チバユウスケ

初めて聴いたのは「誠のサイキック青年団」というラジオ番組のディレクターがおすすめ曲を紹介するコーナーで「キャンディ・ハウス」だったと思う。
とにかくカッコよくて痺れた。
こんなロックサウンドが聴きたかったんだと思った。
70年代、80年代ロックは凄かったんだ、というマウントに「いや、俺たちの世代にはTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTがいるから」と返せた。

「ギヤ・ブルース」という名盤を含め、アルバム9枚と多数の楽曲を残してTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTは解散した。
そのあとのROSSOもThe Birthdayもチバの歌声が聴けるなら、と追いかけた。
ああ、そうか。
尖ったサウンドとこのチバの声に魅了されてたんだなと気が付いた。

そのチバユウスケが逝ってしまった。
ロックスターは早逝して伝説になる、なんて言うがふざけるな。
まだまだ聴きたかったし、何より一度もライブを見ることができなかった。

あの歌声の新曲はもう聴けない。
残念だ。
向こうでアベフトシとゆっくりやってくれてたらな、と思う。

最高だった、お疲れ様。

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