききって疲弊した敵を、メインキャリーが回収できる盤面を作ることが出来るわけです。簡単な話、チームの為に人柱になる覚悟を持つということです。カイリキーのウルトでペンタキルは確かに華がありますし、カイリキーを使う上で誰しもが一度は夢見る事でしょう。しかし断言しますがチームの勝利に結びつかないペンタキルを狙う行為はただの自己満足です。ソロやトリオなら自分一人で解決せねばならない場面は多々あるので一概には言えないですが、フルパではチームの貢献を最優先に考え、メインキャリーを立たせる動きを徹底しましょう。自分本位の立ち回りはチームにとってなにも益になりません。
無論、状況によって先入りが必ずしも正解ではない場面はありますが、チームの勝利の為に切り込み隊長として飛び込む勇気が必要です。その勇気を与えてくれるのが「黄金の10秒間」なのです。


【もちもの・バトルアイテム考察】

上記のわざ説明からも分かる通り、カイリキーは%で攻撃力が加算されるわざが豊富です。よって、攻撃の基礎ステータスは重要な要素であり、この基礎ステータスを伸ばす事がカイリキーのビルドの優先択といえます。
ここでは主要なもちものを自分の主観でランク付けしてみましたので、ビルドの一考に役立てて貰えればと思います。

もうこうダンベル

評価:S
カイリキーにおいて最も重要な攻撃の基礎ステータスを大幅に引き上げてくれる。筋肉を鍛えることで全てを破壊しましょう。

じゃくてんほけん

評価:A
こちらも攻撃力をお手軽に上昇させてくれる持ち物。ヒットアンドアウェイが基本なのにダメージ受けたらダメでは…と思うかもしれませんが、ウルト中では自然とダメージを受けるのですぐに最大スタックに到達する点、序盤のレーン戦の取り切り範囲が広がるなど、カイリキーに限らずメレー全般と相性がいい持ち物といえます。

するどいツメ

評価:S
カイリキーはばくれつパンチを始め、始動技が使った直後に強化攻撃になるので非常に相性がいい持ち物。急所率と攻撃という欲しいステータスも伸びるのも嬉しい。ポケモンユナイトではスロウ効果は重複するため、強化攻撃のスロウ効果とするどいツメのスロウ効果で、実質どんスモみたいなスロウを掛けることもできます。

ピントレンズ

評価:A
わざ説明にもあるとおり、カイリキーは急所に依存しやすい性能なので、急所率を伸ばしてくれるピントレンズも有力候補になります。急所ダメージ上がるのも美味しい。

ちからのハチマキ

評価:A
2024/02/25現在、最もカイリキーで多いばくパンクロチョ型ですが、クロチョ型の本体はわざを使用したあとの急所率の上昇が乗った通常攻撃です。急所+ハチマキの追加ダメージでキルラインは大きく変わるので、クロチョで追い詰めたらひたすら拳で殴りましょう。また、オブジェクトに対しても強くなるので無駄がありません。安定のハチマキか、急所勝負のピント、というイメージですね。

きあいのハチマキ

評価:B
無難に強い持ち物。カイリキー入門用。慣れないうちは2火力+コレでほぼ決まりです。慣れてきたら外して気合ナシの立ち回りを覚えてみましょう。

エナジーアンプ


評価:B
クセになる持ち物その1
ウルト発動後の4秒間攻撃力1.2倍。さらにウルトが溜まりやすくなる。
ウルトが命題のカイリキーにとっては有力候補なのは間違いはなく、一度アンプの乗ったウルトが決まると、筋肉からドーパミンが噴出します。
ただ、他に持たせたい持ち物も多く、個人的にはB止まり。
ロマンを求める筋肉を目指すならコレ。

かるいし


評価:B
クセになる持ち物その2
移動速度が上がるため、カイリキーにとって重要な間合い管理がしやすくなります。足の速さを活かして相手のスキルをギリギリで避けたり出来るので立ち回りの幅が広がります。あとは単純に逃げ・追い性能の向上も。
カイリキーは先に説明した通り、ばくパンなどで入ってわざを使い切り離脱するヒットアンドアウェイが基本です。なのでわざで入るまでは移動しかしないため、軽石発動の機会が多いのもカイリキーと相性がいいのです。
ただこちらも立ち回りを助ける持ち物なので、ミクロでカバーできるようになったら外して火力アップの持ち物をもたせるのをオススメします。

じゅうてんチャーム


評価:A
上記の軽石でも説明した通り、移動する機会が多いカイリキーはじゅうてんチャームのスタックを蓄積させやすいのでこちらも相性が良いです。追加ダメージも優秀で、序盤のレーン戦から終盤まで重宝します。

きょうめいガード


評価:B
こちらはより集団戦に意識を向けた持ち物。地獄車型や、クロチョを捨てたインファイト愛好家と相性が良いです。

バトルアイテムについて

だっしゅつボタン一択です。

攻めでも逃げでも使える攻防一体のアイテム。
逃げの性能は言わずもがなとして、攻めに転用する場合

  • ばくパン中にボタンを切ることで飛距離を伸ばせる。

  • ウルトのラッシュ中にも使用できるので意表を突くことも可能。

  • クロスチョップのブリンク距離を伸ばせる。

  • インファの攻撃範囲を伸ばせる。

  • 地獄車の急接近にも。

など、非常に攻撃の択が豊富になるので、カイリキーはボタンが間違いなく最強です。
ロマン候補としてプラスパワーが挙げられます。
ワンコンボが明快なカイリキーにとって、プラスパワーの瞬間バーストは病みつきにはなります。


【レーン適正とレーンの相方】

【レーン適性について】
自分の主観ですが、カイリキーはどのレーンも行けます
上は言わずもがな、中央もガンクにばくパンとぐるまが持っていけるのでかなり強めの部類。下レーンも現在主流はメイジが担当することが多く柔らかいので、ワンリキーの序盤の火力でキルを持っていけることもしばしばあります。そもそもからてチョップのラスヒが最強格に強いので、どのレーンも五分以上には戦えると自分は思っています。

【レーンの相方について】
でも当然レーンは一人では戦えません。頼もしい相方が居てこそレーン戦の有利不利は大きく傾きます。
ではカイリキーにとって相性の良いレーン相方(学習枠)は誰か。
カイリキーは序盤のラスヒが強いので相方にそこまでラスヒを求めなくていいという点と、かつ序盤からの火力が高いので敵をあわよくばキルまで持っていけるように殴り合いの強い相方が好ましいです。
上記の理由を加味しつつ、個人的な主観でランク付けしてみました。

一部の主要ポケモンの解説も入れます。

【マンムー】

評価:S
序盤最強格のタンク。殴り合いが群を抜いて強く、氷や体当たりのCCもあり、あついしぼうによる耐久力も合わせてダメージレースにほぼ負けません。そこにカイリキーのバーストを組み合わせればキルも容易く取りやすく、レーンの有利を一気に作る事が出来るでしょう。

【フーパ】

評価:S
こちらも遠隔からの殴り合いに強い頼もしいサポート。おどろかすのCCも優秀で、上手く合わせれば安定してラスヒを取る事ができる。さらにオボン強奪により、擬似的にカイリキーの耐久力も増やせるので殴り合いも有利展開を作りやすい。ホールが上がってしまえばヒットアンドアウェイが基本のカイリキーとも相性良好です。

【ワタシラガ】

評価:A
とにもかくにも通常攻撃の30%スロウ効果と追加ダメージが優秀。
この通常攻撃で綿毛が敵に付着すると、カイリキーのダメージ量も上がる性質がとにかく強い。光合成のヒールもあり、ダメージレースには滅法強いです。シラガ自身はカイリキーのラスヒの強さもあるので考慮しなくてよく、敵に圧力を掛け続ければいいので綺麗な役割分担も可能。

チームでカイリキーを採用する場合の相方の参考にしてみてください。

【立ち回り・意識していること】

レーン戦攻防はもはやここに書き綴るより、他の攻略記事などを読んだ方が為になるはずなので割愛します。ここでは主に自分がカイリキーを使う上で意識していることを記していこうと思います。

【序盤のファームはばくパンで敵も巻き込む】
基本です。相手がスタンしてるうちに、ばくパン→強化攻撃→からてチョップ。火力も高いので相手に負担を掛けつつ、一方的にファームを奪うことが出来ます。

【コンボルートの使い分け】

①ばくパン→強化攻撃→インファorクロチョ
基本動作。何千何万回でもカイリキーはコレをするしかないです。
感謝のばくパンをひたすら擦りましょう。技を使い切ったら草むらに帰りましょう。

②ばくパン→強化攻撃→引きながらインファor逃げやすい方へクロチョ
ハラス択。特にクロチョは急所にあたればアタッカー型ぐらいの体力であればほぼ半分以上削り切るので大きな負荷を掛ける事ができます。

③ばくパン→強化攻撃→相手の逃げる方向を様子見→逃げた方向へクロチョ
追いクロチョ。ばくパンでビビってボタンやブリンクで逃げた相手を絶望の筋肉で追い詰める。クロチョヒットの急所率上昇もあり、追い詰めた後は通常攻撃を振るだけで相手をポケセン送りにできる。

④ばくパン→強化攻撃→下がる
インファを取った場合の最もローリスクな派生。ばくパンにビビって相手がリソースを吐いてきたらかなり美味しい展開を作れる。

⑤クロチョ→逃げた方向へばくパン→強化攻撃→AA
対エーフィやグレイシアなどのパッシヴ対策択。クロチョの素当てでもパッシヴを剥がせる事を活かし、クロチョから入って剥がした後にばくパンのスタンと強化を打ち込む。

⑥相手のCCに合わせてインファ→状況に応じてばくパンで反転or退却
敢えて前線に姿を晒し、インファの妨害無効を利用して、相手のタンクなどのCCを受け流すことでフロントの駆け引きの有利展開を作ったり、CC持ちのアタッカー型のキャッチを躱しつつ反転したりする択。クロチョ型では出来ないリソース受けという役割を担うことが出来るので覚えていて損は無いです。

主にこの6択を状況に応じて使い分けていくことになると思います。

【ウルトの発動タイミングとアサシンムーヴについて】

1.基本的にオブジェクトやタワーダイブが絡んだ集団戦に使う。
2.相手に発動タイミングを悟らせないようになるべくブッシュなどで発動させる。
3.誰を一番に仕留めるべきか考える
4.ラッシュを使用する場合は基本的にばくパンや地獄車とのセットで
5.発動→即ラッシュはなるべく控える

上記の5つを主に意識しています。
カイリキーはウルトを発動した瞬間、吠えます。
この鳴き声、実はブッシュなどで視界から外れていないと相手にも聞こえてます。超強力なウルトが来るよと相手に知らせるワケにはいかないですよね。なので、発動はなるべくブッシュなどを利用して相手に悟らせないようにしましょう。ごうけつラッシュは素で当てるのは結構難しいです。
なので、ウルト発動→即ラッシュ、とはやらずに、ばくパンやぐるまのCCで止めてる間に当てる事を意識しましょう。

ウルト発動→ばくパン→スタン掛かってる間に位置調整→ラッシュ

が最も多用するラッシュ確定ルートになります。
ただし、即ラッシュが正解になる状況も必ずあるので、これはたくさん経験を積んで、ウルトの切りどころを見極めていくしかないと思います。
筋肉は一日にしてならず。

そして大事なのが「誰を一番に仕留めるべきか」です。
結論を述べると「味方チームにとって最も影響力の強い敵」です。
カイリキーもその性能の都合上、アサシンとして起用される事が多々あります。アサシンの役目は基本的に味方と違う角度から切り込み、相手の陣形に負担を掛けたり、機動力と瞬間火力を活かし、味方が届きにくい敵のバックラインに圧力を掛けることなどが求められます。
簡易的に誰を狙うべきか優先順位を付けるとするならば
ポーク>ADC>メイジ>その他
くらいの感覚で自分は見ています。
ポーク(長距離射程役)は最も味方から遠い位置なため、自身に対する影響力が低くなる傾向があります。つまりこちらから狙われづらいのでフリーでこちらを攻撃してくる、ということですね。なので逆に言えば味方にとっては最も影響力が強く、厄介な相手となります。
なので、カイリキー(アサシン)はこういう相手に対して「貴様を狙っているぞ」という圧力を掛けてフリーで動けなくする必要があります。
どこからか急に筋肉モリモリマッチョマンが現れて襲ってくると思うと誰だってビクビク警戒しながら動かなくてはなりません。
フリーで動けなくなる=味方への影響力が薄れるということなので圧力を掛けるというのは重要な仕事です。もちろん危険を伴う行動なのでカイリキー自身が返り討ちに遭う可能性も当然ありますが、少なくとも味方へダメージが通らなくなる時間を作ることで、前線のダメージレースが有利に働き、集団戦に勝利する展開もままあります。

【クロチョかインファか】

最近良く質問を受けるのが「相手や味方がどういう時にクロチョかインファか選択しているか」というものです。

これは完全に自分の主観なので参考程度に留めて置いて頂けると幸いです。

【クロチョを選ぶ時】
狙いたい相手がブリンク持ちで逃げ性能が高い。グレイシアやエーフィが相手に居る。アサシンムーヴが必要な時。序盤レーンでかなり上振れたetc…

【インファを選ぶ時】
相手にファイターなど硬い相手が比較的多い。味方のCCが濃い。ピカチュウやアロキュウなど狙いたいがCCが濃い相手がいる。花舞バナのような瞬間バーストに弱いポケモンが居る、ブリンクを持たないキャリーが相手に居る(ドラパやジュナとか)猛攻をしっかり積めなかった時、下振れた時の安定火力択etc…

【番外・ぐるまを選ぶ時】
ドリヤミが相手。ゴルマクが相手。味方キャリーをアサシンからピールしたい時などetc…

大体こんな感じで選んでいます。

【これからのカイリキーに望むこと】

2022/09/02から2024/02/25現在まで、カイリキーにはアップデートが来ていません。その間に様々なポケモンが参戦し、また、環境が巡ってきました。
それによって、昨今のポケモンユナイトではパワーインフレが加速してきており、カイリキーは時代に置いてけぼりを食らう形になってきています。
ここまで散々、カイリキーは火力が高いと説明してきましたが、周囲を見ればカイリキーよりも火力が高く、高性能なわざが揃っているポケモンは多数おり、今時わざわざカイリキーを採用する理由は薄れてきているのが実情です。そもそもポケモンユナイトは昔から序盤から試合を作るアーリー構成が主流なので、レイトキャリーであるカイリキーが好まれない側面もあります。
少しネガティブな話になりますが、アサシンとして見ればバーストが物足りず、ファイターとして見れば継戦能力が乏しい…という風に中途半端な性能に留まっています。今のカイリキーのイメージは多数が「ウルト全振りの一発芸人」みたいな感じだと思います。
なのでここではカイリキーに仮にアップデートを入れるならば、何が望ましいかをファイターとアサシン両方の観点から妄想していきたいと思います。

【インファイトにHP回復効果orシールド付与orCT短縮効果追加】
純粋な継戦能力の向上を図るバフ。そもそもカイリキーはバランス型であるにも関わらず、その性能上、スピード型のような立ち回りをせざるを得ません。それ自体が自分は歪なものだと捉えているのでファイターとしての特色を伸ばすシンプルな調整です。

【クロスチョップの威力を元に戻す】
2021/08/04にカイリキーのクロスチョップは一度ナーフを受けており、素の威力が30%ほど下げられています。当時は環境が成熟していなかった時期でもあった為、地獄車型カイリキーが猛威を振るっており、環境のトップに君臨していました。しかし今現在ではそのナーフが響き、アサシンムーヴをしたいクロチョ型であるにもかかわらず、バーストが急所依存という不安定なものに成り果てています。そこでクロスチョップをかつての威力に戻す事で安定なバーストを取り戻し、かつ急所が出れば低耐久クラスならほぼ瀕死に持っていけるほどの火力を実現することで、昨今のパワーインフレに追いつく調整案です。

【じごくぐるまにシールド効果付与】
じごくぐるま発動時にシールドを自身に付与する調整。
妨害無効とはいえ、低耐久のカイリキーがキャッチしようと前に出ようものなら瞬殺されてしまいます。そこでシールドを付与することで、前線のキャッチ役としての性能を向上させます。

【ごうけつラッシュの秒数短縮】
単純なウルトのバフ。112秒ほどが望ましい。直近で既存のポケモンたちのウルト秒数が順々に見直され短くなっており、取り回しがしやすくなってきています(アブソルは100秒。サーナイトにいたっては89秒)パワーインフレに追いつくためにも、カイリキーもこの流れに乗っていいはずです。当たり前だよなぁ?

他にもここを強化してほしい!とかあればコメントにてお寄せください。
納得できるものは公式フォームから要望を送ってみようと思っています。

【あとがき】

ここまで読んでくださりありがとうございました。
正直もっと書きたいことはいっぱいあるはずなのですが、いざ筆を取ってみると何を言いたかったのか頭がゴチャゴチャになってしまったので、また思いつき次第、追記していこうかと思います。
このnoteを見て少しでもカイリキーについて理解と興味を持っていただければ幸いです。

困ったら筋肉で全てを解決しましょう。


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