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『葬送のフリーレン』の俳句一覧

こんにちは。アニメ俳句部です!

先日、X(旧Twitter)で『葬送のフリーレン』の俳句を募集したところ、94句の俳句が集まりました。この記事では、その俳句の一覧を公開します。

【イサクさん作】
君といて五十年後の流星群
見つけたる自分のための花野かな
身に入むや人も魔族も殺す魔法
秋涼しいざ魂の眠る地へ

【一久恵さん作】
満月に草原の王都安らか
流星や四人ならきれいと語らふ
流星の尾十年の冒険辿る
焚火の促す君に見せたひ花の名
春の雲は送るあてなき旅人
秋川のみづ滔々や師の話
夕焼のテラスのスイーツ女子二人
千年の巨樹木下闇濃し
寝坊助を引きずって行く初日の出
魔女二人冬ざれ待つ地の果てへ

【三尺玉子さん作】
老い深く眠るしあわせ花の雨
愛されているネモフィラの海の底
夏近し空のやうなる三角窩
うしなつて知ること多し帰り花
マフラーの包む緋色の耳飾り
ひたすらに眠るたましひ雪の華

【水蜜桃さん作】
人間をもっと知りたい朧の夜
流星が虚空を碧く染めてゆく
想ふなら時空も超える蒼月草

【草夕感じさん作】
ブロンズの像をあらふや銀杏散る
渓流の岩間をぬける落葉かな
草叢にとびこむ栗鼠を追うてみる
盆の月とんがり耳のピアスかな
秋雲や老人の目はうるみをり
妖精のスカートめくれ冬来る
初雪や妖精の耳垂れてをり
天国の存在談義秋の蝶
魔導書は偽書ばかりなり達磨草
死者たちと語る妖精天高し
魂の眠る花野やふたり旅
僧侶らの酒のむ理由鰯雲

【龍田山門さん作】
君行きし天つ国より星流れ
流星や光る花弁を降らしゆく
長命は寂し無辺の花野かな
空に現る愛しき君の蒼き花圃
残る身の肩に黄落やまずなり
早起きがダメでエルフで寒さダメ

【土佐藩俳句百姓豊哲さん作】
青髪の勇者の瞳秋澄めり
花野風人の心を知る旅へ
白紙にはエルフの耳や秋の夜
新緑や蹄の音と石畳
幾千の流星はしる王都かな
ドワーフの口ひげ長し緑さす
いつの日もエルフが傍に星走る
棺には剣一本秋澄めり
スコップや黒き棺に秋桜
一人ずつ終わりの時が冬紅葉
少しでも生きる時欲し秋ともし
横顔のごとき巨岩や秋澄めり
とりどりの蔵書積み上げ秋ともし
俎板に抜菜を刻む音もまた
あの人の墓石へワイン注ぐ秋
澄む秋の棺に蒼き柄頭
秋夕焼像の周りに碧き花
路地裏に白きローブや夏の海
湯豆腐を咥へ勇者の旅路観て
雪の日のバゲット二つ海の街
ドラゴンの鉤爪弾く秋の空
龍の巣に紅き魔導書秋の空
くだらなき旅に笑ひを秋ともし
白銀の鎧に光そぞろ寒
噴水が四方八方落ちにけり
路地裏に紅きモヒカン秋の日々
ドワーフの腕は細し夏の山
衛兵の兜に光秋の空
コスモスやエルフの耳に紅き紐

【猫髭かほりさん作】
すこやかな死を見届けて花野ゆく

【ノセミコさん作】
回想の多き旅路よ流れ星
秋蝶や勇者もいつか禿げにけり
百年を生きるよろこび冬桜
せんせいを花にうずめる魔法きれい
臨終の目に流星のひとかけら

【広瀬 康さん作】
十年の旅の終わりの流星群
竜の角しまひし箪笥より夜霧
春の土かける勇者の棺へと
ブロッコリ仲間の皿へ連投す
葱を切る音の途切れてじき別れ
秋晴や一番岩を撃ち抜いて
空経由して荷台へと積むかぼちゃ
エルフ知る蒼月草の花言葉
蝶生る別に魔法じゃなくたって
花畑わたしをほめてくれた馬鹿
誕生日だからかたまらなく夕焼
魔法史の本読み聞かす星月夜
腐敗なる封印解けて初嵐
マフラーを巻いて海岸清掃へ
私より私知る君初日の出
葡萄へと酸味を還す魔法かな
過ちは千年先や苗木植う
風光る魂眠る地の対話

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以上です。お読みいただきありがとうございました!
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